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「議会だより」の台所事情

2010-07-09 04:13:41 | 議会だより
「議会だより」について先日知人から「お金がかかって大変だね。だけど政務調査費があるんだろう」と聞かれました。そこで「議会だより」にかかわる私の財布の中身をご紹介します。

「議会だより」発行に伴う経費は1回につき1万9020円です。その詳細な内訳は印刷会社からのメールを添付しましたのでご覧ください。2千部印刷していますので1部あたり9円50銭になります。コンビニのコピー代が1部10円ですからそれと比較しても格安です。

《ご注文の印刷物》
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[注文No]13032241_001
[品 名]議会だより第7号
[納 期]5日納期
[名 称]A3フライヤー
[色 数]両面フルカラー
[用 紙]コート90kg
[枚 数]2,000枚
■価  格    16,020 (円)
[カスタマイズ]
★二つ折:追加納期 1日
■オプション料金 2,700 (円)
■WINDOWS変換料金(Cタイプ) 0 (円)
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●単品計     18,720 (円)
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●小  計    18,720 (円)
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■税込商品代金  18,720 (円)
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★代金引換手数料 300 (円)
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◆請求額     19,020 (円)

格安でできる秘密の第一は、印刷の版下をすべて自分で作っているからです。原稿の入力、レイアウト、写真などすべて自宅のパソコンで行っています。第二は、印刷はインターネットで調べた格安印刷を使っているからです。私の使っている印刷所は京都にあります。この会社は全国から注文を受けています。第三は、印刷所へのデータ送付や校正などすべてをメールで行っているからです。対応がスピーディでていねいな仕事をしていただいています。

かかった経費はべて自腹です。「議会だより」の発行は3ヶ月毎ですから、毎月の議員報酬の中から6300円あまりをこのために積み立てています。

このお金は政務調査費から支出することはできません。政務調査費は議員一人当たり月1万円、年間で12万円が支給されますが、これはあくまでも会派に支出するもので、使途も議員研修や議案調査、資料購入などに限定されています。「議会だより」など、いわば議員の自己PRなどの費用には使えないというのです(私は決して自己PRだけではないと思っています)。

最初は中央公民館の印刷機を利用させてもらっていました。A3の両面印刷で9円。2千部で1万8000円かかります。紙もザラ紙で写真などは印刷も不鮮明です。そんなことでもっと良い方法はないか調べたところいまの会社を見つけました。現在ではとても満足しています。

知事選の構図が固まりました

2010-07-09 02:44:16 | 議会活動
8日の信濃毎日新聞によれば、腰原愛正(こしはら・よしまさ)副知事が8月の県知事選挙へ立候補することになったそうです。新聞報道によれば、腰原氏は大町市出身で慶応大卒。大町市議を経て平成2年に同市長に就任し4期16年務めた。退任後の18年、知事選に当選した村井氏の要請を受けて副知事に就任しています。

これで県知事選挙は現副知事の腰原さん、元副知事の阿部さん、前信濃美術館館長の松本さんの3人で県知事選挙が戦われることがほぼ決まりました。今週末参議院選挙が終われば一気に知事選挙に突入です。

3人が3人とも田中県政や村井県政に対する見方にも共通するものがあります。それぞれの方々の政策はこれから新聞紙上などで明らかにされてくると思いますが、この選挙が県民が県政を考える機会になればいいと感じています。

県知事選挙では長野県民はこれまで様々なことを学んできました。大政翼賛的な吉村県政のもとで何もモノを言えない閉塞的な状況が長く続いてきました。2000年10月に田中県政が誕生することによって、県政に対して自由闊達な議論が行われるようになりました。しかし一方で県政に混乱と停滞を招いたこともまた事実でした。こうした中で、2006年に田中県政の後を引き継いだ村井県政は県政の建て直しに尽力。実直にひとの意見に耳を傾け、県職員や市町村との信頼回復に努めてきました。

そして今回、これまでの長野県政の経験を踏まえ、あらためて県政に対して自由闊達な議論が必要だと感じています。これからの長野県のあり方を考えてみたいと思います。私はこれまで直接お話しをお聞きしたのは阿部さんです。そのお人柄といい、これまでの経験、掲げる政策には共感できるものがあります。

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