どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バタリアン リターンズ」

2006年08月23日 | 映画
久々に「バタリアン リターンズ」を見直す。バタリアン・シリーズの3作目。
前2作とは印象の違うユーモアの要素の少ないちょっと暗い内容の映画だけど、良い映画でした。印象に残っているのは女ゾンビだけでしたが、この映画の良い所はその脚本です。ゾンビになった者が単純に凶暴になり人を襲うというおきまりのパターンじゃなくて、なんとかゾンビになっても人間らしく振る舞おうと苦しむ女ゾンビのキャラクターがとても切なくて良かった。途中出てくるリバーマンというキャラだとかとても前向きで良い話です。血みどろな映画ですが、本筋は純愛恋愛映画ですよ。これ。酷い実験を行なっていた軍隊の連中にも最後はゾンビが反撃したり、悪人をやっつけたり、完全超悪?な展開も悪くない。最後は切ないけども、良い映画。なんか好きだな。この映画。
しかも女ゾンビが美人でセクシーで格好いい!

軍人の親父に引っ越すから彼女と別れろと言われた主人公の男は彼女と駆け落ちしようとバイクで逃亡。
しかし、事故る。そのせいで死んだ恋人を軍の秘密基地の実験場でゾンビとして蘇らせてしまう。
ゾンビ化した彼女は空腹感でいっぱい(何故ならゾンビは生肉が食べたくてしょうがない。)
だけども愛する恋人を食べたくないので彼女は空腹感を痛みで紛らわすのでした。
それで、最後は全身に針やら釘やらガラスやらをピアスみたいに付けて登場するのでした。

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「セシル・B・ザ・シネマ・ウォーズ」

2006年08月23日 | 映画
早朝にDVDで「セシル・B・ザ・シネマ・ウォーズ」を見る。ジョン・ウォーターズ監督作品。一度、劇場で見てはいるが期待した割にはイマイチだった印象もある。だけどブットンだ映画で無茶苦茶だった面もあり、そこはなんだか好きでもう一度見直してみたくてしょうがない映画でもあった。久々に見直してみて大きな映画に対する評価は僕の中では変わらなかったが、ちょっと好感度アップかな。
映画作りに対してのテロリスト?を描いた映画。やりたい事や気持ちはなんだか通じる面もあり見ていて楽しい。お下品でアクション満載の娯楽映画。中途半端でくだらない内容のハリウッド超大作映画を見るよりは楽しめる内容。音楽もいいし、キャラクター達もくせ者揃いで生き生きしている。大筋は過激なバカ映画集団の狂った内容だが、その所々に映画作りをしているインディーズ魂?みたいな共感出来る感覚もあって、ちょうど僕も今、狂った映画作りをしているからか、なんだかいいなぁ~と思ったり。劇中に出てくる映画作りの色んな発想は面白い。しかし、編集の事を全然考えてないみたいな撮り方を行なっているので完成させる気があるのか見えてこない。撮影さえ終われば映画は完成だ!みたいな所がこの映画で僕にはちょっとつまらない所。完成させて欲しかったよ。
映画バカ集団のそれぞれに彫られた入れ墨が面白い。僕なら誰の名前の入れ墨入れるんだろう?って想像した。JOE DANTEかな。

「我らに力を!腐った映画に死を!」「メジャー映画の支持者に死を!」

自主映画作ってるような僕みたいな映画バカ(アホ)連中は一見の価値のある映画だと思います。SCUM(クズ)な映画を愛する人は是非!

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