冬のソナタ、全20話中16話まで見終えました。
妻は一足先に全部見終えました。
さてきょうは、明後日の本焼きにむけて、クスリ掛けをしていました。
さらに「森の陶芸家ダテコ氏」の続きも書かねば・・・
陶芸は作ってから焼きあがるまで時間がかかります。
ですから、途中で計画が変わることがあります。
新しいアイディアがうまれることもあります。
それでも最終的には窯から出してみないと、わかりません。
これと、これを組み合わせて、こうすれば、こうなるだろう。
と言う予測で動いています。
料理みたいなものかもしれません。
今度の窯
おいしいのができるかな?
妻は一足先に全部見終えました。
さてきょうは、明後日の本焼きにむけて、クスリ掛けをしていました。
さらに「森の陶芸家ダテコ氏」の続きも書かねば・・・
陶芸は作ってから焼きあがるまで時間がかかります。
ですから、途中で計画が変わることがあります。
新しいアイディアがうまれることもあります。
それでも最終的には窯から出してみないと、わかりません。
これと、これを組み合わせて、こうすれば、こうなるだろう。
と言う予測で動いています。
料理みたいなものかもしれません。
今度の窯
おいしいのができるかな?
写真は、新作です。
きのうは陶芸教室でした。
陶芸教室は、午後1時から夜9時までです。
後片付けなどして、帰宅すると大体11時。
それからお風呂など入って、12時くらいになります。
きょうは子どもの野球の練習試合があるので、朝5時おき。
上河内のほうまで行くと言う事で、昨日帰り道車の燃料を入れなくちゃと思っていたのですが、帰宅ルート上で開いているガソリンスタンドが見つかりませんでした。
結局妻の車で出かけました。
子どもいわく
「おとうさんの車はぼろいから、いやだ!」
生意気な。
けっしてぼろくはない。
ふるいだけ。
きのうは陶芸教室でした。
陶芸教室は、午後1時から夜9時までです。
後片付けなどして、帰宅すると大体11時。
それからお風呂など入って、12時くらいになります。
きょうは子どもの野球の練習試合があるので、朝5時おき。
上河内のほうまで行くと言う事で、昨日帰り道車の燃料を入れなくちゃと思っていたのですが、帰宅ルート上で開いているガソリンスタンドが見つかりませんでした。
結局妻の車で出かけました。
子どもいわく
「おとうさんの車はぼろいから、いやだ!」
生意気な。
けっしてぼろくはない。
ふるいだけ。
燃やす物がなくなって、ダテコ氏は、まず煙突を閉じました。
次に燃し口にもふたをしました。
窯の温度を下げないようにしたのです。
それでも、温度は少しづつ下がっていきます。
あと一時間。
一時間のうちに、燃料を見つけなければなりません。
え?
森のどんぐりの木ですって?
残念ながら、乾いた木でなければ燃料にはならないのです。
土の子太郎とロクロ之助は、帰り道を急いでいました。
突然大きな音と光が、目の前でおこりました。
まるで雷がおちたような感じです。
月のでた、こんなに良いお天気なのに・・・
シューシュー・・・
銀色の丸い物が、湯気を出して光っています。
周りには、赤や青や黄色の光が見えています。
丸い物の一部が膜のようになり、そこからにゅーっと人が出てきました。
「やっぱりちょっとずれた所に出てしまったようだ。
どうもクラウドチャンバーの調子がわるい。」
なにやらわめいています。
土の子太郎たちは、木の陰からその様子を見ていました。
「なんだろう?人かな?」
すると、丸い物から出てきた人が・・・
「おーい、そこにいるのはわかってるんだ。
出てきてくれたまえ。」
「え?」
二人は顔を、見合わせました。
つづく
次に燃し口にもふたをしました。
窯の温度を下げないようにしたのです。
それでも、温度は少しづつ下がっていきます。
あと一時間。
一時間のうちに、燃料を見つけなければなりません。
え?
森のどんぐりの木ですって?
残念ながら、乾いた木でなければ燃料にはならないのです。
土の子太郎とロクロ之助は、帰り道を急いでいました。
突然大きな音と光が、目の前でおこりました。
まるで雷がおちたような感じです。
月のでた、こんなに良いお天気なのに・・・
シューシュー・・・
銀色の丸い物が、湯気を出して光っています。
周りには、赤や青や黄色の光が見えています。
丸い物の一部が膜のようになり、そこからにゅーっと人が出てきました。
「やっぱりちょっとずれた所に出てしまったようだ。
どうもクラウドチャンバーの調子がわるい。」
なにやらわめいています。
土の子太郎たちは、木の陰からその様子を見ていました。
「なんだろう?人かな?」
すると、丸い物から出てきた人が・・・
「おーい、そこにいるのはわかってるんだ。
出てきてくれたまえ。」
「え?」
二人は顔を、見合わせました。
つづく
月明かりのした、荷車を引く影がありました。
やや・・・これは・・・
「まてーまてまてー。」
「・・・」
つちのこ太郎とロクロ之助が走ってきます。
「そのまきをどうする気だ!」
「・・・」
「壷のおじちゃんが、困ってるんだぞ!」
「かえせ、かえせ!」
黒い男はだまったままです。
良く見ると・・・
「あれー・・・壷のおじちゃん?」
「おれは、影だ。・・・」
「影?」
「おれは、ダテコ氏の影だ。」
土の子太郎とロクロ之助は顔を見合わせました。
「おじちゃんの影が、なんでまきをはこんでるの?」
「影の国の、まきがたりない・・・」
「おじちゃんが、困ってるぞ!」と土の子太郎。
「大丈夫だ・・・夜が明ければ・・・」
そう言うと、影とまきの荷車はすーと消えてしまいました。
「ありゃりゃ?」
そのころダテコ氏は
「もう燃やす物がない。困ったぞ。」
と途方にくれていました。
さあ大変。
窯の炎はだんだん弱くなっています。
さあ、どうするダテコ氏!
つづく
やや・・・これは・・・
「まてーまてまてー。」
「・・・」
つちのこ太郎とロクロ之助が走ってきます。
「そのまきをどうする気だ!」
「・・・」
「壷のおじちゃんが、困ってるんだぞ!」
「かえせ、かえせ!」
黒い男はだまったままです。
良く見ると・・・
「あれー・・・壷のおじちゃん?」
「おれは、影だ。・・・」
「影?」
「おれは、ダテコ氏の影だ。」
土の子太郎とロクロ之助は顔を見合わせました。
「おじちゃんの影が、なんでまきをはこんでるの?」
「影の国の、まきがたりない・・・」
「おじちゃんが、困ってるぞ!」と土の子太郎。
「大丈夫だ・・・夜が明ければ・・・」
そう言うと、影とまきの荷車はすーと消えてしまいました。
「ありゃりゃ?」
そのころダテコ氏は
「もう燃やす物がない。困ったぞ。」
と途方にくれていました。
さあ大変。
窯の炎はだんだん弱くなっています。
さあ、どうするダテコ氏!
つづく
娘達が「卒業旅行」とかで、朝4時半に起きて送っていかねばなりません。
「どんぐり森の陶芸家」は明日続きを書くことにします。
本日は朝雨で、昼頃から急速に回復し、快晴。
コンセプトイフさんが、クスリ掛けに来ました。
私は一日絵付け。
そのせいなのか?花粉のせいなのか?
目がしょぼしょぼ・・・
本日は「冬ソナ」もお休みにします!
それでは、みなさんおやすみなさい。
「どんぐり森の陶芸家」は明日続きを書くことにします。
本日は朝雨で、昼頃から急速に回復し、快晴。
コンセプトイフさんが、クスリ掛けに来ました。
私は一日絵付け。
そのせいなのか?花粉のせいなのか?
目がしょぼしょぼ・・・
本日は「冬ソナ」もお休みにします!
それでは、みなさんおやすみなさい。
どんぐり森の陶芸家、ダテコ氏は窯を焚いていました。
夜になり森のむこうから犬の遠吠えが聞こえてきました。
パチパチと燃える火を見ているうち、ダテコ氏はウトウトと眠り始めました。
窯詰めや今までの疲れが出たのでしょう。
ダテコ氏は夢をみました。
夢の中に、カマ爺が出てきました。
カマ爺はピアノを弾き始めました。
するとピアノの音にあわせて、窯の炎が踊り始めたのです。
静かな音の時は、ゆっくりチョロチョロと。
激しい音の時は、強くぼーぼーと、炎が踊っています。
そして、ピアノが終わり窯の炎も鎮まりました。
するとカマ爺は今度は窯に水をかけはじめました。
ダテコ氏は夢の中で
「あぶない!窯に水をかけるとあぶない!」
と叫んでいました。
カマ爺はそんなこと全然聞こえない様子で、窯に水をかけ続けます。
突然、窯にひびが入り、中から見たこともない色をした素晴らしい壷が現れたのです。
カマ爺はニヤッと笑って、そのままどこかへ消えてしまいました。
「おじちゃん・・・おじちゃん・・」
ふと気づくと、土の子太郎がダテコ氏を起こしています。
「おじちゃん、窯の火が消えそうだよ。」
はっとわれに返ったダテコ氏が立ち上がると、
ロクロ之助が窯にまきを入れています。
「おおありがとう。危ないところだった。」
「それにしても、不思議な夢をみた。」
「どんな夢を見たの?」と土の子太郎。
「カマ爺が出てきて、窯に水をかけるんだよ。
カマ爺が夢にでると、良い事が起きると聞いたことがあるんだが・・・。」
「もうまきがなくなるでござる。」とロクロ之助。
「おおそれはまずい。手伝ってくれるかな?
まき小屋に行って、運んでこないと。」
まき小屋に行って見ると・・・
まきがない!
あんなにあったまきが、無くなっているのです。
どうしたんだろう?
小屋の前の道には、二本のタイヤのあとが・・・
さあ大変窯がきえちゃう!
土の子太郎と、ロクロ之助はタイヤのあとを追って走り出しました。
ダテコ氏は、家の壁をはがして窯にくべています。
つづく
夜になり森のむこうから犬の遠吠えが聞こえてきました。
パチパチと燃える火を見ているうち、ダテコ氏はウトウトと眠り始めました。
窯詰めや今までの疲れが出たのでしょう。
ダテコ氏は夢をみました。
夢の中に、カマ爺が出てきました。
カマ爺はピアノを弾き始めました。
するとピアノの音にあわせて、窯の炎が踊り始めたのです。
静かな音の時は、ゆっくりチョロチョロと。
激しい音の時は、強くぼーぼーと、炎が踊っています。
そして、ピアノが終わり窯の炎も鎮まりました。
するとカマ爺は今度は窯に水をかけはじめました。
ダテコ氏は夢の中で
「あぶない!窯に水をかけるとあぶない!」
と叫んでいました。
カマ爺はそんなこと全然聞こえない様子で、窯に水をかけ続けます。
突然、窯にひびが入り、中から見たこともない色をした素晴らしい壷が現れたのです。
カマ爺はニヤッと笑って、そのままどこかへ消えてしまいました。
「おじちゃん・・・おじちゃん・・」
ふと気づくと、土の子太郎がダテコ氏を起こしています。
「おじちゃん、窯の火が消えそうだよ。」
はっとわれに返ったダテコ氏が立ち上がると、
ロクロ之助が窯にまきを入れています。
「おおありがとう。危ないところだった。」
「それにしても、不思議な夢をみた。」
「どんな夢を見たの?」と土の子太郎。
「カマ爺が出てきて、窯に水をかけるんだよ。
カマ爺が夢にでると、良い事が起きると聞いたことがあるんだが・・・。」
「もうまきがなくなるでござる。」とロクロ之助。
「おおそれはまずい。手伝ってくれるかな?
まき小屋に行って、運んでこないと。」
まき小屋に行って見ると・・・
まきがない!
あんなにあったまきが、無くなっているのです。
どうしたんだろう?
小屋の前の道には、二本のタイヤのあとが・・・
さあ大変窯がきえちゃう!
土の子太郎と、ロクロ之助はタイヤのあとを追って走り出しました。
ダテコ氏は、家の壁をはがして窯にくべています。
つづく
5時半で1142度。
本焼き酸化です。
酸化ですが、さやに入れて還元狙いの作品もはいってます。
大鉢・マグカップ・湯のみ・陶芸教室の方々の作品などです。
予定より一日早い窯になりました。
使った釉薬は、透明釉、マット釉、織部、飴、チタン、黒、糠白です。
良い焼きあがりになりますように。
本焼き酸化です。
酸化ですが、さやに入れて還元狙いの作品もはいってます。
大鉢・マグカップ・湯のみ・陶芸教室の方々の作品などです。
予定より一日早い窯になりました。
使った釉薬は、透明釉、マット釉、織部、飴、チタン、黒、糠白です。
良い焼きあがりになりますように。