
田中駅通路から見た南口周辺の様子です。

田中駅南口周辺の配置図です。
平成23年の9月議会は田中保育園建設問題をめぐって揺れています。東御市においては現在一地区一園という基本方針のもと、保育園の建て替えが進められています。すでに祢津保育園は完成、滋野地区では東保育園と滋野保育園の統合が決定。新しい保育園用地も決まり基本計画がまとまっています。和(かのう)地区でも西部保育園と和保育園の統合が決まっています。
これに対して田中地区においては新しい保育園の建設場所をめぐり住民の皆さんの中で意見が対立。田中地区保育園検討委員会の多数意見は田中駅南口を支持、市当局も南口への建設という方向で動いています。一方加沢区は現地建て替えを譲らず対立しています。
この対立が9月議会で表面化しています。市側は田中駅南口に建設するための調査費632万円を計上、一方、田中駅南口への建設にあくまで反対する加沢区は住民の署名を添えて陳情書を提出。対立は抜き差しならぬところまで来て、議会としての判断が求められることになりました。
明日の総括質疑で補正予算が審議・採決されます。一方陳情は社会福祉委員会で審議され最終日の27日に採決されます。いずれにしてもここまで対立する前にどうにかできなかったのかと思うと残念でなりません。これまでの田中保育園問題についての関連記事を以下に掲げます。
●子育て世代に朗報です
●住民自治が問われています
●田中駅南口振興を考える