王子神谷と代々木の生姜焼き

はじめて降り立った駅・・・南北線の「王子神谷」。東京の北部、北区です
いつものごとく所用で行ったのですが、夕飯時だったので「どんな中華に会えるかな？」「美味い生姜焼きはあるかな」とワクワクしていたわけで（笑）

　

と、ほど近い商店街の中ほどにあった“昭和のたたずまい”。ガラスの陳列ケースに出前用のバイク、そして温かみのある木枠の引き戸。吸い込まれるようにして店内に入ると、ちょいと洋風テイストのイスとテーブル
『とんかつ　ミヨシ』。
本来はとんかつ＆フライを筆頭とした洋食のお店のようで、ハムエッグ、ナポリタン、マカロニグラタン、カレー、チキンライスなどのメニューが目を引きます

　　

卓上メニューにはなかった生姜焼きですが、壁の自筆メニューにその名を見つけて注文しました



「はい～、おまたせ～」と運んでくれたおばちゃん。「店を開けてですか？４５年ですよ。なんてことない店ですけどねぇ」と愛想がいい。なんか嬉しい
玉ねぎと一緒型の生姜焼き。生姜のすりおろしが効いているけど・・・むむニンニクかいや・・・かすかに・・・かすかに豆板醤（トウバンジャン）の辛味が・・・かすかに。深みのあるガツンの味。いい


一方こちらは東京の中心・新宿区はＪＲ代々木駅。これまた「昭和の喫茶店」の看板に心を奪われ店内に

　

『お食事処　喫茶かんな』
「私たちだけですでに４０年以上。親から受け継いでいるから・・・古いお店だわよ～」と元気なおばちゃん。



ワンプレート型の生姜焼き定食。王道の生姜ダレ。しか～し、後から黒胡椒の香りが口に広がる大人の味・・・って、そんな難しくないけど（汗）　でもさ、いわゆる和風の生姜ダレには味噌汁が良く合うんだよねぇ。



もうひとつ。こちらは愛妻が頼んだグリルチキン。
わお絶品です。下町の王者です。ソースの下に隠れているチキンのカリカリ焼け具合にホワ～ンとしてしまいましたぁ