どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ザ・プール」

2020年11月22日 | 映画
アメリカのホラー映画かな?みたいな感じで見た映画「ザ・プール」ですがタイ映画でした。深いプールに取り残されて出れなくなったカップルの絶望的な脱出劇でワニが現れたり何やかんやと最悪な方向にどんどん進んでいきます。どうなるんだろう?と見れますが一向に良い方向には行かないのでした。ワニはCGだと思いますが良く出来てたしやたらと襲って来るような怪物のような存在では無くそこにリアルにいるだけで気を緩めれない存在感というものがあり良かった。回想場面での恋人とのエピソードとか映像的にも美しく現在との対比も良かった。
犬の存在は最期の流れはキツくもありましたが印象に残るものもありました。途中で有刺鉄線を掴んで手を血だらけにしてよじ登ろうとする場面は見ているだけでも痛くて身体がゾワっとするものがありました。
何とか助かって欲しい気持ちで見続けるのですが良い方向へいかず、あーっていう気持ちになるのですが最後はまぁ分かっちゃいる展開といえばそうなんだけど、ようやく予想通りの流れになって解放されるようにホッと出来る終わり方で良かったです。
アイデア勝負で見せ切った実に上手い映画でした。


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「コンドル」

2020年11月21日 | 映画

タイトルは知ってたけど内容とか知らなかった映画「コンドル」を鑑賞。
見始めたら次から次へと驚きの展開で興味深く飽きずに見れました。
恐ろしい展開に突き進んでゆきますが主人公の頭脳が明晰で上手く謎を解いてゆきます。ちょっとこちらは混乱したりもしましたが面白く見れて見応えある映画でした。
時代性も感じれるアメリカの恐ろしい暗部が描かれたロバート・レッドフォードとフェイ・ダナウェイ主演の社会派サスペンス映画

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「ラスト・ムービースター」

2020年11月21日 | 映画
中学生の頃に大好きだったバート・レイノルズの最後の主演作「ラスト・ムービースター」を鑑賞。若い頃の姿が印象的なだけに随分と老けた姿に逆に違和感を感じつつも味わいある芝居や佇まいに魅了されつつ見れました。
時折見せる昔好きだった明るさみたいなものも感じれたりして微笑ましく感じたり昔の映像との共演場面とか可笑しく笑えたりもした。しんみりするものもあり若いパンクな娘とのやり取りとかロードムービー的な流れもとても面白く最後は何だか感動と同時に幸せな前向きな気持ちにもなれる実に良い映画でした。愛らしい映画。


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「呪怨 黒い少女」

2020年11月20日 | 映画
続けて「呪怨 黒い少女」を鑑賞。
脚本の構成は普通な感じになり分かりやすい展開となってましたがやや驚きの無い内容でした。後半に除霊対決みたいな展開になりましたが結局悲惨な結末となりましたね。まぁ良く作られた映画だとは思いましたが何か新しさみたいなものはあまり感じられず普通に見れちゃう映画だった印象。
昔見たテレビの心霊番組の再現ドラマのようなものから如何わしさというか妙な信憑性みたいなものが取り除かれてちゃんと作られてしまったようなホラー番組のような感じもしちゃいました。


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「呪怨 白い老女」

2020年11月20日 | 映画
「呪怨 白い老女」を鑑賞。脚本の構成や全体的な内容は練られた面白いものはありましたが各エピソードの見せ方というかオチが毎回決まらず中途半端な印象で回を重ねる毎に段々とつまらなくなってゆく印象の映画でした。
設定や展開で1話目は段々と面白くなりそうに思えたのに残念。白い老女の登場が何だか笑えちゃう唐突さでした。インパクトはありましたが…。


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「ロスト・イン・ラ・マンチャ」

2020年11月19日 | 映画
「ロスト・イン・ラ・マンチャ」というドキュメンタリー映画を鑑賞。「テリー・ギリアムのドン・キ・ホーテ」という映画の方を先に見ていたので映画化はその後に実現したのは知っているのだが昔、映画化の途中で中止となり長年のプロジェクトだったという「ドン・キ・ホーテ」の映画化の挫折の過程が知れる興味深い映画でした。
夢の実現に向けての希望や喜びと同時に失望や苛立ちや哀しみが見れる何というか悲惨な結末の悲しい内容でもありました。色々な挫折の後にも形にはしたコッポラの「地獄の黙示録」のドキュメンタリー映画等と違って夢や努力が結局泡となって消えたというのは何ともやるせない気持ちになります。
それから随分と間は開きましたが映画化が出来たというのを知っているから良かったなとは思いますが、当時どうしても出来なかった映画の苦難を見るのは苦しくも一部滑稽にさえ見えたりも。拘りや理想と一度信頼して決めた人達との絆みたいなものへの一途な気持ちみたいなものも感じれたりもしました。映画作りに自分自身の信念やその時の投影するものがあるからだと思います。


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「ヘルレイザー3」

2020年11月18日 | 映画
ブルーレイで「ヘルレイザー3」も鑑賞。知らないうちに沢山の続編が出来てましたが、そんなには興味も無く3もどうなのかなぁと思いつつ見たのですが思ったより面白くて楽しめました。今までの主役女優が出て無いという事で期待も薄れていたのでしたがチョイ役でしたが出てましたね。ビデオ画質の顔もよく見えない状態でしたけど。今作の主役はテレビレポーターのちょっと嫌な感じの女でしたが話が進むにつれて共感出来るキャラクターで脚本も上手くマスコミの酷い人間性について問いたりしていて興味深かった。ピンヘッドの背景とか見た目にも派手な特殊メイク効果や爆発場面とか映像的にも丁寧に作られていて見応えある面白い映画に仕上がってました。
全体的に独特の個性が減った印象ですが娯楽作として上手く出来た続編だったと思います。


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「ヘルレイザー2」

2020年11月18日 | 映画
ブルーレイで「ヘルレイザー2」を久しぶりに鑑賞。公開時に劇場で「アメリカン・ゴシック」と二本立てで見ました。グロい描写は印象的でしたが内容は殆ど忘れてました。内容的には同時に見た「アメリカン・ゴシック」の方が好きでした。「ヘルレイザー」を見て無くて2からいきなり見たから良く分からない部分もありましたが血塗れのエログロな描写はインパクトはありました。後に「ヘルレイザー」も見て結構お気に入りの映画となってたので久々の2の鑑賞は内容的にも理解しつつ面白く見れました。ホラーというより変わったダークファンタジー映画という感じで悪夢のようだけども魅力もある世界観が良かったです。
音楽が所々「ポルターガイスト」を思い出させる旋律があったりで盛り上がりました。先の読めないパズルのような面白さもある映画でした。前作に引き続きアシュレイ・ローレンスという女優さんが主役で活躍しますが、とても良かったです。
久しぶりに見直せて良かったです。




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「ピースメーカー」

2020年11月18日 | 映画
テレビで放送されてて昔一度見たけど殆ど忘れてたので何となく流し見してたら目が離せなくなってきて結局最後まで見ちゃいました。若きジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンが活躍する核の爆発を阻止する為のタイム・リミット・サスペンスでした。
どうなるのか?と畳み掛ける展開は見事で楽しめますが色々と都合の良い展開でもあります。悪者側の背景もちゃんと描かれていて少し同情も出来ました。ハリウッド映画ならではの娯楽作に仕上がってますが内容的にはちょっと強引過ぎてスッキリしないものもある映画でした。


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「呪怨2 ビデオオリジナル版」

2020年11月17日 | 映画

続けてビデオオリジナル版の「呪怨2」を鑑賞。前半は前作の紹介でほぼ同じものですが微妙に違う部分も入っていて、それが後半に絡んできます。脚本がやはり面白く何だか凄い展開に向かって行きますが半分くらいは前作の使い回しな印象。ジワジワと展開し最後に纏まりますが結構極端で驚きの結末でした。合成とかシンプルだけどインパクトはありました。でも全体的には印象に残りにくく前作の方が良かった気がしました。

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「呪怨 ビデオオリジナル版」

2020年11月17日 | 映画
映画版は見た事はあるがビデオオリジナル版は見た事無かったけど噂ではビデオ版の方が怖いとか…。ようやく見れました。最初はそんなでも無いかなぁとも思ったけど徐々に面白くなってきて独特の緊張感というか恐怖感というか嫌な感じが感じられました。
脚本や構成が良くて低予算ながら上手い見せ方でした。内容的にも今まで見たシリーズよりも成る程と納得出来るようなものもあり完成度が高いと感じれたし、こういう背景があったのかぁと興味深く見れました。
映像や音的には映画版の方がパワーアップしていて良かったけど物語としてはこのビデオ版の方が良かったとも思えました。役者陣も良かったです。


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「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」

2020年11月16日 | 映画
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」を鑑賞。30作目で沢田研二と田中裕子が出てる大分と柴又を舞台にした映画でした。今回は寅さんの恋の話では無く若者の恋のキューピットに寅さんがなれるのか?みたいな内容でしたが常連役者陣も皆顔を揃えて賑やかで面白いいつもな寅さん映画の魅力が詰まった娯楽作となってました。ザ・正月映画って感じですね。大分の風景とかも子供の頃に行ったかなぁみたいなちょっと懐かしい空気感みたいなものも感じれたり役者陣が若いなぁと新鮮に見れて魅力も感じれました。
定番な流れのやりとりとか台詞が沢山見れて聞ける結局はいつもな寅さん映画ですが、それをたまに見るととても幸せな気分になれるのでした。
作品によっては切なさが強かったりもしますが。今作はバランス良く楽しめる娯楽作って感じかな。


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「まぼろしの市街戦」

2020年11月16日 | 映画
学生の頃に一度見て、戦争を風刺した面白い映画で最後の撃ち合いで皆死んじゃう場面の馬鹿馬鹿しさに感銘を受けた記憶が残っているが他は全く忘れちゃってた映画「まぼろしの市街戦」を4Kリマスター版のブルーレイで久々に鑑賞。途中で睡魔に襲われちゃって話の内容に一瞬ついていけなかったりしたけど、ある場面の描写で精神病院の患者が抜け出して各々が騒いでるというのを理解してからは内容にも興味深く見る事が出来ました。
衣装等、色使いも艶やかなにぎやかで騒がしい世界が戦場というグレーな世界の中で引き立って不思議と楽しい世界観にも見えたりしました。
ブラックなユーモアをお洒落に描いた能天気で左寄りな映画でした。
最後の戦争場面は戦争の本質というか下らなさみたいなものが良く出ていて可笑しくも哀しくもあり複雑な気持ちにさせられます。ラストに主人公の取った行動が何だか自由な世界に行けた感じがして不思議なハッピーエンド感がありました。
ちょっと長くしつこい描写も多いけども不思議な魅力のある戦争風刺映画でした。


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「アナと世界の終わり」

2020年11月15日 | 映画
タイトルやポスターからは想像しにくいゾンビ・ミュージカル・コメディ映画「アナと世界の終わり」を鑑賞。
本当にゾンビ映画って色々な種類の作品が作られてますね。僕も学生時代がら「13日の金曜日」みたいなスラッシャー映画をミュージカル仕立てで作れば面白いのが出来そうとずっと思ってたのですがミュージカルとゾンビの融合やられましたね。歌もなかなか本格的で歌詞も良い感じで最初の方はこれ僕がやりたかった感じ好きな感じだと思ってワクワクして見れていたのですが中盤から後半にかけては飽きてきたというか何だか傍観するように見ていた感じになってしまいました。
何かワンパターンで展開に惹きつける面も少なくなってきてキャラクターの良さも段々と薄れてきた印象です。
もっとバカバカしくも大騒ぎするような無茶苦茶な展開だと面白く見れたのに…って印象。変にポップでお洒落に仕上がっているのが僕の好みとは違っていたかな。今作よりゾンビ・ミュージカル映画としてはトロマの「チキン・オブ・ザ・デッド」の方が僕好みでした。アレは無茶苦茶で振り切っていて可笑しかったです。


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「キラーソファ」

2020年11月15日 | 映画
タイトルで下らなそうだけど何か面白そうとも思った「キラーソファ」というソファが人を襲うという映画を鑑賞。期待通りの下らない展開のユルいバカげたホラー映画でした。普通に楽しめたけど特別凄いものがあった訳でも無かったかな。無理矢理な設定が次々と語られて都合良くアホな展開や呆気にとられる展開が続きます。
頭空っぽにしてボケーッと見るには丁度良いホラーコメディ映画でした。
キラーソファの表情がちょっと可愛い。因みにポスターみたいな歯はしてませんでした。




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