同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

同立戦を終えて

2007年09月13日 | 大会
4回生の前田です。

遅ればせながら、先週行われた第31回同立戦に関する報告をしたいと思います。

先月のリトリートセンターで監督からゼッケン「1」をいただき、気合十分で臨んだ同立戦でしたが、9/9の報告の通り総合・Ⅰ部競技において立命に敗れ、ご期待に添えぬ結果となってしまいました。

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DAY1(9/4)
午前中に開会式を行い、午後からⅠ部競技がスタートしました。
先行は同志社だったため1発目は私前田。雲底約600mの積雲のコンディションでしたが、プラスを掴みきれず着陸してしまいました。2発目に上がった立命の片岡が雲低が700mに上がるまでねばり、その後周回を達成しました。
この日は前田3回、重田が2回フライトを行いましたが、海風により北西から条件が悪くなっていく状況のなかで周回するに至りませんでした。しかし、条件が悪くなる中でも周回できる条件のタイミングがあったことも事実です。私自身も最低1ポイントクリア、あわよくば周回を確信した状況がありながら、上空で重田と仲間同士で判断を誤り、結局ノーポイントというフライトがありました。詳しい状況を文章では書ききれませんが、自分の判断ミスで立命に食らい付くチャンスを逃してしまったことは非常に悔しい思いでいっぱいです。

DAY2(9/5)  周回者なし
DAY3(9/6),4(9/7)  天候によりⅠ部競技なし
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結局、Ⅰ部競技は9/4の1日で勝負が決まってしまうという状況でした。

この同立戦では、自家用実地試験を控えた岩井、重田が初めて周回速度競技に参加しました。重田の粘りのフライトは敢闘賞に値するほどだったと思いますし、岩井も少ないチャンスでしたがⅠ部競技のよい経験になったと思います。私も自分のフライトをよく反省し、この3人を中心として全国大会に向けた競技会ロードを戦っていきたいと思います。
またⅡ部では3回福本が貫禄勝ちをしましたが、特筆すべきは立命の選手が全員2回生だった中、同志社2回の茶田が福本に続き準優勝をした点だと思います。3回福本、2回の小寺、茶田の今後に期待したいと思います。

そして、クルーの部員も暑い中頑張ってくれました。選手として感謝の気持ちでいっぱいです。特に一回生はサーマルを掴んで上昇していくグライダーを見たのが初めてだった人も多かったのではないでしょうか?

◆1,2回生へ
ここまで「同立戦で負けてしまい・・・」という内容を綴ってきました。もちろん悔しい気持ちや申し訳ない気持ちはありますが、もうひとつ言えることは「楽しかった!」ということです。
積雲を見ながらコース取りを考えているとき。サーマルのコアに近づこうと四苦八苦しているとき。サーマルを掴まえて、高度計がみるみる上がっていくとき。そしてあの緊張感。サーマルでより速く上がることを目指すフライトは楽しい、の一言です。これらはライセンスを取得するまでの訓練フライトでは味わえないことであり、1,2回生にはライセンス以上を目標に頑張ってほしいと思います。今回の同立戦がよい刺激になれば幸いです。

最後に、協力くださった学連の田口教官をはじめとする監督、教官方、山口部長先生、福井空港の方々、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、大会を企画運営した両校主将はお疲れ様でした。

明後日から同志社・神大の木曽川合宿が始まります。
私の航空部生活もあと半年。まだまだやるべきことがいっぱいですが、精一杯やっていきたいと思います。

コメント (2)
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