愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

梅雨の中休みくらいほしい

2021-07-07 18:26:31 | ルイとの日々

 雨が上がっているからと油断したのがまずかった。夜明けから外はガスっていたので、雨よりも、もし、晴れたら暑かろうと反対のことを心配ながら6時前に散歩に出かけた。

 歩きはじめてすぐ雨が降りはじめた。ルイを置いて傘を取りに戻ったが、たいした雨ではなかろうと、ルイの、やっと乾いたカッパは持っていかなかった。やがて雨は本降りとなり、ルイは濡れるのにまかせて散歩を強行せざるをえなかった。

 朝の散歩としてはいつもより1,000歩ばかり少ない3,500歩のコースを歩いた。ルイが歩くペースはいつもと変わらないものの、「雨だからオレはもう歩くのはイヤだぜ」とばかり、最初は抵抗をみせた。
「そうはいっても、おまえ、出すものを出さないとまずかろう」なんてなだめながらの散歩となった。

 もし、傘がなかったらぼくはびしょ濡れになっていただろう。それほどの振りになっていた。だが、ルイのほうはしっとりと濡れた程度ですんでいる。身体をぶるぶるとやって毛に乗った水滴をはじけるからだ。人間もあのぶるぶるができたら、さぞや気持ちいいだろうと、いつも思ってしまう。

 それにしても、この雨模様はいつまで続くのだろう。梅雨が上がれば、くそ暑い真夏がやってくる。だから、「梅雨よ、早く明けろ!」とは願わない。ただ、連日の雨でぼくはいささかまいっている。
 ひたすら蒸し暑いだけの油照りは困るけど、犬たちのためにも梅雨の中休みくらいあったっていいじゃないかと、恨めしげに空を見上げてしまう。