松本文書館を見てきました

2010-10-14 09:10:20 | 議会活動

(写真)松本文書館-県内にある公文書館は長野県立歴史館、長野公文書館の3つだけです。

(写真)館長さんからご説明いただきました。

(写真)整理され整然と並んだ保管棚。

10月13日は滋野公民館主催の「滋野時報を語る」講座の研修で松本市にある「松本文書館」訪問しました。

文書館では担当者の方から松本文書館についてご説明を受けました。この文書館は市政施行90周年を記念して松本市史を編纂した際、収集した史資料を市民が活用できるよう保存管理し、将来の市民のために伝えることを目的に設置されたものです。

現在寄贈・寄託された地域文書約5万点、旧町村の行政文書約7万4千点、複製資料など約8万点が整理保存されています。こうした施設は現在国に4館、都道府県で30館、政令指定都市で7館、市町村で17館あるそうです。長野県にあるのは長野県歴史館と長野市公文書館とこの松本市文書館の3館のみです。

9月議会に上田・東御・小県地域史連絡協議会から「東御市立文書館設置を求める請願」が出されています。これは住宅の建て替えなどで古い貴重な史料が失われており、行政で保存・活用する文書館を設置してほしいというものです。

平成21年6月に成立した「公文書の管理に関する法律」では公文書は民主主義の根幹を支える国民共有の資源であり、それを適正に管理・活用することは行政の責任です。この視察はこれからの公文書の管理を考えるうえでとても参考になりました。

松本城公園で昼食をとり、その後化石博物館を見学し視察を終えました。

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