舞台が丘の説明資料が配布されます

2012-01-16 21:48:32 | 議会活動
舞台が丘公共施設整備事業説明資料が配布されます。この資料は12月議会で市長が開催を約束した市民説明会で使用するものです。資料にはこの計画の概要、事業の目的・効果・必要性、事業費、計画図などが掲載されています。

舞台が丘整備事業についての市民向け説明資料としては初めてのものです。市報お知らせ版と一緒に各ご家庭に配布されますので、どうぞ手にとってご覧いただき事業の妥当性をご検討しただければと思います。

下記をクリックいただければPDFファイルがダウンロードできます。ご利用ください。
●舞台が丘公共施設整備事業説明資料


舞台が丘公共施設整備一覧表


舞台が丘公共施設整備事業計画図

お手紙を頂戴しました(その3)

2012-01-16 07:04:19 | 議会活動
前回のブログで舞台が丘第1期工事の増額に伴う契約変更について賛成討論、反対討論の内容を掲載しましたが、賛成討論を行ったのは私です。確認申請許可が出る前の暫定図面で入札を行うなど、この間の市の対応は極めて問題が多くどのような態度をとるか悩みました。もし私が反対にまわることでこの議案が否決されれば、今後の舞台が丘整備事業の推進にあたり極めて重大な事態に陥ることが予想されました。

市側からも反省の言葉があったこと、今後の事業推進については市民へ説明責任をはたして行くとの態度表明もあったこともあり、最終的に賛成することとしました。しかし決してもろ手を挙げての賛成ではないことを表明するため、あえて賛成討論に立つことにしました。以下にその全文を掲載いたします。

「議案第77号 東御市庁舎等増改築工事変更請負契約について」の賛成討論(平成23年12月議会 平成23年12月16日)

◆ 私は本議案に対しまして賛成の立場で発言いたします。

 本議案につきましてはこれまでの全員協議会、本日の総括質疑において議論がなされ数多くの問題点が指摘されております。
 第1に、確認申請を経ずして入札・契約を執り行ったことであります。入札には確認申請は必要事項ではないという意見もありますが、市民の一般常識から考えても異例でありました。
 第2に、議会が契約承認するにあたりそうした重要な事実がなんら議会に知らされてこなかったことであります。増築工事が生ずる懸念があるという情報は契約締結にあたって考慮しなければならない重要事項であります。
 第3に、こうしたことにより結果的に議会を軽んずることになったことであります。議会は市民の代表であり行政とともに市政を運営する一方、行政をチェックすることが求められております。そのためには必要な情報が議会に公開されていなければなりません。今回行政は意図的ではないにしろ議会をないがしろにしたと言われても仕方がありません。

◆ しかしながら一方ではいくつかの考慮しなけばならない事項もあります。

 第1に、すでに工事が発注されていることであります。もし本議案が通らないことがあれば舞台が丘整備事業の推進に重大な遅延が生じ、今後の第2期工事にも影響を与えかねません。
 第2に、本案件による増工は確認申請を許可するにあたって求められた耐震基準を満たすための必要欠くべからざる工事であることであります。
 第3に、確認申請をとることなく入札を急いだ背景には十分考慮できるやむをえない事情があることであります。すなわち3・11の東日本大震災による被災地復興のために建築資材の調達に支障をきたすのではないかという恐れがあったこと、既存建物を活用するためには解体工事と増築工事を一体のものとして実施するほうがコストダウンできること、合併特例債の期限が迫っており今後の工事スケジュールを考えれば何としても春までには入札を終え工事に着手しなければならないという事情があったことであります。

 すでに市側からも今回の事態に立ち至ったことに対して深甚な反省の意思表示がなされております。こうしたことを考慮し、私は本案件の採択はやむを得ないと判断いたします。以上本案件に対する賛成討論といたします。

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