映画や小説ならまぁ良いかと深く考えずに楽しんだ方が良いけどね。
後半ちょっと人物関係を理解するのに混乱もしましたがざっくりとは理解出来て楽しめました。
後でネットでの粗筋まとめ記事を読んでからそういう事だったのかぁと理解出来た部分もありました。ちょっと難しい面もあるけど飽きずに見れる映画でした。
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見たかったけれどコロナ禍で劇場に行けず見逃していた映画「アングスト/不安」でしたが、まだ上映してたのでようやく鑑賞。80年代の映画で過去にVHSでは出ていたという事実を元にした殺人鬼の物語です。詳しくは内容知らなかったので、どう展開するのか分からなくて平然と進んでゆく異様な行動や流れに衝撃を受けつつ更にどうなるのか不明な展開に圧倒されながら見れました。役者の独特の存在感や動きのあるカメラワークや見せ方が素晴らしかったです。殺人鬼に感情移入をする訳でも無く、その行動をずっと間近で一緒に見て体験するような映画でした。死体の処理とかが地味にリアルに描かれていて生々しかった。
40年近く前の映画だけどドローンで撮ったような感じの撮影の見せ方とか映像のトーンとか古さを全く感じさせない映画でした。初めて「ポゼッション」という映画を見た時のような衝撃というか感覚を思い出しました。