先日。お喋りしたくなりましてね。お墓を訪ねてきました。穏やかでとてもいい天気でした。
珍しく、ほかに参拝者がいなかったので、15分ほど喋ってきました。あ、還暦報告も。もうボスよりも8つも年上になってしまったんですね。
「太陽にほえろ!」最終回。捜査のために部屋を出て行く刑事たちに「頼むよ」と見送るボス。
そのリハーサル風景の貴重なスチール。
ボスの間近にいるスタッフが羨ましいですぅぅぅぅぅぅ
自身の体調が思わしくないために、「太陽にほえろ!」を降板する決断を下した裕次郎さん。このラストカット撮影の時はどんな思いだったのでしょうね。15年近くも連続して続いたドラマ。現代のようにシーズン1、2のように”休息期間”を挟んで製作されるわけでなく、つねに連続性をもって作られていた当時のドラマ。「自分がこの番組を引っ張っているんだ」という思いも強くあったでしょう。後進の俳優はもとよりスタッフを見守り育てて世に送り出すという側面も、ボスの立場にはあったでしょう。万感の思い・・・と言ってしまえば簡単ですが、様々な思いや記憶が蘇っていたのではないでしょうか。
カメラはステージの外で、中に向ける状態で撮ったんです。
あの頃は夢中で、日常の一連の撮影としか思いませんでしたが、テレビドラマ史上、歴史的な瞬間に立ち会えた事を歳を重ねる毎に実感します。
おー!あの場所にいらしたんですか!という事は関係者?うらやましい限りです。
相手役の桂田さんはかなりプレッシャーだっただろうなぁ。