小学校の避難訓練に参加しました

９月１日は関東大震災が起こった日であり、防災の日となっています。私は滋野小学校の避難訓練に参加しました。地震が起きたという想定のもと、それぞれのクラスから安全に避難するという訓練でした。ちょうど小雨が降っていたため避難場所は体育館になりました。

従来避難訓練は学校だけで行っていましたが、今回は東日本大震災の後、最初の防災の日ということで、地域の皆さんと一緒に実施するということになり、区長さんやＰＴＡの皆さん達と参加することになったものです。

子供たちは机の下にいち早く隠れたり、整然と並んで避難したり、おしゃべりをすることもなく、みんなしっかりとした訓練ができました。

訓練終了後、滋野小学校の防災計画の内容についてお話をお聞きしました。これまで小学校には防災計画といえるような詳細な計画は何もなかったそうです。今回東日本大震災を契機に教頭先生を中心に作成したそうです。

子供達の安全を守るためには学校だけでは限界がある、地域の協力も必要だということで避難訓練に地域の皆さんをお呼びしたとのことでした。

とてもいいことだと思いました。しっかりとした計画をたて、地域の人々と共に子供達の安全を守ることが何よりも大切だと思います。しかしいくつか問題点もありました。これから大いに議論して地域の応援を得て、より良い防災計画ができればと思います。

これが線量計です

友人から放射能を計る「線量計」を借りてきました。とても小さくてびっくりしました。線量計と言っても難しいことなど何もありません。計るところに置きさえすれば自動的に計測して画面に表示してくれます。

実はこの線量計はみんなの共有です。価格は約５万円だそうです。２千円を出資した２５人で共有し、いつでも借りられるようになっています。私も２千円を出して仲間に入れてもらうことにしました。それで２日間ほど借りることができました。ご自分で身近な放射能を計ってみたいと思われる方はぜひご一報ください。２千円で線量計のオーナーになりませんか。

借りてきてからまず自宅の机の上で計測しました。それが上の写真です。０.０９マイクロシーベルトでした。毎日新聞に載る長野や松本の放射線量が０.０５マイクロシーベルトでしたのでやや高いかなと思いました。誤差もあるということでしたのでまあこんなもんでしょうか。

そこで自宅の前の中屋敷公民館の庭で計測。０.０９でした。ブランコの下は０.０８。思い立って滋野保育園に行き園庭の中央で計測。０.０５でした。砂場は０.０６。まず心配のない値で安心しました。

途中で激しい雨になったので計測は中止でした。借りている間に滋野１０区の公民館で計測し、またお知らせしようと思います。

９月議会の一般質問通告を行いました

９月１日は９月議会一般質問の通告期限です。昼に議会事務局を訪れ発言通告を行ってきました。今回の私の一般質問は被災地支援と太陽光発電、不適正な事務処理の３つです。私の発言順序は７番目でしたので、９月１３日朝９時ごろになる見込みです。質問の詳細は以下の通りです。

１、これからの東日本大震災・福島原発事故被災者支援をどう進めるか。
　
３・１１の東日本大震災・大津波・福島原発事故から半年が過ぎ去ろうとしている。宮城県気仙沼市への職員派遣も１０月上旬をもって終わる。これからの被災地や被災者への支援のあり方をどのように考えるのか。
（１）被災地・被災者支援のため東御市はこれまでどのような取り組みを行ってきたのか。
（２）その支援活動は質・量ともに十分効果を上げたのか。その取り組みの中でどのような問題があったのか。
（３）半年が過ぎ職員派遣も終わる。これからの被災地・被災者への支援の取り組みをどう考えているのか。

２、市民を巻き込んだ太陽光発電の普及をどのように進めたらいいのか。

福島原発事故では広大な土地が放射能で汚染され多くの人々が避難を強いられ故郷を失った。いまこそ原発に依存するエネルギー政策を転換し、太陽光をはじめとした再生可能エネルギーの普及促進に取り組まなければならない。
（１）東御市における太陽光発電普及への取り組みはいまどこまで来ているのか。
（２）太陽光発電のさらなる普及のために何が障害となっているのか。それを乗り越えるためには何が必要か。
（３）今後、東御市としてさらなる太陽光発電の普及を進めるためにはどのような取り組みが必要と考えるか。

３、料金等の口座引き落としデータの未送信という不適切な事務処理 はなぜ生じたのか。

７月末、保育料やオフトークの使用料等の収納にかかわる事務において八十二銀行への口座引き落としデータが送信されず、２６３４件の１７８０万円の未収が発生した。昨年に引き続いて不適切な事務処理が続いている。
（１）今回の事務事故の全容がどのようなものだったのか明らかにしてほしい。
（２）なぜこうした事故が起きたのか（担当者の理解度、マニュアル、チェック体制、マネジメントの関わり）。
（３）昨年から図書館や上下水道局で不祥事が続いている。職員の綱紀粛正への取り組みは効果をあげているのか。