「Outer and Inner Space」

YouTubeで気になってたけど見た事無かったウォーホルの映画「Outer and Inner Space」を鑑賞。主演はイーディ・セジウィックです。二重露光か合成だと思ってた画面の中に2人いるイーディの映像はテレビに映された横顔の映像の前に座ったイーディを撮影しただけだと分かりました。その映像が左右にプロジェクションされてて正にウォーホルの絵画の映画版といった感じでした。ずっと色々と喋っているのですが英語で字幕無いから意味は良く分かりませんでした。だけど素敵でコロコロ変わる表情をグダグダと眺めていてもそれなりに見れました。面白かった瞬間はテレビの中のイーディがクシャミをして、その音に驚くテレビ前のイーディの反応とその後にクシャミが止まらなくなる所でした。
この映画の1番の見所かな。
テレビの中と外の会話とかって僕も「テレビマン」という映画で作った事がありました。

「最終絶叫計画」

DVDで久しぶりに「最終絶叫計画」を鑑賞。「スクリーム」や「ラストサマー」や「マトリックス」とか当時流行った映画のパロディ満載の下ネタ多めなお馬鹿コメディ・ホラー映画です。
公開時に劇場で見て楽しめたのですが今見ると古い感じがして新鮮な面白味には欠けた印象。だけど下らないギャグは知ってても笑えました。
アホらしい事を丁寧にしっかりと作り込んでいて完成度の高い映画です。
主演女優のアナ・ファリスのコメディ演技が冴えてます。どんな役柄でも大真面目に分かりやすい表情で演じているのが良かったです。
似たようなタイトルでいくつもパロディ映画が当時量産されてましたが他には2本くらい見たかな。だけど1番印象に残っているのは今作でした。