「スターシップ・トゥルーパーズ３」

今日は朝からアシスタント仕事。本日朝までコース予定だったのだが、なんかやるべき事そんなに無くて本編集は別日にあるという事で仕込み作業のみ。作業の合間に折角の日曜日で機械も比較的空いてるので過去に撮ったビデオを２本miniDVテープにコピーした。知人のライブビデオと某演劇のオープニング用のプロジェクション素材です。懐かしい映像をデジタルで記録して残せました。さて、お仕事の作業は思ったよりも早く終わり、早く帰る事が出来た。帰りに新宿へ寄り、映画を観に行く事にした。
見た映画は「スターシップ・トゥルーパーズ３」です。この映画のシリーズはずっと劇場で見ている。
パート１が大好きで、パート２も結構好きな映画。どちらも風刺が効いてるというかバカバカしい面もあって面白いのです。パート１はそのバカバカしさの中の青春残酷ラブストーリーと圧倒的なバグの映像が良かったし、パート２はチープになったけど皮肉な逆説反戦映画としての面が好きだった。
そしてこのパート３ですが予想した通りチープさというか、ビジュアル面でもう一押し欲しいけどもそこに至って無い感じがするのですが、皮肉な内容の台詞や物語とかが部分部分で笑えてしまう程、効いていて良かった。
大きな筋というか馬鹿にした感じが良い所。しかし途中、間延びしてダルくなってしまう面もあり、最後はパワードスーツが遂に登場。そんなに見せ場は無かったですが結構盛り上がりました。その前の検査の場面とか登場シーンとか出て来るまでが特に良かったな。軍国主義な面とか宗教的な面とか人を洗脳するような面の描き方が面白いです。まぁこれはパート１からやってる事だが、くだらない風刺的コマーシャルも面白いです。
今回は変な頭の悪い主題歌というかプロパガンダ・ソングがあったりして笑えた。これらは笑えるんだけども、実際は恐ろしい事でもあります。映画では分かりやすく描いてるから笑えるけども実際には同じような事が巧妙にさりげなく行われてるのもあったりするし。政治ってそんなもんよね。日本は政治の金の問題とかが汚いね。
映画は少々、退屈な部分も目立つけど、逆に皮肉の効いたシナリオの良さも光るそれなりに楽しめる娯楽作でした。合成やCGの出来は全体的にイマイチ。ラストのいい場面の合成の髪の毛とかのエッジは厳しかったなぁ。長い場面ではあったがもう少しなんとかなったんじゃないのか？とか、厳しい素材だったのだろうか？時間と予算が無かったんだろうな・・・。等と同じ仕事してる者からの見方をしてしまいました。
帰りに神座ラーメンを食べた。キムチをトッピングして。美味しかった～。スープも飲み干しました。