どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「DUNE/デューン 砂の惑星」

2021年10月21日 | 映画
「DUNE/デューン 砂の惑星」のリメイク作を観に劇場へ。昔リンチ監督版を大阪松竹座で初めて観た時の事なんかを思い出したりしてました。期待して行ったけど画面が暗く内容が難しくてよく分からなかった印象が残ってました。何度か観て何となくは理解出来て好きな部分も沢山ある作品となりました。久しぶりにこの物語を改めて観て何か発見や理解が出来るかとの期待も込めて見始めました。リメイク作も画面が暗い印象でしたが音楽や音響効果が劇場での迫力もあってとても良く集中して飽きずに見れました。世界感も新しくなかなか興味深く見れましたが何だか違う星の異世界の物語の筈なのにやたらと地球っぽいというか現実で知った世界感を思い起こさせる感じもありましたね。狙いなのかもしれませんが…物語は名前とか複雑で相変わらず付いて行きにくい感じはありましたが全容を知ってはいるので改めて理解したりしつつ見れました。だけど長い映画だなぁと途中で思ったりもしました。なかなか話が前進しないなと思いつつ見てて面白くなって来た所で突然終わってしまいました。何?この映画って2部作の作りになってたの?一作で最後まで見れる映画だと思ってたのでここで終わりって何だよ!って気持ちになっちゃいました。長いのに集中して見れてたから時間もそんなに分からなくもなってたんだけど、また続きが数年後に公開されても前半の流れなんか忘れちゃってると思います。
なので今作単体としては雰囲気重視で壮大な前振りを見せられたような印象です。劇場で見れたのは良かったけど正直最後まで観たかったという感想となりました。


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