栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

削りをやっていてかき氷を思った

2021-09-20 18:23:40 | 雑記
作品の削りをやっていて

かき氷を思った

と言うのは

粘土の硬さや種類によって削れ方が違うので

刃物を変えるわけです

材木の種類によってカンナを変える大工さんみたいです

そうすると削りカスに変化が出てくる

かき氷がフワフワだったりジャリジャリだったり

色んな食感があるじゃないですか

粘土の削りカスも色んなのが出て面白い

しかしこれは水で戻して練り直すので

眺めて味わうような物でもないのです

テレビの食レポでかき氷などやっていると

多少の誇張も含め

「こんなの食べたことな~い❤」「フワッフワ♡」

なんてやってますが

味覚ってそれほど繊細なものなんですねえ

「ガリガリ君」なんかはジャリジャリを凍らせて

あの品質にするのにものすごく苦労したと聞いたことがあります

それにしても

かき氷一杯が1000円以上したりすると

ぎょっとしたりする

私は小さい人間かしら?