どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「猟奇殺人の夜」

2020年05月01日 | 映画
ジャン・ローラン監督の映画「猟奇殺人の夜」を久しぶりに鑑賞。とても印象に残る場面があるにも関わらず話の内容は完全に忘れていたので、この先どうなるんだろう?何が起きているのだろう?と分からない事だらけの展開に惹き込まれて見れました。主人公はアップではあまり綺麗とは思えない感じもしましたが引き絵になると綺麗に見えるという不思議な女優でした。ヌードも美しい。個人的にはもう1人の女優の方が綺麗だと感じました。
謎の医師の登場や銃を撃ちまくったり突然の殺人場面に意味が分からないまま驚きの展開が続きますが最終的に分かりやすく説明されます。原発の放射能漏れが原因で記憶が無くなり凶暴化したり廃人になるという病気になった者を隔離して隠蔽しようとしていたという事でした。記憶が無くなりつつある虚無な表情が被害者としてゾンビのような存在となっている姿がとても切なく哀しさを感じました。詩的な映像のラストカットは印象的で素晴らしく胸締め付けられるような感覚のラブストーリー的な結末でした。




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「リビング・デッド・ガール」

2020年05月01日 | 映画
DVDで久しぶりにジャン・ローラン監督の「リビング・デッド・ガール」を鑑賞。初めて彼の映画を見たのはこの作品でした。とても詩的で絵になる美しい場面と血塗れ場面とヌードとお城が印象的な作品で物語が緩やかに進むにつれてホラー映画というより切ない哀しみのある正に吸血リビング・デッド・ガール映画でした。ラストのどうしようもない切なさと哀しさが胸に刺さりました。人間性を取り戻してゆく死人と人間性を失ってゆく生者の対比と2人の関係性が何とも言えない感情を揺さぶります。
DVDのジャケットは本編とは関係無いイメージ写真ですね。女優さんが別人です。


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「ヴァンパイア 最期の聖戦」

2020年05月01日 | 映画
DVDでジョン・カーペンター監督の「ヴァンパイア 最期の聖戦」を久しぶりに鑑賞。深夜から最初の方だけでもと見始めたんですが面白くて結局最後まで見ちゃいました。吸血鬼と吸血鬼退治チームのアクションホラー西部劇仕立てというようなちょっと変わった映画ですが男の友情や絆みたいなものがちょっとダサ格好良く素敵に描いてあります。音楽が素晴らしくて5.1chサラウンドヘッドホンで聴くと低音の響きに痺れます。吸血鬼の退治方法とかも斬新でワイヤーで引っ張って日光に当たると発火して爆発する描写とかが良い。男臭いアクション映画ですが紅一点のヒロインのシェリル・リーがエロくて素敵。狂気の表情とか存在感が凄く良かった。
DVDはビスタサイズでしたが本来はシネスコサイズだった筈。左右が切れてるみたいだったのでシネスコサイズのブルーレイで発売して欲しいです。




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