民主党参院選挙で惨敗を喫する

2010-07-12 02:19:28 | 議会活動
昨日行われた参議院選挙で民主党惨敗、自民党健闘、みんなの党躍進という結果が出ました。民主党は前回獲得した50議席を下回り、与党全体でも過半数に届かないとい惨敗を喫しました。

だいたい投票日の朝の新聞に、消費税について陳謝する全面広告を載せざるを得なかったことなど前代未聞です。突然の消費税の提案が市民から厳しい批判が寄せられたのだろうと思います。

民主党の候補者も消費税についての対応は様々でした。北沢さんは消費税はやむをえないといい、高島さんは消費税反対と全く正反対でした。菅さんは党の中でも十分議論せず未消化のまま唐突に提案し、批判されると低所得者へ還付するといい、ギリシアのように財政破綻するといい出しました。

昨年の衆議院選挙のように民主党が政権交代を目指し、みんなが一致団結して同じ方向を見て頑張ってきたことを考えると、まさに雲泥の感がありました。候補者も党首も言っていることがバラバラ。これではとても選挙など戦えるはずがありません。

6月に鳩山さんから菅さんに代わって民主党の支持率もV字回復し、これで政権も安定すると思っていたのですが大誤算でした。民主党は国民の願いに真摯に答えようとしていない、民主党には「民主」がないと言わざるを得ません。誠に残念な結果に終わりました。

昨年の政権交代に期待した者として民主党の再生を願うものです。

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