どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「HAUNTING FEAR」「ドリーム・セメタリー」

2024年02月22日 | 映画
友人の土産で貰った映画本の表紙にあった写真で気になっていた映画「HAUNTING FEAR」を以前にYouTubeで低画質でヒンズー語だかに吹替された状態の短縮版で見たのだがラストの死霊として蘇った主人公の形相と何処となく切ないものも感じつつB級ならではの安っぽいけど素敵な魅力があり印象に残ってました。そんなラストだけ最高な映画を高画質で字幕は無いけど英語のオリジナル音声で尺も全長版にて久々に見直しました。
台詞の詳細までは理解出来てないけど大筋は大体分かりましたが本編は正直怠い展開です。以前見たものより長くなってたのはヌード場面が増えてた印象。生きてるのに死んだと思われて解剖されるというシチュエーションは恐ろしさも感じれました。夢や幻覚オチが色々と混ざって変な感覚で見れる自由な解釈で見れる流れでもあったかな。
ラストの蘇りと復讐の場面はやはり最高で包丁持って狂った表情で暴れる姿が1番の見所!ここだけでも見れれば良いような映画です。写真だけ見た時は吸血鬼と思ってたけど実は死霊的な存在だったのですが今日改めて見直すと死霊でも無く普通に死んでない人とも捉えられる事に気がついた。まぁ幽霊というか超自然な存在になったとも思えますね。
その辺は曖昧でも構わないですけど。
何気に豪華で魅力的な俳優陣が出ている映画です。






コメント

「ハート・オブ・ストーン」

2024年02月20日 | 映画
テレビCMを見て気になっていたNetflixのガル・ガドット主演の女性版007っぽいアクション系映画「ハート・オブ・ストーン」を鑑賞。
冒頭からの流れに全く入って行けず誰が敵で味方なのか良く分からないまま何しようとしてるのか不明でしまいには睡魔に襲われちゃいました。途中からはまぁ何となくは付いていけて見れたけど逆に先が読めちゃう感じでした。無駄にコンピューターの描写とか良く出来たVFXが沢山見れますが変に複雑にして話の展開をいちいち止めてるようにも感じた。色々なアクション場面は見応えあってVFXだらけでしたが完成度もあって凄かった。要所要所良い所はあるけどやっぱり脚本に惹かれるものが無いから緊張感や感動というものが感じられなかったのが残念な映画でしたね。
ガル・ガドット頑張ってたしVFXも見事だったのに全体的には面白く無かったな。






コメント

「ディアボリカル」

2024年02月17日 | 映画
どんな内容なのかも知らずホラーっぽい題名で見た映画「ディアボリカル」ですが色々となんじゃそりゃ?な意味不明な展開を見せる映画でした。定番じゃない外した面白さがあり新鮮なものもあったけど演出としては定番な音での盛り上げとか特殊効果とかが印象的。幽霊っぽいものが出てきたりするのですが普通に闘ったり出来ちゃう存在で武器で応戦とかエッ!って思っちゃいました。主人公達の行動が理解出来ない感じが逆に新鮮ではありました。
ポルターガイストみたいな内容でしたが後半に色々とちゃんと理由付けは説明されます。驚きの展開な筈なんですが衝撃を感じるというのでは無く何か理解は出来るけど意味不明というか何?って感じの変な映画でした。






コメント

「スネーク・アイズ」

2024年02月17日 | 映画
ブライアン・デ・パルマ監督の「スネーク・アイズ」をDVDで久々に見直す。
今作も内容殆ど忘れちゃっていて再度新鮮に見れたけどオチは普通に何となくは読めちゃうものはありました。冒頭のワンカットで展開する暗殺場面の流れは見応えがありましたね。ここは覚えていた。
物語は「羅生門」のように色々な視点からの回想やビデオカメラに捉えられていた映像なんかで暗殺の陰謀や真相が明らかになってゆく展開でその見せ方や描き方がとても面白く緊張感もあり興味深いものがありました。だけど全体的には定番な物語に纏まっていたようにも感じました。
キャラクターとか個性的で良かったんだけど掘り下げは少なく分かりやすい娯楽作といった印象。また暫くすると内容忘れちゃいそうなので再度普通に楽しめるでしょう。冒頭のワンカットが1番の見所ですね。






コメント

「愛のメモリー」

2024年02月16日 | 映画
ブライアン・デ・パルマ監督の映画「愛のメモリー」をDVDで5.1ch 大画面にて鑑賞。
内容殆ど忘れてしまっていたので再度どうなるのか分からない状態で楽しめました。
バーナード・ハーマンによる甘〜いロマンス朝の音楽に夢を見ているような音楽に急に壮大で派手な音楽とかがとても印象に残るものがあり昔ながらの映画の雰囲気を堪能。
ラブ・ロマンス映画の流れで中盤は少々怠くも感じる部分もありましたが後半で急にサスペンス的な展開になりドキドキして見れて忘れていたどんでん返しの内容に驚き哀しくも切ないものもあり最終的には愛あるハッピーエンドっぽいぐるぐる回転場面の幸せの絶頂で終わる映画です。
冷静に考えると色々とツッコミ所もあるんだけど最近あまり見ない感じのラブ・ロマンス・ミステリーな映画で楽しめました。






コメント

「悪魔のシスター」

2024年02月15日 | 映画
ブライアン・デ・パルマ監督の「悪魔のシスター」が4Kリマスターされて劇場公開されてて久しぶりに見たいなと思い家にあるDVDで鑑賞。4Kリマスターも興味はあるけどDVDもなかなか綺麗で味のある映像で見始めたらズルズルと見入ってしまいました。テンポ良く展開して気になる引っかかりのある場面が連続します。ユーモアもあって可笑しくもまったりと、何か気持ちの悪い違和感もありつつ物語展開を目撃してゆく感じの面白さがありました。
音楽も良くて不安感とショッキングな瞬間が上手く表現されてます。
オチとか知ってても再度楽しめるサスペンス映画ですね。
何気に哀しい純愛物語でもあってウィリアム・フィンレイ演じる医者が良いです。大好きな役者さんです。
画面二分割の場面がやっぱり見所で面白い!
リマスター版のポスターのデザインは何かしっくり来ないものがあります。










コメント

「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」

2024年02月12日 | 映画
レイトショーで「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」を鑑賞。思ってたよりはホラー描写は少なめだったけどキモ可愛らしさもある変わった強引な物語の映画でした。主人公の背景に感情移入出来るものがあってドラマに興味深く入って行けるのが良かった反面、回想場面とかしつこい部分もありちょっと展開は中盤までもたついた印象もありました。そしてその後の展開や結末は面白くは見れたけれど前半の丁寧さと違って結構雑というか無茶苦茶な強引さみたいなものも感じたかな。
どうせなら最初から無茶苦茶でも良かった気もする。なので普通に面白かったけれど何かそれだけ!って印象の娯楽作だったように思います。
似た映画でニコラス・ケイジ主演の「ウィリーズ・ワンダーランド」というのがあったけど個人的にはあっちの方が好きかな。
冒頭のクレジット名を見てメアリー
・エリザベス・ウィンスレットが出ているのか!と勘違いして見ていてなかなか出て来ないなぁ...と思ってたのですがメアリー・スチュアート・マスターソンが出てました。
久しぶりに見て老けてたけど相変わらずな美しさもあり役としては嫌味な奴だったけど懐かしくも活躍を見れて良かったです。




コメント

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

2024年02月12日 | 映画
ヴィム・ヴェンターズ監督の音楽ドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を鑑賞。キューバの音楽のコンサート映画かと思ってましたがコンサートだけでなくメンバーの背景やレコーディング風景なんかと街の光景も交えて描かれてました。
ライ・クーダーが既に引退状態だったような昔の歌手や演奏家を見つけ集めて彼らの素晴らしい音楽を後世に残すというプロジェクトだったようです。皆、実力のある方々でそれぞれが生き生きとしていて音楽もとても良かったです。そして初めて知るメンバー達の人柄や生き方なんかも何か素敵なものが感じれて良かったです。
全編SONYのデジタル・ベータカムで撮影されていたようです。独特のビデオっぽいけど少しフィルムっぽい映像のトーンで写真のように被写体の人々が写されていました。
綺麗過ぎない映像が味になってもいたと思います。





コメント

「ボディ・ダブル」

2024年02月11日 | 映画
「キルボット」を見てバーバラ・クランプトンが良かったので彼女の出ていた映画を何か見直したいなとちょい役で出てるブライアン・デ・パルマ監督の「ボディ・ダブル」をDVDで見始める。彼女の出番は最初の方で一瞬で終わってしまいますが出番の最後の表情のアップはとても印象に残るものがあります。その後もズルズルと惹き込まれるように見れて結局最後まで見ちゃいました。前半から中盤の映像で語るようなサスペンス描写が特に良くてドキドキさせられつつ夢のような感じもあります。
話の流れや主人公達の行動は結構強引で現実味には欠ける感じもありますが映画的な面白さや映像的な愉しさに満ちていて良かったです。
後半は既に結末を知ってるので確認作業みたいな感じもありましたが前半から中盤の流れは知っていても興味深く面白く見直せました。




コメント

「パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼」

2024年02月11日 | 映画
久々なオールナイト上映の最後に見た映画は「パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼」。本日最初に見た「ドクター・モリスの島 フィッシュマン」と殆ど同じキャスト・スタッフで同時期に作られた「ジョーズ」にあやかったパニック映画。
シネスコサイズで画質も綺麗でした。フルスケールのワニと本物のワニとミニチュア使ったしょぼいワニを組み合わせて沢山パクパク人を食べる描写もあり後半はなかなか見応えがありました。予想外の展開もあったりで驚きもあり飽きずに見れるサービス精神に溢れた映画で何か憎めない作品。子役が要所要所でユーモアある役割で存在感を出してた。主演のバーバラ・バックも美しく出番も多く魅力的でした。
ステルヴィオ・チプリアーニによる音楽も素敵でした。
初めて新文芸座という劇場でオールナイト上映を見たのですが進行や上映等がしっかりしていて機会があればまた行きたいと思える劇場でした。途中で眠くなったりするかとも最初は思ったりしたけど結果は全部しっかり見れて楽しめました。







コメント

「キルボット」

2024年02月11日 | 映画
予告編の頭が爆発する場面を見て凄く見たくなってた映画「キルボット」をスクリーンで初鑑賞。尺も短くテンポ良く展開して面白く見れる映画で今日のオールナイト上映の中でも1番楽しめた。80年代のデパートを舞台に若者と暴走した殺人ロボットの闘いが描かれたB級ホラーアクションでした。好きな役者のバーバラ・クランプトンにゲリット・グラハムにディック・ミラーも出ていて良かったけど残念ながら途中で殺されちゃいました。やはり見所は頭爆破の場面でエンドクレジット部分でも再度見れたのが可笑しかったし良かった。
何気に派手な場面やユーモアある場面もあってエンタメ性の高い仕上がりの映画だったと思います。




コメント

「死体と遊ぶな子供たち」

2024年02月11日 | 映画
随分と昔にVHSで見たが画面が暗かったのと怠かった記憶の残ってる映画「死体と遊ぶな子どもたち」を4Kリマスター版でスクリーンで鑑賞。暗い場面が多く演劇仲間達がグダグダと会話する場面ばかりでしたが深夜なのに不思議と眠くもならず集中して見れました。面白くなるのは後半で死体が生き返り姿を現す所でマイケル・ジャクソンのスリラーのPVの元となったであろう雰囲気がありました。前半退屈だったのもあり後半の流れはワクワク感も盛り上がりました。学生映画のような元気さと若さが感じられる憎めない作品でした。
物語の流れとしては「死霊のはらわた」にも影響を与えているようなものがありました。
VHS時代のジャケットのイラストが印象的な映画でもあります。








コメント

「ドクター・モリスの島 フィッシュマン」

2024年02月10日 | 映画
凄く久々にオールナイト上映の映画を観に行きました。池袋の新文芸座にてホラー映画4本立てです。
最初に見たのは「ドクター・モリスの島 フィッシュマン」という映画。「ドクターモローの島」と記憶が混在してて以前に見たのかどうかも覚えて無かったのですが見てみると昔テレビで見たかもな場面もありました。フィッシュマンは一体しか出ないと思ってましたが沢山出て来てワクワクでした。見所は美人女優バーバラ・バックとフィッシュマン達とミニチュア特撮の海底都市でしたね。物語が思ってた以上に色々なジャンルの要素が詰め込まれてました。
今日見たのはオリジナル版で「影なき淫獣」のセルジオ・マルチーノ監督作品で
普通に最後まで面白くは見れたけど、アメリカで公開するにあたりロジャー・コーマン、ジョー・ダンテ、クリス・ウェイラス等大好きな連中により追加撮影に再編集されたバージョンという方にも興味があって、そちらでも見てみたいと思いました。







コメント

「シノーラ」

2024年02月04日 | 映画
久しぶりにクリント・イーストウッド主演の「シノーラ」という西部劇映画を鑑賞。
尺も短めでシンプルな内容で普通に楽しめる娯楽作でした。監督はジョン・スタージェスでした。西部劇は風景が広大で絵になる場面があって良いですね。今作ではそんな美しい映像も見所のひとつでした。
イーストウッド演じるジョー・キッドという孤高のヒーロー像が魅力的な映画でした。悪役はロバート・デュバルでジョン・サクソンも重要な役で登場する映画でした。
暫くすると話の内容とか忘れちゃいそうですが、ざっくり纏めると警察が役に立たないから囚人のイーストウッドが活躍して色々解決しちゃいました。って映画です。






コメント

「エミリー・ローズ」

2024年02月04日 | 映画
随分と前に見てなかなか悪魔憑き映画としては興味深く怖くも感じれた映画「エミリー・ローズ」を久しぶりに鑑賞。実話を元にした宗教と医療の視点からどちらが正しいのかを問う裁判の行方を描いた人間ドラマで丁寧に描かれた展開や見せ方も引き付けるものがあり興味深く見れました。
心霊や幽霊とかは怖いけど悪魔とかってイマイチぴんと来ず怖いと感じにくい僕としては悪魔の存在に対して否定的な視点でも描かれているので真実味を持って見る事が出来ました。首があり得ない程回転したり顔がやり過ぎな程、豹変したりしないギリなバランスで抑えてあったのも良かったです。この手の映画は最近はやり過ぎなの多いからね。
しかし神という存在が悪の存在を示す為にエミリーに使命を与えたというような理由付けに関しては酷い!何だそれは!全然救いが無いじゃん!神こそ悪だな!とも感じたよ。だけど全体的にはエクソシストの神父さんの善意の心や愛を感じる事の出来る内容の映画でした。
色々と考えさせられるもののある映画でした。
エミリー役の女優さんの表情の芝居がおぞましく、いたたまれないものがありました。






コメント