どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「終戦のエンペラー」

2013年09月06日 | 映画
ずっと気になってて見たかった映画「終戦のエンペラー」が近所の劇場で今日が最終日という事で観に行きました。
ハリウッド映画なんだけど邦画を観ているかのようで、しっかりと日本が描けていたと思った。
どこまでが史実通りなのかとかは分かりませんが濃厚で見応えある映画でした。
色々と映画っぽい展開は気になりましたが映像や台詞ではない日本の心じゃないけど言いたいけど言わなくても伝わる何かみたいなものが感じれた。
知らなかった事も知れた。
有名なラジオ放送の言葉の意味というか込められた想いをやっと理解出来た気がします。
戦後生まれの世代にとっては主人公のアメリカ人を通して当時の事を知るのに分かりやすい映画ともなっており文章とかで読んでなんとなくは知っていたような事も理解しやすく良かったです。


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「ホーリー・マウンテン」

2013年09月06日 | 映画
ブルーレイで映画「ホーリー・マウンテン」を久々に鑑賞。最後以外は殆ど忘れちゃっていたのだが面白かった記憶が残っていて「エル・トポ」よりも好きだった映画。
初めて見たのはたしか大学の図書館のLDだったと思う。
久しぶりに観たが、なんか現代アートみたいな感じで映像と美術が素晴らしくユニーク。ちょっと変な宗教っぽいけどなかなか鋭い視点と皮肉なんかも感じられる。しかし、物語の内容は正直良くは分かりません。
ラストのズームバックが記憶に残る良い場面だが覚えてた印象とは少し違った。なんにせよ最後に映画の世界から現実の世界に出よう。戻ろうというような何か前向きな感覚を感じれはしました。
映画は色々ともっともらしい事を描いたり説明していても所詮は全て嘘で虚構だという真実が出ている。
映画は嘘を楽しむものでもあり、その中から何かを感じ取ったりするものですが。作り手の情熱みたいなものは伝わるものも多いですね。そんな所が好きだったりします。
タロットだとか色々と深い意味を込めているらしいが理解出来てないので音声解説付きで最初から見てみると色々説明されていて興味深かったが、また今度じっくりと解説付きで見直したいと思います。
意味が分からなくとも映像やイメージだけでも見応えある変な映画です。
この手の映画ではデニス・ホッパー監督の「ラスト・ムービー」も好きです。


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