いよいよ巨峰の出荷が始まりました

2011-09-17 23:26:49 | 趣味・野良仕事

わが家では2.3日前から今年のぶどうの出荷が始まりました。毎年お買い求めるお客様にはあらかじめダイレクトメールをお出ししておいたので、次々とファックスが入ってきます。

今年の大きな特徴として種無し巨峰とより大粒のピオーネに対するご注文が多かったことです。これまで4キロ箱中心でしたが今年は3キロ箱のご注文が多かったことです。知人や親戚のご紹介で新しいお客様も増えました。


これがピオーネです。巨峰と同じ紫系の品種ですが種が無く巨峰よりも大粒です。


早朝、ぶどう畑でぶどうの摘み取りを行います。


採ってきたぶどうを選果しご注文をいただいたお客様ごとに包装をおこないます。2キロ、3キロ、4キロと3種類あり、品種も巨峰、種無し巨峰、ピオーネとさまざま。間違えないように確認しながら仕事を進めています。

このブログをご覧いただいていらっしゃる皆様、よろしかったらご注文ください。おいしい秋の味覚を信州からお届けします。

アドレスは次の通りです。m-wakabayashi@po15.ueda.ne.JP

東御産ワインを楽しんできました

2011-09-17 22:58:21 | 雑感

17日夕方から芝公園の屋外ステージの前にテーブルが設けられ、巨峰の王国祭りの20周年記念イベントであるワインガーデンが行われました。


ステージではジャスや弾き語りの音楽、テーブルには市内3醸造所でできたおいしいワインと振興公社の地ビール。お話しも弾みます。机の上のキャンドルも雰囲気を盛り上げてくれます。


日が落ちて心地よい風が吹きムードも満点。この頃から大勢の方々がご家族で、友人達と、子供たちも連れ立って、三々五々集まり始めました。


まわりのテントでワインやおつまみを販売しています。


終盤近くなって突然の雨。傘が広がりました。それでもとても良かった、来年もぜひやってほしいという声がしきりでした。

舞台装置はそろっていました。夏の終わりのたそがれ時、青空と緑の芝生の上でさわやかな風を感じながら、ご夫婦、ご家族、友人などと一緒に、ステキなジャズや音楽を聴きながら市内の醸造所で醸し出されたワインや地ビールを傾ける。とてもお洒落で雰囲気満点のひとときでした。こんな時間が東御市で過ごせるなんて思っても見ませんでした。

スタッフの皆さん、ご苦労様でした。雨になってしまって途中で失礼しましたが後片付け大変だったろうと思います。今年だけでなく地元の催し物として定着することを願っています。

巨峰の王国まつりでした

2011-09-17 15:30:24 | 議会活動
9月17.18日と二日間にわたって恒例の「巨峰の王国まつり」が開かれています。今年は20回目の節目の年でありこれまで以上に盛大に行われます。夕方からは初めての試みであるワインガーデンが開催されます。市内にあるワイナリーのワインを飲むことができます。


9時から芝公園で開会セレモニーが開かれました。


市長の挨拶のほか東御市の観光親善大使である高見山関も参加されました。


東北の気仙沼からは4千匹のさんまが大漁旗とともに送られてきました。


恒例の祢津の城山と八重原の外山城との狼煙による交信に挑戦。


まず城山から白い狼煙があがりました。ちょっと見えにくいかも・・・。


八重原の大地からも白い狼煙があがりました。やはり見えにくいですね。


長野県の観光マスコット「あるくま」君も来てくれてこどもたちに人気でした。

明日もあります。お近くの方はぜひおいでください。浅間サンラインから来て東部湯の丸インター前の信号を下ってください。案内板が出ています。

田中保育園問題を考える(2)

2011-09-17 04:13:37 | 議会活動
田中保育園についてこれまでの経過とその対応について考えてみたいと思います。

● これまでの経過

東御市においては、1地区1園(一つの小学校区に一つの保育園をつくる)というという方針のもと、保育園の整備を進めてきました。現在までに祢津保育園が建替えられ、滋野(しげの)と和(かのう)でそれぞれ2つの保育園の統合新築が進められています。

田中地区でも改築検討委員会で平成21年12月に全員の賛同を得て、田中駅南口への移転新築が決定しました。しかし現地建替えを主張するK区は住民が知らない間に決定されたと主張。検討委員会ではK区の提案を受け入れ、3つの案に絞ってその優劣を検討。平成22年11月、検討委員会の多数は田中駅南口への移転に同意しましたが加沢区の賛同を得られず一本化を断念。市長に判断をゆだねることになりました。

市長は田中駅南口への移転を決定。9月議会にそのための調査費を計上。一方K区は調査費の削減と、南口への建設に反対する陳情署を議会に提出するにいたり両者の対立は抜き差しならぬものとなりました。

● 問題を考えるいくつかのポイント

これまで建設場所をめぐり2年にわたり空白が続き、合併特例債の期限が迫り場所を一つに絞り込まなければならない時期にきていました。場所選定にあたっては保護者の皆さんの願いは広い駐車場と交通の利便性ということでした。現在の田中保育園は道も狭く駐車場と園舎が離れていて使い勝手が悪く不評でした。

K区の主張には当初は「歩いて通えたのに遠くなる」「検討委員会の中にK区の住民が少なかった」など地域の利害を窺わせるものがあり、私にとって違和感がありました。その後南口の環境問題などにも言及しています。

一方8億円をかけた田中駅南口の南北連絡通路は、私が前回の市会議員選挙でムダな公共工事として主張したところでこだわりがありました。そこに保育園をつくるということに対して違和感を覚えました。8億円をかけてまで整備したのだから商業施設や流通、工場などこれからのまちの発展に寄与するものであると思います。

しかし、この地域の周辺で広くて道路事情が良く、利便性がいい場所と言えば選択肢は自ずから狭められてきます。現実的な解決策を考えるとすればやむをえなかったのでしょう。

この間の市の対応に対しても問題を感じていました。平成22年11月に検討委員会で田中駅南口という多数意見が出てから8ヶ月間、市側から現地立替に固執するK区への働きかけはありませんでした。そんな中8月下旬になって調査費を計上することになり、遅ればせながら保護者説明会、市民説明会があわただしく開催されました。

● 協働のまちづくりにおける住民合意のあり方とは

私はこの間の市が行ってきたやり方にもK区の皆さんの対応にも問題があると感じています。協働のまちづくりを進めるためにはお互いの信頼が何よりも大切です。そこにおける住民合意のあり方は単なる多数決ではなく「納得と合意」であるべきです。一方住民側もいたずらに自己の立場に固執することなく、譲るべきところは譲り、地域全体のことをおもんばかる態度が欠かせません。

今回の問題は協働のまちづくりの難しさをあらためて感じさせてくれました。

● この問題に対する私の態度

以上から私は市の側にも住民の側にも問題があると感じています。もう一度話し合いのテーブルにつくべきなのです。そのような立場から私は「調査費の削減」案に賛成しました。一方田中駅南口に反対するK区からの陳情には反対の立場を表明するつもりでいます。

しかし一部の方から「補正予算に修正案を出しておいて、それが否決されたら補正予算そのものに賛成したのは分かりにくい」というご批判をいただきました。確かにまわりからはそのように見えたかもしれません。これは私の不徳のいたすところです。

市が田中駅南口と決定したことはこの時期になってやむをえないことでした。しかし市は決まったことだからと突っ走るのではなく、住民説明会で出された環境に対する不安に対しては十分な調査を行うなどして責任を持って進めていただきたいと思います。そしてK区の皆さんとも話し合い、信頼関係の修復を図ってほしいと思います。

K区の皆さんも子供たちのためにこれまでのわだかまりを捨てて、前を向いた議論をしていってほしいと思います。

日めくりカレンダー