どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」

2019年10月21日 | 映画
映画「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」を鑑賞。中学・高校の頃に色々な映画を観ていた時期に凄く美人で演技も上手い素敵な女優さんだなぁと大好きだったイングリッド・バーグマンのドキュメンタリー映画です。本人の日記やホームムービーに子供達の回想話等で綴られる内容でカメラで撮り撮られる事が好きだったという貴重な映像が沢山見れたのが良かった。そしてざっくりとは知っていたけど何度も結婚した恋多き女だったという詳細が改めて初めて知れた事とかエピソードが盛り沢山で興味深く見れました。イメージダウンしそうな部分もありますが女優として新しい事に常に真剣に挑戦する姿勢や勇気に影響を与えた人々との出会い等が知れて人間味を感じられたり子供達が可哀想にも思えたり複雑な部分もありつつ凄い女優で母で女だったんだなぁと感じました。若い頃の美しさは今見てもハッとするものがあり歳を重ねてからの自然な姿も素敵でした。とても笑顔がキラキラしていてエンディングの音楽が入る所での映像のノスタルジー感と不思議な幸福感のようなものが心揺さぶられました。
見た映画は結構忘れているものが多いですが何作かはDVDで購入済みなのでまたちゃんと見直してみたいです。


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「恋するリベラーチェ」

2019年10月21日 | 映画
映画「恋するリベラーチェ」を鑑賞。
コメディー映画だと思って見始めたのですがゲイの人気ピアニストのシリアスな物語でした。「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーのゲイのオブラートに包んで描いたような部分が赤裸々に描かれているような内容でした。時代的にも知ってる時代が描かれていてフィクションだと思って見ていたのですが実在した人物の伝記映画なのでした。後で調べるとテレビ映画のようです。主演はマイケル・ダグラスにマット・デイモンという豪華キャストでメイクとかも良く出来てて何気に最後まで飽きずに見れちゃう映画でした。監督はスティーブン・ソダーバーグで実にそつなくしっかり仕上げていますが特別面白いとか感動するとか印象に残るようなものは感じられはしませんでした。役者の芝居は見応えありました。そしてゲイの恋愛ってあんな感じなんだ…という事が知れた。マイケル・ダグラスはセックス中毒で話題にもなってたりしたから役と本人の悩みに重なる皮肉なユーモア感じる部分もありロブ・ロウも出てたりとキャスティングの面白味とマット・デイモンの上手さが光ってました。
カミングアウト出来ない時代性も感じられました。少しは事前に情報入れて見た方が良かったかもと思う映画でした。


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