散歩をしていると
場所によって生暖かい所とヒヤッとするところがある
たとえばコンクリートの塀の前だと熱量を感じるし
林から吹き下ろす風が冷たかったりする
ふと「生暖かい」と「生ぬるい」はどう違うのだろうと思った
おそらく暖かいは肯定的な感情で
ぬるいは否定的感情が含まれているような気がする
暖かい気候は楽しくなるような気配があるし
ぬるいお茶は美味しくない気配を含んでいる
そこに「生」がつくとどういうことになるのか?
そもそも「生」ってなんなの?
そして「なま」と読んだり「き」と読んだりする
「生ぬるい生ビールを生半可な気持ちで飲む、生臭坊主。」と言うフレーズが浮かんだ
「生成りの生地に生蕎麦をのせて、生醤油をかける生意気なやつ。」
調べてみると「なま醤油」と「き醤油」はちゃんと区別があって
なま醤油は火入れをしていないもの
き醤油は火入れをして何も加えていないもの
なのだそうで、知らなかった
話をもどすが
「ぬるい」と「生ぬるい」
「暖かい」と「生暖かい」などの場合
中間的な状態あるいはどっちつかずを強調するような雰囲気がありますな
そう言えば「生半可」と言うのもあるなあ。
まだ整理がつかないので「生」については宿題にさせてください
こういうのを「生学問」というのだろうか?