本国では評判悪いみたいだけどマーベルものでは珍しく予告見て面白そう!と思った映画「マダム・ウェブ」をレイトショーで鑑賞。大きなスクリーンの真ん中席にて。
ポスターに書いてある本格ミステリーサスペンスという点では何処が?って感じでしたが普通に面白く見れました。
未来が見えるようになってしまった救命士が活躍して人命を救うという内容で望まないのに突然そんな力に目覚めて苦悩・混乱しつつ使命感に目覚めるという所が良くて映像でミュージュクビデオのように描かれて細かい説明抜きに分かるので深い事考えずに感覚的に見れた。マーベル映画だからしょうがないけど漫画的な敵やら出てきますが、そんな超人的な悪役出さずに普通の人間相手での物語でも良かった気はしますがまぁまぁ目を瞑って逆に派手な見せ場を楽しんだ方が良い感じです。
93年が舞台という事で音楽の選曲が懐かしくもあり、その時代の雰囲気を思い出しながらも見れた。最後のクランベリーズの曲が流れる所なんか何でか感動しちゃいました。歌詞の内容も映画と合ってたしね。
脚本は案外ご都合主義で伏線のオチも読めるんだけどマーベル映画にありがちな他の作品見てないと分からないようなマニアックなネタ等難しいものは無く単品で見ても問題無いシンプルで分かりやすいものだったのが良かった。エンドロールに意味不明なオマケ映像とかも無かったしね。
その辺りがマーベル映画マニアには物足りないかもしれませんね。まぁスパイダーマンの物語と繋がりがありそうでしたけど。
主演のダコタ・ジョンソンのキャラクターが素敵で救命士としての姿と母と娘の関係性の場面で心にグッと来るものがありました。