本日も舞台が丘事業について書き込みをしていただきました。いただいた書き込みでは投稿していただいた方の真意が伝わらないかと思いましたので、勝手ながら文章に少し手を入れさせていただき、下記に掲載いたします。
① 市庁舎前の駐車場は一段低く、階段がとても不便でした。2階建ての立体駐車場を造る場合、2階部分を本庁舎と同じ高さで造ればとても便利になります。下の駐車場も柱のぶんだけロスしますがそのまま使えるので、立体駐車場の不便さはありません。逆に高校のところに駐車場を造った場合、坂の上り下りをしなければならず不便になります。
② 道路を造った場合、当初予算の15億円が16億・17億に膨らむ場合もあります。すると立体駐車場を造った場合と道路を造った場合の差が、21億円対26~27億円の比較になり、立体駐車場の優位性がさらに高まるのではないでしょうか。
③ 道路を造った場合、現在の東御清翔高校とグラウンドの間の道路を廃止することになっています。地元の県区では今までの道が通れなくなり、逆に不便になるという意見も出ています。求女川の自然工法工事が終わった後、また工事を行うのでは二重経費となります。村の中の交通量が増えて、通学時にあぶない、など道路建設に反対の人が多いです。
上記の投稿について解説をさせていただきます。①については東御市庁舎の実態がわからないと理解できないと思います。市庁舎がある場所は千曲川の河岸段丘で、南斜面に沿って市庁舎があり、その下の段に駐車場が配置されています。投稿者が言っているのはこの駐車場の上に屋根をかけ、その上を立体駐車場として利用したらどうかというのです。立体駐車場の2階部分は市庁舎と同じ高さにすればフラットになり便利ではないかと言うのです。
一方、東御清翔高校と同じ段に駐車場を設ければ、市庁舎や中央公民館を利用する場合、坂を下りたり上ったりして返って不便になると指摘しています。
②については道路を造った場合、追加工事が生ずる恐れがあると指摘しているのです。上記の地図をご覧ください。新しい道路は消防署の前で文化会館から国道18号線に抜ける道につながります。
実はこの道路は国道に向かってかなりの下り坂になっています。中央公民館入口の信号がある国道との交差点は特に道幅も狭く、右折車がいれば直進車も左折車も動けず朝夕などは慢性的な渋滞となっています。また急傾斜であるため積雪などがあった場合にはスリップ事故も発生しています。とりわけ新しい道路を東に進んで右折する場合、急な下り坂であるため、下から登って来る車が見にくく交通事故の危険性が生じています。
ですから道路を造った場合、文化会館から国道に抜ける道路の拡幅などの追加工事が必要になります。このあたりの認識についてはまだ市の担当者に聞いてありませんので、今後詰めて行く必要があります。投稿者はこうした事情から、道路建設費用は15億円から大幅に増えるのではないかと懸念されているのです。
③で指摘している「東御清翔高校とグラウンドの間の道路」については上記の地図をご覧ください。確かにグラウンドと校舎の間に細い道路があります。高校側にすると生徒がグランドに行く際、一般道路をわたらなければならず交通事故の危険性があるのです。長野県からはこの道路を廃止し高校側に譲渡してほしいという要望が市に寄せられているとのことです。しかし地元はこの道路は生活道路でもあり廃止には反対している方が多いという地域の実情を述べていただいています。
道路建設の問題点について多面的に検討されており、とても参考になりました。ありがとうございました。市民の皆さんの率直なご意見をお待ちしています。このブログで発表させていただきます。
① 市庁舎前の駐車場は一段低く、階段がとても不便でした。2階建ての立体駐車場を造る場合、2階部分を本庁舎と同じ高さで造ればとても便利になります。下の駐車場も柱のぶんだけロスしますがそのまま使えるので、立体駐車場の不便さはありません。逆に高校のところに駐車場を造った場合、坂の上り下りをしなければならず不便になります。
② 道路を造った場合、当初予算の15億円が16億・17億に膨らむ場合もあります。すると立体駐車場を造った場合と道路を造った場合の差が、21億円対26~27億円の比較になり、立体駐車場の優位性がさらに高まるのではないでしょうか。
③ 道路を造った場合、現在の東御清翔高校とグラウンドの間の道路を廃止することになっています。地元の県区では今までの道が通れなくなり、逆に不便になるという意見も出ています。求女川の自然工法工事が終わった後、また工事を行うのでは二重経費となります。村の中の交通量が増えて、通学時にあぶない、など道路建設に反対の人が多いです。
上記の投稿について解説をさせていただきます。①については東御市庁舎の実態がわからないと理解できないと思います。市庁舎がある場所は千曲川の河岸段丘で、南斜面に沿って市庁舎があり、その下の段に駐車場が配置されています。投稿者が言っているのはこの駐車場の上に屋根をかけ、その上を立体駐車場として利用したらどうかというのです。立体駐車場の2階部分は市庁舎と同じ高さにすればフラットになり便利ではないかと言うのです。
一方、東御清翔高校と同じ段に駐車場を設ければ、市庁舎や中央公民館を利用する場合、坂を下りたり上ったりして返って不便になると指摘しています。
②については道路を造った場合、追加工事が生ずる恐れがあると指摘しているのです。上記の地図をご覧ください。新しい道路は消防署の前で文化会館から国道18号線に抜ける道につながります。
実はこの道路は国道に向かってかなりの下り坂になっています。中央公民館入口の信号がある国道との交差点は特に道幅も狭く、右折車がいれば直進車も左折車も動けず朝夕などは慢性的な渋滞となっています。また急傾斜であるため積雪などがあった場合にはスリップ事故も発生しています。とりわけ新しい道路を東に進んで右折する場合、急な下り坂であるため、下から登って来る車が見にくく交通事故の危険性が生じています。
ですから道路を造った場合、文化会館から国道に抜ける道路の拡幅などの追加工事が必要になります。このあたりの認識についてはまだ市の担当者に聞いてありませんので、今後詰めて行く必要があります。投稿者はこうした事情から、道路建設費用は15億円から大幅に増えるのではないかと懸念されているのです。
③で指摘している「東御清翔高校とグラウンドの間の道路」については上記の地図をご覧ください。確かにグラウンドと校舎の間に細い道路があります。高校側にすると生徒がグランドに行く際、一般道路をわたらなければならず交通事故の危険性があるのです。長野県からはこの道路を廃止し高校側に譲渡してほしいという要望が市に寄せられているとのことです。しかし地元はこの道路は生活道路でもあり廃止には反対している方が多いという地域の実情を述べていただいています。
道路建設の問題点について多面的に検討されており、とても参考になりました。ありがとうございました。市民の皆さんの率直なご意見をお待ちしています。このブログで発表させていただきます。