farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

野菜価格に翻弄される

2011-11-30 19:57:38 | Weblog
秋の始まりは野菜の価格は高めに推移し気持ちよく過ごせたが、お天気も安定し、野菜が出始めてくる頃は安め、安めと変化し、それに従い、私の疲れはどっと出る。それが毎年のパターンで慣れてきたはずがやはり、しんどい。
最近農協の直売所も近くに出来て、良かった反面、あっちへ、こっちへと無駄な動きもあり、疲れがピークに達し、今日はお昼までおこたつにもぐりこんでいた。お陰でまた充電でき、元気回復。それにしても毎年繰り返される野菜の価格の不安定に影響を受けて、疲れるのはアホみたいです。
まだ、TPPも始まっていないのに、こんな状況ですから、始まれば大変な事になるのは明らかになると今実感として感じています。国内でも大産地からどっと地方の小さな町にも入ってきて、地元の野菜は安価な価格に悪戦苦戦を強いられています。今まで農業をしなかった方も、余剰の野菜を持ち込み、安価競争に力を加えます。
趣味の方も入ってより複雑になり、売りたいばかりに安価になります。こんな最近の動向で私はぐっと疲れを感じます。
毎日出荷していると、もう疲れが溜まりすぎ、寝るしかありません。半日寝て、回復。また気を取り直し、参戦です。
今年は暖かで野菜も出来すぎ、安価なせいもあります。
そろそろ野菜も少なくなり、これから私の出番の寒くなるのを待ちましょう。
やはりスーパー一本で集中して行こうと考え始めています。
色んな無駄な動きを考えると、これまでのお客さんを大事にするほうがいいと結論的に考えています。
私が作り初めて販売に最初苦戦していたのですが、この間、リクエストと電話があり、元気をいただきました。それはターサイです。ぱーっと開いた葉は元気いっぱいです。この野菜も当地で知られるようになり、ちょっとした喜びです。私のお気に入り野菜です。それにエンダイブ。今軟白中です。クリスマス頃、収穫しようと、フリルいっぱいの野菜を楽しみたいと思います。
これからもお気に入り野菜を私の野菜として大切に育てたいと考えています。
カラフルはスイスチャードも私のお気に入り。

忙しさと疲れでダウン状態から回復すると、玄関のもみじがやっとカラフルなのにびっくり。赤、黄色でいっぱいです。黄色の葉が舞い始めています。
温度が下がっていっぺんに色が変わりました。
木の葉が散ると本格的な冬か。
我が家の玄関は今本当にきれい。真ん中のモチの木は伸びすぎです。
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いよいよ冬の始まり

2011-11-24 19:25:12 | Weblog
季節の変わり目は慣れるのに、いつも戸惑っている私ですが、もう寒さになれました。
案外好きな季節です。風が戸をカタコト鳴らし、冬が来るぞ、準備はいいかい!と伝えています。もうすぐ、近くの三国山も白くなるでしょう。
子供の頃もなんとなくそわそわして、喜んでいたようにおもうが、今初老になっても同じ気分です。そわそわです。

野菜搬入後、中途半端な時間になったので、柿ぼり、とゆずを取りました。
今年もたわわに黄色の実をつけています。
上の方でダリが眠っています。
声をかけながら、収穫です。

風が枯葉を舞い上げ、ひらひら空中を舞って、回転しながら落ちてくる葉を始めて観賞していました。ぐるぐる、竹とんぼが回るように、くるくる舞い落ちてきます。
なかなかきれいで面白い眺めです。
子供の目で見ていました。面白い数分でした。

午後から寒いので、母はお休み。私はホウレンソウ、青ねぎ、白菜、キャベツ、ターサイ、エンダイブなどの収穫、日はすぐ暮れ、大急ぎでの仕事です。
もう寒風での仕事にも体も心を慣れて、母がいない分、さっさと済ませます。
夜ゆっくりラジオを聴きながら作業場で調整。もうそれを終えてゆっくりの私の時間です。

やっと体も冬モードに変わり、そろそろ冬タイヤの用意もしなくては、冬は駆け足で山里に駆け込んできます。雨が降ったり、やんだり、照ったり、灰色の季節の始まり、始まりです。
風の音が冬が来るぞ、来るぞと伝えています。
暖かくして、暖かくして、寒い季節を迎えましょう。
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農林祭が勤労感謝の日に

2011-11-23 20:23:45 | Weblog
雨が心配されたが、お天気になり、東地区にも新たに農協の直売所が出来たのを機会として、今年から市と農協主催の農林祭が東地区で行われ、気持ち良く一日が過ぎました。
今年は農産物、7点、出品しました。白菜、大根、キャベツです。主に生産者は88才の母ですが、それぞれの野菜には、母、私、三人の息子の名前で出品しました。その中で私の名前の白菜が農協組合長賞を頂きました。母の作る白菜は良く品評会で賞をいただいていました。今年は久しぶりの出品、受賞で母には、健康へのいい薬、私にはプレッシャーですl
家を出ると、母はたしかに立派な88才のオバアサン。まるで一見ボケ老女のようにもみえます。
でも、畑に出ると自信を支えにしゃんとして、私にはまねのできぬ働きぶりです。
まさに畑で働くことは、薬です。
そんな意味で、今年出品を促しました。
昨年はもう若い方に譲るようにアドヴァイスしました。ちょっと不満げな顔をしていた昨年。今年は健康保持へのいい薬になったようです。
畑仕事は健康的と実証している母です。
だから、今後も高い目標を持つよう母を促そうと思っています。
母の喜びを奪わないようにと思いました。
今日もを午後からキャベツの定植をしました。昨日は畑をすいていました。農具の取替は補助すれば、全て手早く仕事をしています。
いつまでこんなことが続くのかわかりませんが、これからは母の元気を応援しようと思いました。
元気の秘訣がわかりました。
いつも目標を持つ。
母に代わり、私が表賞状を頂きましたよ。


今日は老女二人、疲れましたが、いい刺激になり、畑へ田んぼへいろんな課題をもって向かいます。
私は市長賞を受賞された方の玄米に関心をもち、来年へのいい米作りが目標です。
気持ち良い疲れに浸っています。
頑張り屋の88才の母の白菜受賞の感想です。
入ればを外してしまった母、入れればもっとはつらつとするのにと思いますが、もういいそうです。もったいないーーーー。
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末っ子の手伝い

2011-11-15 21:57:11 | Weblog
早く帰ると言っていたけれど、日日の疲れで寝てしまったと、予定より遅く帰ってきてくれました。
目的は、モチの籾摺りです。
順調に行くように見えたが、詰まらせて戸惑っていたが、何とか自力で回復させて、モチが玄米になりました。
乾燥機のコシヒカリはまたの機会にすることになり、柿ぼり、ダリのお墓参りをしてから、藁を収納の仕方がまずいので、やっと簡単な屋根を作ってくれました。
材料を買って、二時間くらいで仕上げてくれました。これで雨から藁をしっかり守れます。でも飛ばないように、針金で私が明日固定します。
これで雪が降っても大丈夫。
男の子はすることが早い。
感心します。沢山持って帰れる様に柿をぼってやったのに、ほんの少しだけ持って帰り、ぼりすぎました。今年は柿が沢山なって、サルや熊の害もなく、きれいになっています。
食べきれないので、スーパーに出そうかな。
久しぶりに帰ってきた三男。
大仕事をして、また京都に戻りました。
長男、二男はなんとか、納まり、次は三男。
いい人にめぐり合って欲しいものです。
この間まで、良く心配させてくれたのに、もう一人前、頼もしくなってきました。まだ暫く、お母さんができそうです。
彼の小言を静かに聞いています。
反抗すると、また怒るので、しずかに、おとなしく私らしくなく、見守っています。
思春期には、ずいぶん振り回されたけれど、今は一人前の男になり、ほっとしています。
無事に帰ったかな?
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いやに目につくラブラドール犬

2011-11-11 21:46:09 | Weblog
暑い夏、ラブラドールのダリを失い、少し彼女がいない生活に慣れたが、やたら散歩中のラブラドールの人懐っこい姿が目につく。犬に話しかけると、喜び、背中をむけて座ったり、寄ってくる。ダリの目とそっくりです。話も理解しているようです。
今度、犬を飼うとしたら、ラブラドールのチョコレート色と決めています。
名前もダリ。。。。としましょう。
人形のような小さな犬は物足りない。
新聞記事もラブラドールのものに目が留まり、
まるで、ダリが私をさがしているようです。いやいや、私がダリを捜しているのです。


さて、さて、本業の農作業で忙しく、スーパーのインショップに野菜の搬入を再開しています。再び野菜の価格に敏感な日を過ごしています。
野菜の成長は著しく、逞しくですが、温度が上がると、白菜は締るのを忘れてぼわーとしているようです。
白菜、ダイコン、丸ダイコン、青ねぎ、カブ、ホウレンソウが毎日です。
それに加えて、私のサラダ野菜やミズナ、ターサイなどが加わり、軽トラック一台が毎日のようになり、忙しい。調整に時間がかかり、大変ですがラジオを聴きながら、せっせせっせと仕事です。

今日、包装資材を買いに出かけると、町は大変不景気だとのこと。
三月の東北の事故以来、その陰は、こちらにも大きな影を落としているようです。
特に飲食関係。多分原発関係の方々の動きが鈍くなっているのでしょうか?お隣の原発がある高浜も、とのことなのです。


でも、農業だけは、何時も忙しい。この忙しさを有難いとおもわないといけません。元気で働ける事は、有難いのです。
そんな不景気も知らず、ありがたいです。
毎日の食生活はだいじなのです。生きる糧ですもの。
TPPでにぎやかな毎日ですが、今は豊富にある食、今後どうなるかと心配です。
外国から安価なものが流入して、どんなものを食べなければならないのでしょう。
顔が見えて、地場の新鮮な野菜が食べられるのは幸せなことなんです。
でもこれまで、私はそんな風に当たり前すぎて考えなかった、これからは本当に大事なものを守らなければ、誰も守れない。
どんなものを食べさせられたり、十分な食料が約束されるのでしょうか、この島国に!
お隣の中国、韓国、北朝鮮、ロシアに囲まれて、大丈夫なのでしょうか?
世界の人口は増え続け、日本にまで回ってくるでしょうか?
家族や日本の人を養える農業が健在であってほしいが、資源の無い国なので、国を開いていかなければいけないのでしょうか?
安心できる食料だけは守って行きたいと願うけれど、大きな流れにどう対応できるのか、心配。
どうなっていくのでしょうか?
やっとTPP問題が表面化してきましたね。
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東京から帰宅

2011-11-09 23:42:49 | Weblog
初めての経験を終えて、やっと、田舎に戻ってきました。
無事長男の結納も済ませ、やれやれでした。
朝待ち合わせの時間にぎりぎりに到着、まだお祝いのお酒が買えていないとのこと。
何をしとるん?
相変わらず、のんびりしている息子にいらいら。
今は特級酒、一級酒の名称は無いそうで、わからなかったのことでした。
急いでデパートで京都府下産のお酒を買い、お宅に伺う。
東京の山手の閑静な住宅へ。結納が終ったとたん、蒸し暑いせいもあり、汗が顔に。
そんな自分に更に、汗がでる始末でした。
慣れぬ式を終えて、ほっとしました。

今回は何処へいくでもなくおとなしく、妹宅でゆっくりおしゃべりをして過ごしていました。ゆっくりゆっくりでした。

やっと長男も落ち着いてくれて安心で、これでお嫁さんにバトンタッチになります。
縁を大切にして二人には幸せになってもらいたいと、今回も便利なバスを利用しました。
乗換えがないので、ただ寝ていれば、起きれば、目的地着なのが便利です。
次は結婚式。来春にまたバスか、二男、三男達と車で出かけるかもしれません。
すぐです。
今年は長男、二男が落ち着いてくれて嬉しい年末がおくれそうです。

帰って、駅前を散歩中のラブラドールが犬が目につき、話しながら、ダリのことを思い出しながら、今度飼うだろう犬もやはり、ラブラドールのチョコレート色、名前はまた、ダリにしようかと、散歩中の久太郎と言う、名前の犬と歩いて車に到着。

無事、帰って、また、農作業のまつ生活に戻りました。
ホウレンソウは待ちきれず、大きく伸びていました。
これからは軽トラいっぱいの野菜と勝負の毎日。
がんばりましょう。


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たわわな南天の実

2011-11-03 07:29:37 | Weblog
南天の実が印象的な今年です。
二人の息子が結婚にたどりついてくれて、尚さら、南天の実にこれからの子供達の幸せを託したい気持ちです。
入り口の山茶花が一輪だけピンク色の花を咲かせ、祝ってくれているようです。
今パイナップルセイジの赤、ラベンダーセイジの紫色が咲き乱れ、私の心を写しているようです。もうすぐ古い二本のもみじの葉も紅葉して、玄関先もはなやいだ時期を迎えます。
今年は花の色に寄せる気持ちは、ゆとりがあり、うれしく愛でています。


あと一人、末っ子がいるので、お母さん、まだまだ頑張りますよ。



一時農作業は、臨時のお休み。

東京から帰ってくると、秋野菜が大きくなって待っているはずです。
息子達と再び、モチや乾燥機に残っているコシヒカリの籾摺りも待っています。
まだまだ、いそがしい秋です。


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