どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ボリジョイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏」

2019年10月23日 | 映画
映画「ボリジョイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏」を鑑賞。バレエについては詳しく無くそんなに興味も無かったのですが見てみました。ロシアのボリジョイ・バレエ団で起こった芸術監督が硫酸を顔にかけられるというショッキングな事件についてとバレエ団の実情を描いたドキュメンタリー映画でした。事件も知らなかったしバレエ団の裏側もよく知らないので色々と興味深く見れた部分はあるのですが全体的に芯というものが感じられず何を描きたいのか?がはっきりせず全ての事柄が中途半端で結論が無く見終わって何だったんだろう?みたいな映画だと感じました。
厳しいバレエの世界の裏側は「ブラックスワン」なんかの映画の方がしっかり描けていたしセンセーショナルに煽る事件の詳細は曖昧に終わり別な話題なんかが沢山挟まるので何だかよく分かりませんでした。
色々と闇がありそうですが誰が悪いとか何とも答えの出せない事情とかありそうです。ワイドショー的な内容のドキュメンタリー映画でした。
描きっぱなしで興味を煽って答えを出さない感じね。バレエ好きな詳しい人とかが見ると見方も違うでしょうがどうなんでしょうか?


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「ふたつの名前を持つ少年」

2019年10月23日 | 映画
映画「ふたつの名前を持つ少年」を鑑賞。詳しくは内容知らずに見たのですが実話を元にした作品で作りもしっかりとした厳しい戦争時代に逞しくもキリスト教絡みの親切な人々に助けられながら生き残ったユダヤ人少年の物語でした。次々と色々な事が起きて流れるように展開しますが途中で少し睡魔に襲われてしまいました。犬が殺されてナチスに捕まった辺りから川で逃げる所までが記憶に無く気がついたら片腕が無くなっていました。なので後からその部分は見直したのですが少し睡魔に襲われたと思ってた箇所は30分くらいあった事に驚きました。
撮影が綺麗でVFXも上手く使われていて格調ある仕上がり。内容的に重いのもあり大ヒットするような映画ではないとは思いますが実に良い映画でした。主役の子役の芝居も見事でした。
しかしSSナチス親衛隊は恐ろしい存在でしたね。そうじゃない人も描かれていたのは良かったし親切な人々だけじゃない人も描かれていたのも良かった。エンディングに登場する人は実在の本人でしょうか?重たいまま終わらずに見れたのも良かったです。


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