イタル三景

劇場でのイタルです



一生懸命アイラインを入れてます　昔は結構太く入れていましたが、最近は１本・・・かな。ナチュラルメイクを目指してます



舞台のからくりです。木造の壁「下見板」が懐かしいでしょ？我が家も昔は下見板でした



昼の部と夜の部の間の時間を利用してロビーで仮眠。お客様でにぎわうロビーも、この時間帯は役者やスタッフの休息の場です

さて、いよいよ横浜公演千秋楽です　旅館の若旦那まっしぐら～～

充実の朝

舞台２日目、無事終了。近所の方、役者仲間、学生時代やサラリーマン時代の仲間など多くの方が見に来てくれています。感謝　で・・・公演中いつもの事なんですが・・・うちを出る前のひと時。



必ず「太陽にほえろ！」のサウンドを聴くようにしています　やっぱりね、好きなサウンドを聴くと、まして「太陽！」だとテンションがあがるんですよ　もちろんレコードです　片面約２０分。ちょうどいい長さだね。聴き終えて、いざ、出陣



春目前ですね。叔母が桃の花を持ってきてくれました　花を見て季節を感じる事が出来る・・・私もいい歳の取り方をしているのかな

貫太郎さん

おかげさまで無事に幕が開きました　千秋楽＆旅公演終了までしっかりと“若旦那”を務めまて参ります
さてさて、共演の山田貫太郎さんをご紹介します　今回の舞台ではコメディタッチで人情味あふれる楽しい番頭さんを演じています



前列中央のサングラスが貫太郎さん。新国劇出身で五大座長の先輩に当たります。チョイ悪おやじ風ですが、非常に優しくどこに行ってもムードメーカーで、周囲を楽しくしてくれます。写真は先日誕生日を迎えた貫太郎さんをみんなでお祝いした時のものです



今回は貫太郎さんと２人で楽屋を使っています。新国劇と言えば時代劇　貫太郎さんも数多くの時代劇の舞台やテレビに出演しています　ちなみに先日亡くなった緒方拳さんや、「Ｇメン'７５」の若林豪さん、「仮面ライダー２号」の佐々木剛さんも新国劇の出身です。
着物の着付け、帯の締め方、所作・・・５年前の夢座公演で、僕に現代的な普段の生活ではなかなか経験する事のない「和風」を教えてくれたのも貫太郎さんです。



右は大和田伸也さんの楽屋です。左が僕らの楽屋ですが、しっかりと「貫太郎さん江」と染め抜かれた絹製ののれんを掛けました　どちらも粋でカッコいいよねぇ　

10年目の初日

おはようございます。昨日まで数日間降っていた雨も上がり今朝は快晴です　久しぶりにスカッとしています。最高の初日晴れです。
いよいよ今日から公演が始まります。横浜夢座と共に歩んで10年。心して臨んできます



横浜ランドマークプラザ　賑やかな商業施設の5階にランドマークホール（劇場）があります。思えばここにも10年通っているわけです。もちろん公演がある時だけですが、楽屋やロビーは我が家のようでもあり、ホッとする自分がいます



舞台から見た客席です　数時間後にはここがお客様で満杯になります。ウシッ　行ってきます

舞台開催記念！

明日からの横浜夢座「憂いも辛いも、いろはにほへと」上演を記念して、主役お二人の貴重なレコードをご紹介します。



ＮＨＫ朝の連続テレビドラマ「いちばん星」（'77年）のサウンドトラックアルバム　このドラマの主役だった某女優が病気のために放送開始2か月目あたりで降板、その後任として大抜擢を受け主役デビューしたのが、我が横浜夢座座長・五大路子さんです。
昭和の流行歌歌手第1号とされている佐藤千夜子の半世紀を描いており、津川雅彦、伴淳三郎、佐々木剛（仮面ライダー2号！）、木内みどりらが新人・五大路子をサポート、最高視聴率４０％以上をはじき出したとか



こちらはその翌年の'78年にリリースされた五大座長のファーストアルバム。和風・古風を好む彼女らしく、タイトルは「むらさき式部」。可愛いくて透きとおった声が印象的です



こちらは大和田伸也さんのシングル盤「友よ」（'74）。さわやか且つ男らしいイメージの伸也さん　骨太い声で友達の事を思う歌を唄っています



'76年の大映映画「君よ憤怒の河を渉れ」。東映を退社した高倉健が初めて他の映画会社に出演した映画　主演は他に原田芳雄、中野良子。もともとシナリオでは「老刑事」だった役を、大抜擢を受けた伸也さんのために若い刑事役に変更したそうです（伸也さんの話）。

舞台作り着々と

稽古日程をすべて終え、いよいよ舞台作りです



舞台上部に吊るす黒幕のサイズを整えています



大道具スタッフが丹精込めて作った建具を組み立てていきます。まるで大きなプラモデル



「旅館」の雰囲気を醸し出す照明器具がセットされていきます



前日まで稽古場だったリハーサル室では、衣装スタッフが最後の仕上げに余念がありません



そして私を含めて俳優陣はヘアメイクスタッフによって、事前の打ち合わせ通りに髪型を決められていきます。私は刈り上げ～～～～　「旅館の若旦那」が間もなく誕生します　風邪をひかないように注意するのも仕事のうちです。　写真にはありませんが、他に音響スタッフがスピーカーを舞台裏や上部に仕込んだり、サウンドチェックをしていきます
こうして、時代の最先端を行くヨコハマ・みなとみらい地区の劇場が、昭和８年の旅館にタイムスリップする訳です　皆さん、人情味豊かな旅館にどうぞお越しくださいませませ

次々と・・・

舞台の本番まであと僅かと迫っております。稽古場では連日通し稽古が行われ、緊張感と共に最後の仕上げに入っています
その一方、関係者や共演者の家族からは差し入れが次々と届いています。約８時間もの間、稽古場からほとんど外に出られない我々やスタッフとしては、非常にありがたい後方支援です



圧巻なのはおにぎり６０個、鶏のから揚げ大盛り、手作りおしんこでした。共演の由紀ちゃんのお母さんが朝早くから一生懸命作ってくれました。感謝感激　由紀ちゃんのサイト「今橋由紀のホームページ」もよろしく





通称「お茶場」。入れたてコーヒーやお茶、お菓子や果物などが常時並べられています。５分休憩の時にちょいとつまんで気分をリフレッシュ



稽古で汗を流した分、水分補給をせねばなりません・・・って事で、我が愛妻からは飲料水ペットボトルがド～ンと届きました。愛情たっぷりの水でございます



食べて飲んで幸せそうな五大座長、貫太郎先輩、麻恵ちゃん　ほらほら稽古が始まりますよ～～～

イタルの隠れ家

私の大好きなショットバー「Ｈａｐｐｙ　Ｂｌｕｅｓ」です
昨年末に音楽好きの地元先輩に連れられて行ったのが始まり。１枚板の大きいカウンターがど～～んと横たわっているお店の雰囲気もシンプルで好きなのですが、何よりもマスターのコレクションのレコードを目の前でかけて聴かせてくれるという環境がたまりません
同世代のマスターを相手に店名となっているブルースを初め、ロックや歌謡曲あるいは楽器の話に花が咲きます。マスターもバンドを組んでおりドラムをやっているそうです。
メニューはＤＲＩＮＫのみ　それも１杯５００円～という嬉しい値段　ＦＯＯＤはありません。目の前に置いてあるガラスのボトルに入っている柿の種やジャイアントコーン、かりんとうなどの駄菓子をつまむ程度です。
緊張した稽古から解き放たれて、疲れた身と心を癒してくれる憩いの場です　ＪＲ関内駅徒歩３分。