市民の皆さんは議員定数についてどのようにお考えでしょうか。一般的には議員数は多すぎるという意見が聞かれます。その理由は議員に対する不信感からきているようです。しかし議員が満足な仕事をしていないことと、議員数を削減することは全く別のことです。
議員が仕事をしていないのであればその議員をやめさせればいいのです。議員定数を削減しても仕事ができる議員が選出されるとは限りません。議員定数を削減するのではなく、誰が仕事をしていて、誰が仕事をしていないかがはっきりわかる仕組みをつくることが必要なのではないでしょうか。
ちなみに神奈川県相模原市の市民団体「相模原市議会をよくする会」は議会傍聴を欠かさず、その結果にもとづいて
市議会議員の通信簿を作成しています。
それではいった何人の議員数ならば適正なのでしょうか。いま東御市の市議会議員は19名です。議員定数は地方自治法によって決まっています。東御市の人口は約3万2千人ですから、地方自治法によれば法定上限数は26人です。
東御市は平成16年4月に旧東部町と旧北御牧村が合併してできました。この時それぞれの議会の議員さんはそのまま新市の議員となりました。その数35人です。その後平成16年11月に選挙が行なわれ22人の議員さんが誕生しました。その後平成20年11月の選挙ではさらに3人減員し、現在の19人になっています。すなわちここ3回の議員選挙では毎回のように議員数を削減してきています。
それでは長野県内の他の市と比べて東御市の議員定数はどのような位置にあるのでしょうか。下記に県内19市の議員数と人口、議員一人当たりの人口を掲げます。
〇長野県19市の議員定数(市名、議員数、人口、議員一人当たり人口)
長野市 41人(378千人)9.2千人
松本市 34人(227千人)6.7千人
上田市 34人(163千人)4.8千人
飯田市 27人(108千人)4.0千人
佐久市 34人(100千人)2.9千人
安曇野市28人( 96千人)3.4千人
伊那市 26人( 71千人)2.7千人
塩尻市 24人( 68千人)2.8千人
千曲市 24人( 64千人)2.7千人
茅野市 18人( 57千人)3.2千人
岡谷市 18人( 54千人)3.0千人
諏訪市 15人( 54千人)3.6千人
須坂市 20人( 54千人)2.7千人
中野市 22人( 46千人)2.0千人
小諸市 21人( 45千人)2.1千人
駒ヶ根市15人( 34千人)2.2千人
大町市 20人( 32千人)1.6千人
東御市 19人( 31千人)1.6千人
飯山市 17人( 24千人)1.4千人
3万人以下の駒ヶ根・大町・東御・飯山の4市で比較すると一番少ないのは飯山の1.4人、一番多いのは駒ヶ根の2.2人、大町と東御が1.6人で同数となっています。こうした点から考えるとまずまずの水準ではないかと思います。皆様はどのように思われますか。