どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

B.DASH上映会

2007年02月18日 | 自主映画
昨日になるけどB.DASH上映会というイベントへ高田馬場まで行ってきた。BABACHOPシアターって所へ。
初めて行く場所でしたが、なんか昔、ここら辺に来たような・・と思い出し、まさにその辺に会場はありました。少し遅れて行ったのですが目当ての2本目の映画の上映には間に合ったと思ったら・・まだ、1本目も上映してなかったらしい。どんな進行をしてるんだ?と思いつつもまぁ、お陰で最初から観れるので良かったけど・・。今回、この上映会に来て思ったのは進行がダラ~ッとしてるというか、いい意味では余裕があっていいのだが、悪い意味ではグズグズな感じがした。役者集団とかが母体になってるとも聞いていたので、何か進行なんかにもエンターテイメント性というか、そういうちょっとしたものも期待していたのだが。ちょいと初めて見に行った者にはどういう流れになってるのかが掴みずらかったです。後で聞いたらスタッフさんが殆どいないみたいな感じでした。それなら仕方ないかなぁとも思えましたが、真面目すぎる気もしました。
でも、色々と大変なのは分かるし応援したい気持ちであります。椅子は凄く良かった。
さて、今日見た映画についての感想を。

地場博文監督「a cafe tale」(27分)
映像のトーンの加工がいい感じ、役者も悪くないけども、なんか全体的に集中出来ないというかノレなかったのは何故だろう?最後まで見てやっとなる程、そういう事か・・と納得出来るんだけど。途中経過はただ見ていたという印象。
 
山岸信行監督「荒野のアリス」(48分)
今日はこの映画目当てで観に行った訳だが、8mmでこの尺の映画を作ったというパワーには脱帽。山岸監督の作品は何本も今までにも見ているが、その中でもかなり彼らしさの出た映画であり面白い映画だったと思う。映像のせいかかなり古い時代に作られたような印象を受けるが案外最近の映画ではある。だけども古き良き映画愛に溢れた映画という感じがしました。ホラー映画が本当に好きなんだなぁ~と思える所や何故かウエスタンな部分が出てきたりするのが、ニヤリとさせる。常連役者の主演女優さんもとても良かった。
8mmでの上映ならば映像はもっともっと美しい筈ですね。音はまぁまぁでした。

マッドシティ監督「変態電車」
凄く笑えると言われて観ると、そんなに笑えない。たしかにクスクスッと笑える要素はあるんだけども、場の雰囲気としてはみんな寒~く引いてたね。上映の進行等の持って行き方しだいでウケ方も変わる作品だと思う。スゲーくだらない映画。だけども変なテンションのナレーションは可笑しい。

阿部誠監督「スマイル2」(20分)  
長いカンフーアクション予告篇もインパクトがあったが、本編である作品はアクションものではなくてチャップリンみたいな映画でした。作りは粗いし映像も荒いんだけども監督・主演の人のキャラと動きが良くて、なかなか好感触な作品でした。全体的に編集が長い印象でしたが、物語がやさしくて見やすい映画でした。

今井洋祐監督「SEED」(5分)
映像はちょっとオシャレ系だったような・・だけども見終わっての印象っていうのが不思議なぐらい何も残っていない。

上映終わって山岸監督ら数人と共に居酒屋へ。久々に飲んで映画の話なんかに花を咲かせました。禁煙もなんとか持続出来ました。

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