どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「スカーフェイス」

2019年10月04日 | 映画
アル・パチーノ出演の映画「スカーフェイス」をブルーレイで買い直して大画面で7.1chサウンドで鑑賞。音は音楽はデカかったけど台詞は小さい印象だった。なのでセンターだけ少しボリューム上げました。サラウンド感はなかなかあり後方スピーカーの音が結構大きく出てたりもしてました。映像はそこそこ良かったんだけど字幕焼付きスーパー類が無い白完状態だったので日本語字幕だけ出るとかなんかしっくりこないものがありました。DVDのマスターの方がそこは良かったな。
さて映画は3時間近くありなかなか通しで見直す事は無かったので久しぶりでしたがパチーノのやり過ぎとも思えちゃう程のドスの効いた芝居と表情は見応えがあり飽きずに見入ってしまいました。デ・パルマ監督のサスペンス感溢れる演出にも引き込まれます。
内容は既に知ってるのだけど知ってて見ても面白いです。というか妹との後半の悲劇的な展開は音楽も切なくて涙が出てきました。チンピラ上がりの成り上がりギャングで最低な面が目立ちましたが最後は根っ子にある人間らしさや愛情感じられる部分や共感出来る部分もあって切なくも破壊の道へまっしぐらな姿は複雑ですが格好良くも可笑しくも悲しくもクレイジーでもあり良かったです。最後の銃撃戦は壮絶な破滅の美学のようなものも感じれて好きなシーンです。ジョルジオ・モルダー節満開な音楽も大好き。
久しぶりに見直せて良かったです。




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