先日、某映画のカメラマンと食事していてこの映画の話になり見たくなっていた「ツリー・オブ・ライフ」を鑑賞。
内容の予備知識は殆ど無しで見た。凄く完成度の高い映像と美しい音楽で映画を見るというよりも何か体験するような映画でした。物語はあまり明確な起承転結みたいなのはなくイメージ映像のような印象の部分も多いが、ちゃんと登場人物に感情移入も知らぬ間に出来ていて色んな事を思い出したり考えたりしながら映画の世界に入ってゆけました。
何か子供時代の空気というか自然の匂いや感覚も蘇ったりもした。
最後はちょっとどういう事だったのかよく分からないというか理解出来ていない感じも残りましたが、何か別の説明出来ない感情というか感覚は凄く残って特殊な映画体験をしたという感じでした。
台詞はそんなに無く風景とか宇宙の映像とかそんなのが続くシーンが多いが映像が美しく音楽も良くてただただスクリーンに吸い込まれるように見る事が出来て眠気を誘わない絶妙な編集と明るい場面、暗い場面のメリハリなんかもあって集中出来た。撮影もすべてのシーンでデリケートで美しい映像で見事でした。
この作品は映画館の暗闇の中でじっくりと見るのが良い映画だと思います。ハリウッドの娯楽作のようには物語は明確ではないけれども映像を見て感覚だけで感じる何か強いものが感じられると思います。
テレンス・マリック監督の「シン・レッド・ライン」は恐ろしい感覚も覚えているが回想場面の美しい感覚も覚えている。その感覚が全編に渡り感じられて更にもっと大きな予想もしないスケールのものまで見せてくれる映画でした。
色んな場面で色んな想像が出来て結構色んな結末や展開が想像出来たのだが正解不正解とかいう次元じゃなく何かもっと大きな何かで包まれて終わりました。逆の言い方をするとそういうドラマ的な説明は一切なくどうとでも取れるとも言えるかもしれません。
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内容の予備知識は殆ど無しで見た。凄く完成度の高い映像と美しい音楽で映画を見るというよりも何か体験するような映画でした。物語はあまり明確な起承転結みたいなのはなくイメージ映像のような印象の部分も多いが、ちゃんと登場人物に感情移入も知らぬ間に出来ていて色んな事を思い出したり考えたりしながら映画の世界に入ってゆけました。
何か子供時代の空気というか自然の匂いや感覚も蘇ったりもした。
最後はちょっとどういう事だったのかよく分からないというか理解出来ていない感じも残りましたが、何か別の説明出来ない感情というか感覚は凄く残って特殊な映画体験をしたという感じでした。
台詞はそんなに無く風景とか宇宙の映像とかそんなのが続くシーンが多いが映像が美しく音楽も良くてただただスクリーンに吸い込まれるように見る事が出来て眠気を誘わない絶妙な編集と明るい場面、暗い場面のメリハリなんかもあって集中出来た。撮影もすべてのシーンでデリケートで美しい映像で見事でした。
この作品は映画館の暗闇の中でじっくりと見るのが良い映画だと思います。ハリウッドの娯楽作のようには物語は明確ではないけれども映像を見て感覚だけで感じる何か強いものが感じられると思います。
テレンス・マリック監督の「シン・レッド・ライン」は恐ろしい感覚も覚えているが回想場面の美しい感覚も覚えている。その感覚が全編に渡り感じられて更にもっと大きな予想もしないスケールのものまで見せてくれる映画でした。
色んな場面で色んな想像が出来て結構色んな結末や展開が想像出来たのだが正解不正解とかいう次元じゃなく何かもっと大きな何かで包まれて終わりました。逆の言い方をするとそういうドラマ的な説明は一切なくどうとでも取れるとも言えるかもしれません。
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