どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ONODA 一万夜を超えて」

2021年10月23日 | 映画
大まかな経緯と名前は知っていた小野田寛郎を描いたフランス映画「ONODA 一万夜を超えて」を鑑賞。
3時間近くある映画でまったりした展開なので前半は睡魔に襲われたりもしましたが段々と惹き込まれ集中して見る事が出来ました。特に津田寛治の後半部分は風貌や芝居も凄くて見応えありました。
初めて知れた事が沢山で興味深かったけど最初に制作に朝日新聞と出てたので捏造や脚色もあるんじゃないかと穿った見方もしたりもしてしまいました。後で調べると結構脚色はされてたみたいです。
小野田寛郎って密林に隠れて1人で何十年も生きていた臆病な軍人だった人?みたいな感じに当初は勝手に想像して思っていたのですが全然違ってました。結構バリバリの帝国軍人で戦争が終わった後も1人では無く何人かで戦争を続けていた事。現地の民間人を殺したりしていた事等を知って驚きました。決して美談の映画化ではありません。
知らなかった事が沢山知れて色々と考えさせられる内容の見応えある映画でした。


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