加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ジャケ買いの2枚(+1枚)④

2021-04-16 | レコード

ジャケ買い第4弾

欧米人の、日本や中国を表現するイメージのひとつに「英文字の字体」があります。何と言いますか・・・この字体を見ただけで「あ~、日本の事を言ってるんだな」「中国をイメージしているんだな」とわかります。

こんな文字ですね。「固くて跳ねている」 この様な文字で書かれたタイトルを見ると「この作品はどんな内容なのかな?」と気になるわけです

     

「FLOWER DRUM SONG」(1958年?/コロムビア)

アメリカのミュージカルのサントラ盤です。ウィキペディアによると、1958年に製作され、元は小説だったようですね。不安定な社会情勢から逃れるために中国からアメリカに渡った中国人家族を描いた作品のようです。

欧米人が描く中国的なイメージ、そのままのデザインですね。日本人が描くとまた違いますよね。

ちなみにこのミュージカルの演出はジーン・ケリー主演にミヨシ・ウメキ、パット・スズキ、ラリー・ブライデン。

     

「FLOWER DRUM SONG」(1961年?/DECCA RECORDS)

原作・小説を元に製作されたアメリカの映画のサントラ盤。ミュージカル版にも出演していたミヨシ・ウメキがこちらでも活躍。

ジャケ裏にある写真を見た限り、ミュージカルのようなダンス場面もあるようですね。ウメキがナイトクラブのオーナーとの事なので、店内でのショータイムなのかも。

あ、いや・・・・・・レコードを聴くとほとんどがミュージカルナンバーなので、もしかしたらミュージカル風仕立てなのかもしれません。いずれにしてもワクワクするようなオーケストラサウンドです

      

「SAYONARA」(1958年/ENTRACTE)

ウイキペディアによると、朝鮮戦争時期の日本が舞台の作品で、米国軍人と日本人女性の悲しい恋物語のようですね。

当時、朝鮮戦争特需という言葉があったように、朝鮮戦争が勃発すると在日米軍から日本に発注された物資などによって、国内経済はそれなりに好景気になりました。またアメリカ本土から派遣されて来た兵士や前線から戻って来た兵士を迎える環境もあったのでしょう。日本人女性との交流もあったようです。戦後直後の米兵相手の”オンリー”とは全く違った女性像が、この作品では描かれているようです

主演にマーロン・ブランドとナンシー梅木。この梅木女史。上記の「フラワー・ドラム・ソング」に出演していたミヨシ・ウメキですね。

戦後にジャズ歌手として活動し、歌の勉強のために渡米した関係でこの映画に出演。さらにこの作品で、東洋人として初のアカデミー賞(助演女優賞)を受賞したそうです

ジャケ裏にはこのような写真が一枚掲載されているだけで全容はわかりません。収録曲には「さくら」がそのままあったり、チャンチキおけさのようなリズム感のある曲も収録されています。

見てみたいなぁ

 

コメント (2)
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