就学援助ってご存知ですか?

2010-10-03 22:40:20 | 議会活動
就学援助てご存知でしょうか。就学援助とは「経済的に就学が難しい小中学生の保護者に、市区町村が学用品費や給食費、修学旅行費などを援助する制度」です。就学援助対象世帯には生活保護を受けている「要保護」家庭と、収入が生活保護世帯の1.1~1.5倍の「準要保護」世帯があります。

これは学校教育法で「経済的理由により就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない」(同法第25条、第40条)と定められていることによります。

この就学援助について「就学援助対象最多149万人、全国の小中学校15年間で倍増」(「信濃毎日新聞」10月3日付)という記事が掲載されました。以下記事の全文を掲載します。

経済的に困窮する過程に小中学校の学用品代や修学旅行費などを補助する自治体の「修学援助制度」の受給対象となった2009年度の児童生徒が、前年度より5万1982人増え、過去最多の148万8113人に上ったことが2日、文部科学省の調査で分かった。

増加傾向が続いており、約76万6千人だった1995年度の調査開始時から15年間で2倍近くに達した。文科省は「経済情勢は好転しておらず、今後も増えることが懸念されている」としている。

修学援助は生活保護を受けている「要保護」世帯と、生活保護世帯に近い困窮状態にあると市区町村が認めた「準要保護」世帯が対象。「要保護」の児童生徒数は13万6648人で、前年度より5616人増え、「準要保護」は4万6366人増の135万1465人だった。

公立校の全児童生徒数に占める修学援助対象者の割合は全国平均で15%。都道府県別では大阪の27%が最も高く、山口24%、東京23%、北海道と高知が22%と続いた。(中略)

県内で2009年度に就学援助制度の受給対象になった児童生徒数は1万8942人。このうち「要保護」は465人、「準要保護」は1万8477人だった。公立校の全児童生徒数に占める就学援助対象者の割合は10.1%だった。


就学援助が増えてきているとのことですが、これは東御市でも同様です。9月議会においても私の所属している社会福祉委員会で話題になりました。東御市における就学援助の実態は以下の通りです。

●要・準保護児童費 912万円
田中小76人(13.3%)、滋野小26人(9.1%)、祢津小21人(7.5%)
和小58人(12.9%)、北御牧小30人(10.4%)、合計211人(11.2%)

●要・準保護生徒費 993万円
東部中学校 123人(14.5%)、北御牧中学校20人(14.1%)、合計143人

小学校では全校児童の11%、中学校では全校生徒の14%のご家庭が就学援助対象世帯となっています。これは全国平均よりは低く、県内よりはやや高くなっています。こうした状況を見ると、子供たちをめぐる環境が著しく悪化していることが窺われます。本来であれば義務教育はすべて国で負担すべきところです。

就学援助については小中学校ごとに4月に保護者に説明があり、申請は学校で取りまとめて行なっているようです。保護者の皆さんへのていねいな説明と、申請しやすい環境づくりに努めていただきたいと思います。

舞台が丘コーナーができました

2010-10-03 22:05:25 | 議会活動

舞台が丘整備の概念図と模型が展示されていました。

市庁舎本館の模型、西側を残し、東側を図書館を合築し3階とします。

南東方面から見た本庁舎建設後のイメージ図です。

10月3日、東御の日の記念式典が中央公民館で開催されました。その入り口に舞台が丘基本構想を説明したコーナーが設置されていました。舞台が丘の概念図とともに模型も展示されていました。

9月議会の一般質問で私は市民に理解してもらうために「舞台が丘コーナー」を設けたらどうかと提案しました。今回の舞台が丘整備計画は本庁舎の図書館の合築などもあり複雑で、図面を見ただけではなかなかイメージできません。そんな中、7月の全員協議会で市側から模型が示されました。私は議員にだけ見せるのではなく一般市民に広く公開すべきだと述べました。

今回展示されたコーナーはまさに私が提案したものです。これをいくつか作り、市役所ロビーや中央公民館など市民が集まる場所に展示してほしいと思います。今年度には仮庁舎もでき本庁舎からの引越しも始まり、来年の夏ごろには工事に着工する予定です。市民の皆さんにご不便をおかけすることになります。舞台が丘整備に対する市民の理解と協力を得るためにも、適切な情報発信に努めていただきたいと思います。

本日FM放送が始まりました

2010-10-03 19:08:29 | 雑感

FMとうみ開局のテープカットです。

最初の演奏は柄沢さんの生演奏でした。

開局を祝ってチンドン屋さんが街にくり出しました。

10月3日10時03分、FMとうみが開局しました。田中商店街のスタジオ前でテープカットが行なわれました。関係者や市民の方など大勢の方が集まっていました。最初の放送では地元のシンガーソングライター、柄沢昇平さんがギター演奏で自作の曲を歌ってくれました。

「ニ升五合」という旗を掲げたチンドン屋さんも登場。「ニ升」で「ますます」、「五合」で「繁盛」(五合は一升の半分だから『はんじょう』だそうです)。「ますます繁盛しますように」ということでしょうか。このチンドン屋さんはFMを応援する地元のボランティアの方です。

わが家は私は車のカーラジオ、妻はぶどうの選果をしながら携帯ラジオで耳を傾けていました。セリフをかんだり、地元のことがまだわかっていなかったり、いろいろありましたが、何はともあれ頑張ってほしいと思います。とうみから元気を発信してください。

滋野保育園の運動会でした

2010-10-03 05:22:46 | 雑感

10月2日は地元の滋野保育園の運動会です。お天気が心配されましたが当日は好天に恵まれました。保育園の小さなグラウンドはすでに保護者の方でいっぱいでした。万国旗が飾られ、様々な飾りつけもなされ運動会の雰囲気満点です。

子供たちが組ごとに集合しいよいよ始まりです。滋野保育園の特徴は縦割り保育。年長さんも年中さんも年少さんもみんな一緒です。時には年長さんだけ年少さんだけで行なうこともありますが、縦割り保育でお兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自覚も生まれるそうです。

最初に五十嵐副市長のお話がありました。五十嵐さんが子供たちにお話しする時に、背を丸めかがんで子供たちの目線に合わせてやさしくお話しされていました。とても好ましく五十嵐さんのお人柄まで感じられました。目線を合わせることは信頼にもつながります。

お天気は最初曇り勝ちでしたが徐々に陽が出てやがて汗ばむような陽気になりました。子供たちの演技はどれもみんな一生懸命さが伝わってきて微笑ましくなりました。子供たちのご家族の方もグラウンドのまわりにゴザを敷いて応援していました。若いお父さんが達が大勢カメラを片手に来ていたことが印象的でした。私の頃は子供のことはほとんど母親にまかせっきりでしたので、子育てにお父さんが参加することはとてもいいことだと思います。

運動会はお昼までで全部終了しました。子供たちの演技に感動しました。そして運動会を企画し準備してこられた先生方、役員の皆さんの頑張りに感謝です。ご家族の皆さんの応援も運動会をとても盛り上げてくれました。感謝と感動の運動会になりました。ありがとうございました。

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