私が市会議員になって11月9日で3年目に入ります。議員の任期が4年ですのでちょうど折り返し点になります。そこで2年目の反省と、これからの2年間の自分の目標について考えてみたいと思います。
●一般質問について
この間4回の議会で私が行なった一般質問は以下の通りです。
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・12月議会
・舞台が丘整備計画で議会棟を作るのかあいまいだ。
・市民に公開の場で事業仕分けをやるべきではないか。
・経営難が見込まれるFM放送開設は慎重に対応すべきだ。
・3月議会
・生活保護は狭き門となっている。もっと親切に応対すべきだ。
・南口振興計画は採算性を考慮しコンパクトなものにすべきだ。
・舞台が丘整備計画は設計段階にも市民の声を反映させるべきだ。
・6月議会
・土地開発公社の不良資産はいくらか。どう処理するのか。
・温泉施設への委託料は過大だ。振興公社の自立的発展を目指すべきだ。
・9月議会
・舞台が丘整備計画の進捗状況を一般市民へ公開すべきだ。
・指定管理者制度は原則公募で行うべきではないか。
・異常気象で経営難に陥っているぶどう農家を支援すべきだ。
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この間一貫して質問してきたのは舞台が丘整備計画についてです。これは総額35億円にも上る巨大プロジェクトです。
当初市は市民説明会では本館西館を4階建てとし、最上階に議会棟を建設すると述べていました。しかし市民へのパブリックコメントではそれが明示されていませんでした。私は議会棟は現在あるものを使うべきだと主張。その結果西館は現在の通り3階建てとなりました。
私は舞台が丘の詳細設計においても市民への情報公開と市民参加を主張してきました。これは具体的に舞台が丘コーナーや新図書館講座や公民館講座として実現しています。
つぎに私が重視したのは土地開発公社の不良資産問題です。私は2年前最初の一般質問で土地開発公社の含み損について質問し、資産評価を簿価(購入価格)ではなく時価で行なうべきだと主張しました。今回初めて土地開発公社の時価評価が実現しました。その結果不良資産額が明確になり、その処理に向けて一歩踏み出すことができました。
このように、私は現在の市政の重要課題である、舞台が丘整備計画や土地開発公社の不良資産処理について必要な提言を行なってきました。
●議会改革について
次に議会改革です。「市民に開かれた議会」が私の主張でした。私は最初の議会で、滋野選出の議員さんの賛同のもと滋野地区での報告会を計画しました。残念ながら議会の同意が得られず実現しませんでした。
その後私は議会改革委員会に所属し「議会報告会」と一般質問における「一問一答方式の導入」を主張してきました。報告会については「自分の支持者を集めてやればいい」という意見が出たり、「一般質問は変える必要はない」という意見もあるなど改革への道のりは決して平坦ではありませんでした。
私は周辺自治体における一問一答方式がどのように進められているか視察することを提案しました。その結果小諸市議会への視察が実現し一問一答方式への議論が進みました。その結果議会報告会と一問一答方式が行なわれることになりました。
しかし問題もあります。私は地区ごとに報告会を行なうべき、一問一答方式を全面的に導入すべきと進言しましたが賛同は得られず、報告会はまず1ヶ所でやること、一般質問は一問一答と従来のやり方との選択方式となりました。
議会改革は全議員の賛同を得なければ進みません。改革の必要性は理解できるが変えることに対する不安があるということなのでしょうか。私はこれからも議会改革を積極的に訴えてゆきたいと思います。
●若林幹雄の2年目の評価
以上から2年目の評価を実施します。評価は下記の5段階で実施します。
「5」-課題が十分達成でき、まわりにも大きな影響を与えた。
「4」-課題が達成できたが、まわりへの影響は限定的であった。
「3」-課題は達成できたが、まわりに働きかけたが影響は与えられなかった。
「2」-課題は達成できず、自分だけの動きにとどまっていた。
「1」-課題に挑戦できなかった。
上記の評価段階によれば、私の評価は以下の通りです。
・市政改革への取り組みについては「評価4」としたいと思います。
議会棟建設を白紙に戻したり、土地開発公社の時価評価を実現するなど具体的な成果をあげたことを評価します。
・議会改革への取り組みについては「評価3」としたいと思います。
議会報告会や一問一答方式の導入はすでに周辺市町村で実施しています。議会報告会は1ヶ所、一問一答方式は選択制であるなど改革が不徹底です。こうしたことから同僚議員を十分説得できなかった点を考慮し、「まわりに働きかけたが影響は与えられなかった」という「評価3」とします。
総合評価は「やや良」としたいと思います。皆様の評価はいかがでしょうか。
●一般質問について
この間4回の議会で私が行なった一般質問は以下の通りです。
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・12月議会
・舞台が丘整備計画で議会棟を作るのかあいまいだ。
・市民に公開の場で事業仕分けをやるべきではないか。
・経営難が見込まれるFM放送開設は慎重に対応すべきだ。
・3月議会
・生活保護は狭き門となっている。もっと親切に応対すべきだ。
・南口振興計画は採算性を考慮しコンパクトなものにすべきだ。
・舞台が丘整備計画は設計段階にも市民の声を反映させるべきだ。
・6月議会
・土地開発公社の不良資産はいくらか。どう処理するのか。
・温泉施設への委託料は過大だ。振興公社の自立的発展を目指すべきだ。
・9月議会
・舞台が丘整備計画の進捗状況を一般市民へ公開すべきだ。
・指定管理者制度は原則公募で行うべきではないか。
・異常気象で経営難に陥っているぶどう農家を支援すべきだ。
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この間一貫して質問してきたのは舞台が丘整備計画についてです。これは総額35億円にも上る巨大プロジェクトです。
当初市は市民説明会では本館西館を4階建てとし、最上階に議会棟を建設すると述べていました。しかし市民へのパブリックコメントではそれが明示されていませんでした。私は議会棟は現在あるものを使うべきだと主張。その結果西館は現在の通り3階建てとなりました。
私は舞台が丘の詳細設計においても市民への情報公開と市民参加を主張してきました。これは具体的に舞台が丘コーナーや新図書館講座や公民館講座として実現しています。
つぎに私が重視したのは土地開発公社の不良資産問題です。私は2年前最初の一般質問で土地開発公社の含み損について質問し、資産評価を簿価(購入価格)ではなく時価で行なうべきだと主張しました。今回初めて土地開発公社の時価評価が実現しました。その結果不良資産額が明確になり、その処理に向けて一歩踏み出すことができました。
このように、私は現在の市政の重要課題である、舞台が丘整備計画や土地開発公社の不良資産処理について必要な提言を行なってきました。
●議会改革について
次に議会改革です。「市民に開かれた議会」が私の主張でした。私は最初の議会で、滋野選出の議員さんの賛同のもと滋野地区での報告会を計画しました。残念ながら議会の同意が得られず実現しませんでした。
その後私は議会改革委員会に所属し「議会報告会」と一般質問における「一問一答方式の導入」を主張してきました。報告会については「自分の支持者を集めてやればいい」という意見が出たり、「一般質問は変える必要はない」という意見もあるなど改革への道のりは決して平坦ではありませんでした。
私は周辺自治体における一問一答方式がどのように進められているか視察することを提案しました。その結果小諸市議会への視察が実現し一問一答方式への議論が進みました。その結果議会報告会と一問一答方式が行なわれることになりました。
しかし問題もあります。私は地区ごとに報告会を行なうべき、一問一答方式を全面的に導入すべきと進言しましたが賛同は得られず、報告会はまず1ヶ所でやること、一般質問は一問一答と従来のやり方との選択方式となりました。
議会改革は全議員の賛同を得なければ進みません。改革の必要性は理解できるが変えることに対する不安があるということなのでしょうか。私はこれからも議会改革を積極的に訴えてゆきたいと思います。
●若林幹雄の2年目の評価
以上から2年目の評価を実施します。評価は下記の5段階で実施します。
「5」-課題が十分達成でき、まわりにも大きな影響を与えた。
「4」-課題が達成できたが、まわりへの影響は限定的であった。
「3」-課題は達成できたが、まわりに働きかけたが影響は与えられなかった。
「2」-課題は達成できず、自分だけの動きにとどまっていた。
「1」-課題に挑戦できなかった。
上記の評価段階によれば、私の評価は以下の通りです。
・市政改革への取り組みについては「評価4」としたいと思います。
議会棟建設を白紙に戻したり、土地開発公社の時価評価を実現するなど具体的な成果をあげたことを評価します。
・議会改革への取り組みについては「評価3」としたいと思います。
議会報告会や一問一答方式の導入はすでに周辺市町村で実施しています。議会報告会は1ヶ所、一問一答方式は選択制であるなど改革が不徹底です。こうしたことから同僚議員を十分説得できなかった点を考慮し、「まわりに働きかけたが影響は与えられなかった」という「評価3」とします。
総合評価は「やや良」としたいと思います。皆様の評価はいかがでしょうか。