先週、散歩の途中で出逢ったワンコ仲間の奥さんから、ニボシの話を聞いた。知り合いのところにいて19歳まで生きたワンコに、ずっとニボシを食べさせていたので、死ぬまで歯が健在だったという。だから、彼女も飼っているチワワに、散歩のときに煮干しをやっているというのである。
それではさっそくルイにも煮干しを買ってやろうと思ったものの、連日の雨でなかなかスーパーマーケットにいかれなかった。煮干しなら近所の店でも手に入るが、これは人間用のものであって、犬や猫用ではない。
気になるのが“塩分”である。今日買った煮干しは「ペット用」ではあるが、買ってから急に迷いはじめた。ペット用だからといって、塩分がまったくなくなっているわけではないだろうからだ。原材料となっているイワシは、海から揚げた魚である。当然、塩分とは不可分だ。
イワシが日本近海でとれたものだろうと、外国でとれたろうと、塩分の心配は変わりない。煮干しが入っている袋に印刷されているように、「カルシュウムがたっぷり」なのはたしかにおおきな魅力である。
せっかく買ってきたけど、やっぱり、ペット病院の先生に訊いてからルイに与えるかどうかを判断したい。歯が強くなるのがほんとうだったら、捨てがたい魅力である。でも、塩分は犬や猫の大敵のはず。
ルイよ、とりあえず「お預け!」だ。