放射性物質の拡散状況について

2011-09-03 05:22:40 | 議会活動
8月25日、国立環境研究所(茨城県つくば市)は東京電力福島第一原発から放出された放射性物質の拡散状況のシュミレーション結果を発表しました。同所は3月11日の事故発生から3月下旬までに放射性物質が東日本でどのように拡散したかを、大気汚染物質拡散予測モデルを使って分析したそうです。

それによると長野県内には群馬県側から放射性物質が飛来し、北信、東信の一部に中信、南信より多く落下したとしています。放射性物質はおもに3月15日夜から16日にかけて地面に沈着したそうです。

下記をクリックしてください。セシウム沈着積算量では放射性物質が時間の経過とともにどのように拡散してゆくかよくわかります。そして私たちの東御市もその西の端にあたっています。

ヨウ素131の沈着は風の影響が大きいのに対して、セシウム137は風に加え雨とともに落下するそうです。一部の地域で問題になっている局所的に放射線量が高い「ホットスポット」の出現は雨の降り方などが影響していると考えられているそうです。

● 国立環境研究所東日本関連ページ

● セシウム沈着積算量

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