どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ゼイリブ」

2019年07月14日 | 映画
大好きな映画でDVDも持ってたんだけどブルーレイで買い直しして映画「ゼイリブ」をサラウンドヘッドホンで大音量で見直した。低音の効いた音楽が最高。面白くて見始めたらグイグイと引き込まれて見てしまうのですが展開は思ってた以上にまったりとしつこい。映像と音楽のテンポで分かりやすく描かれたSF・ホラー・アクション・コメディ・プロレス・スパイ等色々な要素の詰まった面白い映画であり描かれてる事柄は風刺的だけど現実にも置き換えれる恐ろしく気持ちの悪い問題です。
テレビ局にいる警備員の持ってる何かを探知したり通信したりしてる装置って「ゴーストバスターズ」で使われてた小道具と同じですよね。前から気になってだけどあまり指摘してる話を聞かないけど。
「ゼイリブ」のサングラス欲しいなぁ。


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「カリギュラ」

2019年07月13日 | 映画
前から存在は知っていて気になってた超大作歴史ポルノ映画「カリギュラ」のDVDを通常盤に数百円足したら4枚組が買えたのでインペリアル・エディションというので衝動買い。ブックレットを読んで制作過程での紆余曲折なんかを知ってから鑑賞。豪華なキャストと美術でお金をかけて作った壮大な演劇とヌードショーを見ているような映画でした。内容は案外現代の政治なんかの世界にも通じるような面も感じられて権力や官僚の策略とか人間のドロドロした欲が分かりやすくストレートに描かれてました。残酷描写もインパクトあります。ヌードもふんだんにありますがボカし処理も多いです。エロとグロが混在した長い尺の映画です。案外カリギュラは民衆には酷い事はせず身近な者に酷い事します。妹との純愛や狂気に落ちる過程とかちょっと切なさもあったりして良かった。
案外怠い展開の割にはあっという間に見れたような気もします。
特典ディスクで撮影風景とか未公開シーンとかをいくつか見たが今じゃ作れないようなスケールの大きい映画作りをしてました。正直、話はそんなに面白くは無いけど色々と興味深い面もある見世物映画に仕上がっていたと思います。




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「月世界旅行」

2019年07月12日 | 映画
人類が月に降り立って50年というタイミングで映画「月世界旅行」を改めて鑑賞。昔ビデオかテレビで見て以来ですがサイレント映画だし音無しで見ました。かなり古い映画ですが書割りのセットや美術に特撮が今見てもなかなか楽しい。実際に月に行く前に撮られている為、リアリティは無いけど夢のある楽しい世界感があって面白い。
月が顔になっててロケットが顔に突き刺さったり月に空気が普通にある感じだったり月にいる猿みたいな宇宙人?がいたり爆発して煙になったり高い所から落ちたら地球に帰れたとか何だか奇想天外だけどそんな所が面白かったです。


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「ペット・セメタリー」

2019年07月09日 | 映画
ブルーレイで映画「ペット・セメタリー」を久々に鑑賞。公開当時に試写会で千日前国際劇場で観た。ビスタサイズの映画だけどスタンダードで上映されて上部にレンズフードやセットの見切れが見えちゃってた記憶があります。ブルーレイは綺麗な画質で特に明るい日の光のある場面が鮮明になった印象。5.1chサラウンドヘッドホンで聴く音響も左右の効果が分かりやすく効果的でした。この映画のパロディー予告編を作ったりした事もあり印象深い作品です。予告編のキャッチコピー「泣きたくなるほど、恐ろしい。」の通りの内容で映画的にというより物語的に恐ろしく泣きたくなるような話です。初めて見た時に奥さんの亡骸を抱えて再度やってはいけない事に突き進む夫の姿に幽霊がダメだ~と言う場面が恐ろしくも悲しくもどうしようもない気持ちが伝わるのもあり、それまで味わった事のない心のざわつきを感じました。なのでここで終わっても良いと思ったのですがその後にホラー映画の定番のような結末が付けられてました。アレは記憶には残るけど個人的には蛇足だと思います。色々と忘れてる箇所もあったけど基本的には既に知ってしまっているので衝撃や怖さというのは無かったけど良く出来た映画で今でも好きな作品です。リメイク版も作られたらしいですが興味深いです。
交通事故で亡くなった学生のグロい姿の幽霊が天使的な役割なのが良かったです。しかし全てが裏目に働いてしまいますが…。特典映像も色々あって面白く見れました。知らなかった事も知れて興味深かった。音楽はスコアもラモーンズも良かったです。
ブルーレイのジャケットのデザインはイマイチ好きではない。昔のポスターや旧海外盤とかの方が好きですね。






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「スパイダーマン:ホームカミング」

2019年07月06日 | 映画
先日最新作を見たスパイダーマンの前作にあたるホームカミングがテレビ放送されてたので録画して日本語吹替版で鑑賞。劇場で見て以来で忘れてる箇所も多かったが見てると色々と思い出しました。この映画の面白い所は学園もののコメディ映画としても良く出来ている所で若者の悩みや素直さや浅はかな考えなんかが上手く生かされてました。悪役も理解出来る背景があり怪人的なキャラではなく人として見れたので共感も出来たし見応えありました。何かもっと80年代学園映画ノリの楽しさが感じられる場面があったように記憶してましたが思ったより今回見直して感じはしませんでした。「フェリスはある朝突然に!」のパロディーとかあったと思ったのだが。
ピーターが恋する女の子も最新作とは違ってたのは忘れてました。
エンドクレジットのラモーンズの曲とアニメーションが最高だったんですがテレビ放送の為、カットされて一瞬で終わり残念でした。
なので後でyoutubeで探して見たのですがオマケ映像もカットされてたのが分かる。このオマケ場面でのマイケル・キートンの台詞良かった記憶があるのだが日本語字幕無いから意味分からなかったけど。


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「ニューヨーク 摩天楼はバラ色に」

2019年07月05日 | 映画
ブルーレイで映画「ニューヨーク 摩天楼はバラ色に」を鑑賞。何度も見た映画ですがマイケル・J・フォックスのキャラクターが憎めない明るいコメディ映画です。思ったより下ネタも多かったですね。痛快なサクセスストーリーでもあり何か応援したくなるものと共感出来るものがあります。だけどマイケル・J・フォックスだから許される感じで実際に似たような調子の良い奴がいたらムカつくでしょうね。ヒロインのヘレン・スレイターも魅力的でした。初めて見た時からの笑えるポイントはエレベーターのくだりです。
ぽっちゃり秘書のリアクションが最高。音楽が懐かしくミュージックビデオのような編集で展開する流れも良い感じ。軽いノリで楽しめて最終的には気持ちの良い終わり方をしてくれる定番のマイケル・J・フォックス映画。


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「バーブ・ワイヤー」

2019年07月02日 | 映画
ブックオフで映画「バーブ・ワイヤー」のDVDを購入し帰って早速鑑賞。
ブルーレイには収録されてないけどDVDは日本語吹替版も収録されてるという事で日本語吹替版で見ました。
随分昔にテレビ放送で見て以来で内容は殆ど忘れてたけれど部分的には覚えていました。凄く面白いとかそういう映画では無いのですが、しっかりと作られた映画でカーアクションとか銃撃戦とか迫力があります。主役が巨乳のプレイメイトでビジュアル的に格好良くセクシーで見応えありました。共演者もウド・キアーとかクリント・ハワードとか個性的で魅力的な役者が出ています。内容的には分かりやすい漫画みたいな物語ですが軽い気持ちで楽しく見れる娯楽作として見事に仕上がっていてあっという間に見れちゃいました。昔はサブタイトルにブロンド美女戦記というのが付いてましたが今は無しになってるみたいですね。



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「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

2019年07月01日 | 映画
レイトショーで映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を鑑賞。映画は楽しかったけどマナーの悪い客が多く声の大きい外人集団がコンビニで買ってきた菓子を回し食いしてたりスマホで画面撮影したりLINEで何かずっとやってたり靴脱いで椅子の上にしゃがんでたり自分の家じゃないんだから…とイライラして集中出来なかった。隣の席の奴はジュース落としてぶちまけるし何だかなぁ。でした。
映画は笑いのある青春ドラマとしても見れてヒーロー映画というよりも軽い学園ドラマみたいな感じで楽しめました。フェイクニュースとかARやドローン技術など現代的なものを物語にうまく盛り込み面白くしていたと思います。軽いノリで楽しませてくれつつ、ちょっと考えさせられたりもしました。CGは流石な出来です。
エンドロールの後のオマケの遊び映像は正直意味がよく分かりませんでした。スパイダーマンだけど「アベンジャーズ」の続きになってて、その辺りは僕はそんなには楽しめてないとは思います。学友のそんなにイケてない普通な連中のキャラがなんか憎めなくて良かったです。最後のゴーゴーズの音楽はゴキゲン!全体的に音楽のチョイスも良かったです。


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「フランケンシュタインの館」

2019年07月01日 | 映画
DVDでフランケン・シリーズ第6作の「フランケンシュタインの館」を鑑賞。今回は狼男にドラキュラにせむし男も登場するという何でもありの展開の映画でボリス・カーロフも出てますがモンスター役ではありません。
色々見れて楽しいのですが、それぞれのキャラクターは突然に死んだりしていなくなってしまいます。最終的にはみんな死んじゃって人気だったユニバーサル・モンスター映画の終焉を見ているようでもありました。
前作よりはしっかりとした作りで撮影も独特の美しさもあり良かったです。
物語はかろうじて前作とちゃんと繋がってはいます。この映画で良かったのはせむし男の切ない想いと実らない恋の部分でした。モンスターは皆何かしら切ないですね。フランケンシュタインの怪物は最後しか活躍せずあまり見せ場はありませんでした。
とりあえずようやくユニバーサル映画のフランケンシュタイン映画のシリーズを全部見れました。凸凹フランケンシュタインとかまだありましたが、それは見てなかったので機会があったら見てみたい。あれはシリーズというよりスピンオフな映画ですよね。
最近のマーベル映画のような色々な映画のキャラクターや物語を組み合わせるという映画作りって昔からあったんですね。ちょっと面白いけど個人的には一本一本が独立した物語で完結してるような映画の方が好きですね。
映画でテレビシリーズみたいなのは間も開くしあまり流行って欲しくない気もしてます。


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