どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「海辺のポーリーヌ」

2020年05月28日 | 映画
エリック・ロメール監督の映画「海辺のポーリーヌ」を随分と久しぶりに鑑賞。淡々と展開する映画ですが撮影が美しく出演者や風景が魅力的に撮られており不思議と飽きずに見る事の出来るフランス映画らしい恋愛話。
大人と子供の恋愛が描かれますが子供の方が案外冷静でしっかりしていて大人はその逆という所が面白く、反面教師的な学びや成長が見れるのが良かった所。しかしフランスって恋愛に開放的というか大人も子供も普通に愛や恋や性について語りあったりするんですね。そこが驚きでもあり新鮮でした。
結構昔にフィルム上映で見たのですが印象に残ってる場面も多くマリオンが水着で脚を曲げずにタオルを取る姿とか素敵でセクシーで良く覚えていました。美脚、美尻です。演じるアリエル・ドンバールさんはスタイル良いですね。「太陽の帝国」にも出てたかな。若き青年役にはシモン・ド・ラ・ブロスさんが出てました。彼には実際に会った事があり8mmで撮影させてもらったりしました。この映画より後だったので大人っぽくなったイケメンでした。他の出演作は?と調べてみたら残念な事に自殺されたとかで既に亡くなられていたんですね。残念です。


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