あぶり

素焼きのあぶり、開始です。

様子をみながら、明日素焼き。

私が最初に教わった先生は

京焼きを勉強した人でしたから

素焼きの温度は800度でした。

益子に来たら、600度。

煤がきれれば、それで良しと言う人も・・・

現在の自分は700度を目安にしておりますが、絶対のものでもないと考えています。

土の種類、作品の形・厚み

掛ける薬などによって変えてよいと思います。

粉引きをやってる人で、素焼き400度と言う人もいるようです。

また、磁器をやってる人で

素焼きの段階から還元をかけておくと言う人もいます。

自分の場合、600度でくすりが縮れたことがあり

それ以来700度でやってます。

みなさんはどうですか？

テレビを見ていたら

CMで、選択肢が多いと人は選べなくなる

と言うようなコメントで

ベビーカーを選ぶ夫婦が出てくるのがありました。

「選択回避の法則」とか言ってたようです。

う～む

益子陶器市はどうだ？

選択肢多いぞー

でもわかるなあ。

自分もお店で、あり過ぎると困っちゃうもの。

選べないのも困るけれど

どのくらいがちょうど良いのでしょうか？

個人的には

目的に対して五つ位選択肢があると

満足できるような気がするけど・・・

みなさんはどうですか？

明日から新学期

数日前の夕日です。

実際は気付かなかったけど、写真で見ると

送電塔が目立ちますね。

場所は宇都宮インターパークビレッヂ。

本日の作業。

石膏型の鋳込み。

マグカップの削り・取っ手付け。

息子はあすから新学期。

中３になります。

春休みも終わりだね。

DOG-GOD

小澤征良のエッセイ

言葉のミルフィーユ

の中に印象深い文章があったのでご紹介する。

犬のこころ

幼い頃から動物好きなのに喘息で、ぬいぐるみばかりが子供部屋にあふれた。

小学生のあるクリスマスイブはとんでもなく嬉しい夜となった。

両親が演出たっぷりに真っ黒い毛玉のような子犬を私にくれた。

雑種犬はその後18年生きて、今でも私の中に生きている。

亡くなってしまったけれど、もしかして違う犬に生まれ変わるかも・・・

もう絶対に会えないとはどうしても思えなかった。

雑種犬をなくして二年後のクリスマス・・・偶然通りかかった窓に

手の平にのるくらいの毛のかたまりが

ここだよと言わんばかりに尻尾を一生懸命ふっていた。

目が会うと、その子犬は三回ほえた。

年老いてから何年もほえなかった雑種犬は最後の息で三回ほえてなくなった。

家族ときちんと別れの挨拶をするように。

偶然出会って、三回ほえたその子犬をどうしても忘れられなくて

結局その子犬は、我が家へ来た・・・それがブチカ。

そんなわけで大きな犬をと思っていたのに今家にいるのは

気ばかり大きな、この小さなやんちゃ犬である。

DOGは逆に読むとGOD。

犬は神に一番近い動物だから、とどこかで読んだ記憶がある。

一途に人を愛する忠実さ。

ことばこそしゃべらないけど、犬から学ぶことは多い。

犬は一番大切なことを知っている。

愛するものとただ一緒にいる幸せ。

飼い主がお金持ちだろうが、偉かろうが関係ない。

本質を見る動物。

信用した人間をその短い一生を通じてまっすぐ愛し続ける。

エゴも自己中心的な考えも、損得の計算もない。

犬のような視点をもつ人でいたい。

四本足でも、毛むくじゃらでも、しゃべれなくても

こんなに心で生きる動物は、確かに一番神に近い、と私も確信しているから。




本日の市貝町花王石鹸工場前桜並木

ラストスパート

陶芸教室から帰宅したら、息子がテレビを見ていた。

広辞苑誕生秘話というような内容をやっていた。

つい引き込まれて、正座して見る。

フジテレビの「わかるテレビ」と言う番組らしい。

始めてみた。

そういえば、4月はテレビ・ラジオの番組改編の時期。

j-waveでも一年半ぶりにジョン・カビラさんが復帰。

ウエルカム・ウエルカム！

栃木市までの行き帰り、桜が満開？でうきうきでした。

都賀町の長福寺さんからもメールをいただきました。

桜が満開だそうです。

そして益子の春色陶器市まであと三週間。

ラストスパート！

刺激的

明日は、新栃木駅前きらり工房陶芸教室の日です。

講師の私は市貝町から約70分かけていきます。

夜は9時まで教室を開いていますので

終わってからおしゃべりしたりして、帰宅するのは

11時～12時ころになります。

定員にまだ余裕がありますので、

興味のある方、どうぞお気軽にのぞきに来てください。

恐い人はいませんから(笑）

詳しい場所に関してはこちら

きらり工房ホームページから

あるいは、グーグルマップに

栃木市平柳町1-11-14と入れてみてください。

さて今日は

粘土を買いに益子の組合に行って、戻ってきてから

家の用事で宇都宮に行って、先ほど帰宅しました。

二日分動いたような気がしています。

おしゃれなお店をのぞいたり

刺激を受けてきました。

いろいろ見たり、人と会ったりして

脳に刺激をあたえないといかんな～と思ったしだい。

いつも同じような格好をしていてはいかんな～と思ったしだい。

工房でネクタイをしてロクロに向かうなんてのはいかがなものか？

あるいはドラえもんのエプロンをしてみるとか（笑）

いくつになっても、刺激的毎日をすごしたいものです。

炭化にまつわるエピソード

独立したてのころ

角窯と言うのを使っていました。



はじめて「炭化」という焼き方をしてみようと思い

やり方を聞いて、一人で挑戦。

要するに、本焼きは通常通り焼いて

密閉して薪を入れ、作品をいぶす。

と言う風に理解しました。

いつもの様に、本焼きが終わり

煙がもれないように、丁寧に隙間に砂をぬり

さあ、薪を投入。

3～4本入れたところ、投入口から炎が！・・・

これがただ事ではない！

1200度以上窯の中はあるわけです。

そして密閉してあるわけです。

15センチ角ほどある、薪の投入口から

2メートルくらい炎が立ち上がりました。

レンガでふたをしようとしても、熱くて近づけない！

炎は窯屋根付近まで立ち上がっています。

あせります。

あせるけれど、熱くてどうにもできません。

軍手を二重にして再度レンガでふたをしようとしますが

だめです。

すると、偶然に友人が来ました。

「おお、手伝ってくれ！」

そばにあった、戸板を一人が持ち、盾のようにして窯に接近します。

もうすこし・・・

あちち！

窯屋根を炎がなめています。

今度は友人が手袋をしてレンガを持って接近。

私が戸板でガード。

もう少し・・・

やった！

蓋に成功。

急いで、砂を塗って、

いやーよかったよかった。

ありがとう。

あとで慣れた人に聞いたら、

煙突は最後に閉じるんですって！

そうしないと、逆流してどうにもならなくなる。

まさに、それを体験したわけで

火事にならなくて本当によかった。

で、窯出しですが

全然炭化になってなかったんですよ。

還元すらあやしいところで

酸化みたいな色合い。

四苦八苦していた間に、炭素が焼ききれちゃったようで

それまでかけていた還元も戻っちゃったということのようでした。

生半可な知識はヤケドの元・・・と言うことですか。

不自由だと工夫する

左手首が炎症をおこしていて

実はだましだまし使っています。

茶碗程度なら良いけれど、なべ・かまだとちょっときつい。（持つとき）

それで粘土をこねるのをやめまして

床の上に板を置いて、たたきつけています。

これで意外に大丈夫なものですねえ。

考えてみれば、不自由だから工夫する。

もしお金が有り余って、使い切れない状況だったら

毎日ぼーっとしてくらしているかもしれない・・・（笑）

この前のラジオであるミュージシャンが

ヒットしちゃったら

印税が銀行に入ってきたんですって

それが、通帳に印字しきれない数字だったとか・・・

何桁になったら、記帳しきれなくなるのかなあ？

ATMが止まらない～（笑）

話が脱線

要は、パン捏ねの要領ですね。

菊練り苦手な方、おためしあれ。

OTTAVA

iTunesでポッドキャスティングめぐりをしていたら

OTTAVAというところにたどり着いた。

聞いてみると良いんですよ！

クラッシックのインターネットラジオステーションなんですが

選曲良し、音質良し

ネットで調べてみると

ちょうど一年前に開局。

一年間しらなかったなあ。

OTTAVAホームページ

OTTAVA Caffe Selectionブログ

おすすめです！

cafe style3人展はじまりました

すでに何度かご紹介していますが

cafe style3人展が今日からはじまりました。

場所は宇都宮市清原台のcafe kenzosun



こちらは全景



中に入ると





こんな感じになっております。

今月いっぱい開催しております。

是非おはこびのほどを・・・