コロナ禍により精神的にもきつく、舞台セットにより身体的にもきつかったのか、千秋楽の翌日はなかなか布団から起きられませんでした
2年近くぶりの舞台ってのも影響していたのかなぁ。その間に老化が進んだとも言えますが(笑)、とにかく体がきつかったぁ~
でね、その和室セットですがね、私は好きなんですよ和室が。畳が好きなんですよ でね、私が演じた通称トムさん。登場するたんびに「正座」しちゃうんですよ。演出意図もあったのですが、私自身が輪をかけてトムさんを正座するキャラクターにしちゃったもんで
でね、どうなったかというと・・・もともと結構な腰痛持ちで、脚も膝もあまり良くないのが、ずっと正座ですからね。後半のある場面では30分近くもジッとっ正座。足が痛くしびれて来るから、ちょっとずつ体の重心をずらしてみたり、腰や背中を伸ばしてみたり・・・その瞬間は、ほんとその瞬間はラクに感じるんですけど結局はあっちこっちに負担がかかって、で結局結局結局は頸椎から背中からもう殆ど全身が痛くなっちゃって
ここだけの話・・・ある回では出番が終わって暗い袖中(舞台裏)に戻った途端にめまいがして、観客から見えないように腰をかがめていた出演者を蹴っぽってしまったんですよ。まぁ、軽くですけどね。 めまいがしちゃうとその瞬間何をするのかも忘れちゃうもんだから、使わなくなった小道具を持って楽屋に行かなきゃならないのを忘れてね。他の出演者が持ってきてくれたり
(稽古場)
稽古中はね、ちゃんとした普通の畳の部屋で稽古したんですよ。時折胡坐にしながらも何時間も座る癖をつけてね。でまぁ、それでひと月近く稽古していたから本番に臨めたわけですが、本番の舞台の畳ってのはこりゃ偽物で 平台と言っていわゆる舞台用の木の板に、ゴザを貼っ付けてあるだけだから、もう固いのなんのって。正座した瞬間は膝が”コンッ”って音がするんですよ
おかげで千秋楽の出番終了直後の足はこんな感じ。ひざは軽くアザと出血、足首と足の甲は赤く腫れてます。いやいやいや・・・ 甚平や作務衣を着るキャラだから、足袋でも履いときゃよかった・・・と今頃後悔しているキャリア30余年のイタルです。
朝。庭に出てみると、愛妻によって洗濯された衣装や汗拭き用のタオルが干してありました。
「あ、終わったんだなぁ・・・」 と、いつも思うんですよね。
公演が終わっての楽しみがひとつあります。「ナマモノ解禁」です
今回はコロナのせいで打ち上げができなかったので、後かたずけのあとは早々に帰宅・・・といっても21時過ぎでしたが。
ナマモノ解禁時恒例のマグロの漬け丼が用意されてましたぁ~~~
さらに翌日の昼は、外出する愛妻を笑顔で送り出したあと、「へっへっへ・・・」と地元商店街にあるすし店で握りラ~~~~~ンチ
そうそう。打ち上げはリモートだったんですよ 仕方がないとはいえ・・・切ない。でもね、みんなで飲んだんですよ。画面越しだけど、楽しかったですよ。私、缶ビール500と自家製梅酒をぐびぐび飲んじゃいました
チーズのスナック一袋、煎餅の小袋、イカさき・・・
リモ飲み中のパソコン画面を撮ったのですがね、ほら、化粧を落とした女性陣もいるし、室内を見られたくない人もいるし、まぁその他いろいろ理由があって掲載できませんでした。みんな、いい顔してた~~~
さて。という事で・・・次に向かって動き出しま~~~す