どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バニシング・ポイント」

2008年09月23日 | 映画
久しぶりにカーアクションものの映画が見たくなりBOOKOFFで衝動買いしたDVD「バニシング・ポイント」を鑑賞。 あんまり台詞は無く、物語性も無い映画ですが色々と無口ながらも伝わるものもある映画です。何よりもこの映画の魅力は走り続ける車の姿、それがいる風景です。そして音楽もいい。流石に途中だれるような所もありますが、なんともいえない良さのある映画です。ラストは知ってるから衝撃は無いものの、初めて見た時の驚きと妙な空虚感みたいなものは思い出されます。今でもこの自殺的行為を美化したりするような気持ちはありませんが、なにかその昇華する生き様じゃないけど、気持ちみたいなものは分かるようになりました。
アメリカ社会の暗部に対しての怒りともなんとも言えない空虚感みたいなものへの反抗じゃないけど、何かむしゃくしゃしたものっていうのは今の日本の社会に通じるものがあるように感じるし、その感覚や行動はある種、たしかにヒーロー的にも写ってしまいますね。
この時代のカーアクションものの名作を色々と見直したい気分です。

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「パコと魔法の絵本」

2008年09月23日 | 映画
今日の仕事は大変な合成は無くなったという事で別日にまとめて仕上げようという事になり急遽お休みに。
良かった~と良く寝て静養する。肩こりの痛みは直らずですが休養出来た。
そして夜から外出して映画「パコと魔法の絵本」を見に行きました。予告篇を見てそのポップで明るい世界感にスゲーなぁと思いつつ楽しみにしてた映画です。見終わっての感想はとにかく凄い映画でした。今年、一番泣かされてしまった映画になりました。なんか舞台っぽい感じもしましたが、変なキャラばかりが出ていてそれぞれの個性が面白く、見ていて飽きない世界でした。流れるように展開する摩訶不思議で無茶苦茶な世界に惹き込まれてゆき、嫌~なじじいにちょっと嫌~な気分にさせられたかと思ったら、じじいに感情移入でほろりとしたり、ヤンキー看護婦の気持ちも伝わったり、単純にくだらないネタに笑ったり(彦麻呂にはウケたなぁ。)なんか悔しい程に見事に演出の術中にハマっちゃった感じでした。ラストも泣けるとは聞いていたけど、見事に泣けちゃいましたし、なんか久しぶりに映画館で2時間の間、映画の世界へどっぷり浸かっちゃったという感じです。いい映画でした。
CGや合成も見事に世界感を作り上げていて圧倒された。会社の頑張ってたスタッフの姿を影で見ていたのも、ちょろっと素材状態のものも見てたから、その仕上がりにはどうしても眼が行っちゃったりもしたし流石だなぁ~と思ったりも。知ってるからこそ、僕にはそこだけは映画にすんなり入り込む妨げにはある意味なってんだけども感動にも一役買ってたとも思う。
音楽も盛り上がり良かった。だけどコレどこかで聴いたような印象だ。とずっと気になってたんだけど途中で気が付いた「グーニーズ」で似たような盛り上がる曲があったように思う。音楽と映像の盛り上がりっていうのはセットで記憶に残ってるもので、たしかスロースという良い怪物?が活躍する時にかかったと思う。
今回はゲロゲーローなカエルくんが活躍する時に効果的に流れて盛り上がりました。


映画終わってはなまるうどんにて夕食を。大盛りうどんを食べる。お腹いっぱい。

帰りにBOOKOFFに寄り道してDVD「バニシング・ポイント」と中古パンフで「ファンタズム」「ミッドナイト・クロス」を購入。セブンイレブンでスナック菓子やドリンクを買って帰りました。
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