栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

ローソクを囲んで

2011-04-10 20:59:37 | Weblog
ここのところ原発のことばかりで

いったい、何のブログなんだ?と言う気がするが

視点を変えて

生活と電気という身近なところから考えてみたい。

まず昔は電気の無い生活をしていた。(笑)

電気が無くても人は生きていたわけだ。

そこにエジソンさんが発明した電灯というものが登場する。

いまでも電気の契約は従量電灯というものが一般的であるが

灯りが最初だったわけですね。

エジソンさんはその電灯を使ってもらうために

1881年にニューヨークに発電所を作ったんですね。

ここから電気のビジネスがスタートする。

電池というのは、もっと古くから存在していたようですが

当時実用的ではなかったみたいなんです。

そして日本では翌年1882年(明治15年)銀座にアーク灯が出来て

次第に普及していくことになる。

私も古い家を借りて住んだことがあるんですが

電気は電灯しかなかったんです。頭初。

お祭りの提灯をぶらさげるように

電線を引っ張っては電灯をくっつけるみたいに

全国に広まっていったんでしょうね。

そのころはまだ民間事業としての発電。

1936年の二・二六事件のあたりから

国が電気を管理するようになり

戦争に突入し

1942年に今の原型9つの配電会社が統制令のもと発足

戦後いろんな変遷を経て

国と密着した電力会社が今にいたる。

こういうことらしい。

はい、ここまで試験にでるよ!(笑)

電気というものは

遠くに送電すると電線の抵抗によって損失すると、中学の理科で習った。(笑)

だから理想的には電気を使う場所で発電をするというのが良いはずなんです。

しかし戦争とか国策とか技術的な面とかビジネスとか快適性とか

そういうものが入り乱れて今に至っているわけですな。

太陽光発電とかエネファームとか自家発電システムが売りだされているけれど

停電では機能しないという、いざという時役に立たないものだった。

我が家の事なんだけど

今回の地震でしまいこんで

どこにやったか分からなくなっていた

ローソクが出てきたんです。(笑)

これが結構明るい。

まあ電灯から比べれば、全然しょぼいけれど

使えないというものでもない。

居間のテーブルにローソクを立てて

家族みんながそれを囲んで

語りあうという

これはこれで、決して悪いことではなかった。

そして寒くなったら、寝てしまえば良い。

太陽とともに起きて、太陽とともに寝ればそれで済むんだな~と

今回改めて生活を見直すというキッカケになった気がします。

たとえば電気を

火力・水力・原子力・風力・地熱・などなど

使用者が選択できるようになっていればどうだろう?

「我が家は風力と契約いたします。原子力はいりません。」

「お客さん、まあそうおっしゃらず、最初のひと月はただにしますから~。」

人気のない会社はつぶれるな・・・

あるいは

蓄電式を導入

冷蔵庫も洗濯機も充電式!

家庭用のエネループなんてのはどうだろう?

100ボルトの電源を1500回使用可能!

リスク回避の意味から

オール電化ではなく、灯油、石炭、まき、ガスなど

オールマイティな暮らしをめざす。

江戸時代のサステナブル(持続可能)な循環型の暮らしに習い

自然に即した生活をする。

今読んでいる本が参考になる。

「江戸に学ぶエコ生活術」アズビー・ブラウン著






























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