駐車場問題をさらに考えます

2012-01-25 07:51:03 | 議会活動
舞台が丘整備事業で市当局の説明では新しい道路の必要性の一つに駐車場問題をあげています。私は基本的には新しい道路沿いに駐車場を設けたとしても問題は解決しないのではないかと考えています。なぜなら駐車場問題の背景には使い勝手の悪さがあるからです。

例えば昨日も中央公民館の講堂で300人規模の集会が開かれていましたが、中央公民館前の駐車場は満杯でしたが、本庁舎前の駐車場は空きが目立っていました。こうした問題を解決するためにはまず市民の皆さんが市役所や中央公民館を訪れるときどのような動きをしているかを知る必要があります。これを動線と言います。

下図は現在の舞台が丘周辺の動線を表しています。入り口がたくさんあるために様々な動きが見られ、その中には中央公民館を通過して本庁舎に行くという複雑な動きも見られます。こうした動きが渋滞や交通事故につながります。



それでは新しい道路をつくった場合の動線を見てみましょう。下図をご覧ください。従来の駐車場に加えて新しく駐車場をつくったためこれまでの動線に新しい動線が加わることになります。新しい動線に従来の動線が一部吸収されると思いますが、大多数の動線はそのまま残るものと思われます。これでは通過車両も問題も解決されません。



問題解決には駐車場を分散するのではなく集中することが必要です。集中することにより特定の駐車場が満車でも他の駐車場は空いているという不均衡は発生しなくなります。今回本庁舎前の駐車場と中央公民館前の駐車場を分断していた上下水道庁舎が取り壊しになります。いまのところはここに公園とオブジェをつくる計画のようですがこれを本庁舎と中央公民館をつなぐ連絡通路や駐車場にすることを提案したいと思います。

駐車場をまとめることで動線を絞り込むことができ、渋滞の緩和が期待できます。大金をかけて新しい道路をつくり小規模な駐車場をあちこちにつくっても、問題解決のための効果は薄いのではないでしょうか。


終日フル回転でした

2012-01-25 00:25:12 | 議会活動
24日は朝から夜までフル回転でした。まず午前中は広報調査特別委員会がありました。2月1日発行の「市議会だより」の最終校正でした。ことばの表現一つひとつまで細かくチェックします。午前中いっぱいかかって校正終了。今回の表紙は本会議場です。大勢の市民の方が傍聴に見えていたところを写真に撮りました。議場の雰囲気を感じ取っていただければと思います。



午後は上田地域市町村議会議員研修会が上田市のセレスホールでありました。上田市、東御市、長和町、坂城町、青木村の2市2町1村の議員さんに今回からは立科町の議員さんも加わりました。講師は全国都道府県議会議長会の元議事調査部長の野村稔氏。「地方議会の新たな課題について」と題して講演していただきました。これまでの経験をもとに議会改革についてユーモアたっぷりにご提言をしていただきました。



夜は中央公民館で県議会「改革・新風」の県政対話集会が行われ、会場いっぱいの300名の市民の方が参加しました。対話集会は地元選出の石和県議の司会で始まり、会場からの質問に対し14名の県議が熱心に答えていただきました。県政がより身近に感じられとても好評でした。


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