どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「疑惑の影」

2020年05月24日 | 映画
ブルーレイで久しぶりにヒッチコックの映画「疑惑の影」を日本語吹替版で鑑賞。とても面白かった記憶の強い映画でお気に入りの映画でした。ブルーレイはとても画質が良くモノクロの美しい撮影やキャスト達が見れて良かったです。キャスティングが良くてユーモアとサスペンスのバランスが見事なヒッチコック映画でした。結末は知ってるので最初に見た時のような緊張感までは感じれなかったんだけどユーモアの面では新鮮に見直せました。
主演女優のテレサ・ライトが美しく笑顔が素敵でした。そんな彼女が疑惑に不安になる表情の芝居が良かった。不安を目で表現していたと思います。
特典映像でお婆さんになった彼女の姿も見れました。
そして疑惑の叔父さん役のジョセフ・コットンの存在感が凄くて彼は悪役はこの作品だけだったと聞くが実に印象的で彼の代表作だと思います。
物語自体は古い印象を受けるものもありますがクラシック映画としての魅力と最初と最後で人の見方や印象が真逆になる展開の面白さがある映画でした。
そういえばヒッチコックはこの映画には何処に出てたっけ?意識せずに見てたからか気が付きませんでした。


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