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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

お寿司屋さんのあさり丼

2013年01月12日 15時20分00秒 | Kanother下町日記
でたん本所支部的お正月の恒例行事、深川七福神巡り。今年の年始は何だかんだあってまだ巡ってなかったんですが、深川七福神さんのご開帳期間は、元日から15日まで。てなワケで本日、七福神さんを巡らして頂きやした。

深川の七福神さんは、徒歩で約2時間コース。だのでスタート前にまずは腹拵えってぇことで、門前仲町の「鮨 三ツ木」さんへ伺いました。こちら「鮨 三ツ木」さん、ついこないだっからお昼のランチ限定で『お寿司屋さんのあさり丼』てのをお出しになってて、こいつが気になってたんですよね。

お店に入ると、カウンターは常連さん?で埋まってます。皆さん、お昼から一杯やって上機嫌。下町らしい、なかなか良い雰囲気が漂っております。でたん本所支部ご一行はテーブルへ着席、さっそくお刺身付きのセットとともに、常連さんよろしく冷酒なども頼んで、チビチビやりながら待つこと暫し。



こちらがお刺身付きセット。写真には入ってないですが、これにあと海苔のお吸い物がついてました。手前の小鉢はハゼの甘露煮なんですが、このハゼがご主人自ら釣り上げたもの。実はご主人、江戸和竿の製作で江東区より「マイスター」の称号を頂いているんだそうです。寿司を握ればマイスター、竿を作ればマイスター、そしてハゼ釣りでもマイスター。いやはや、何ともオットコ前なご主人さんなんですよ。



この『お寿司屋さんのあさり丼』、お寿司屋さんだけあって、ご飯は酢飯。深川のあさり丼って、汁かけ型炊き込み型に2分されるわけですが、このそんな深川あさり丼界にオリジナリティ溢れる新星登場!といった感じでしょうか。

シッカリと味付けされたあさり煮と酢飯のマリアージュが素晴らしいのは当然として、焦げ目がつくくらいに焙って小さく刻んだお揚げさんと揚げ玉が乗ってんですが、この揚げ玉のカリカリとした歯触りがヒジョーに好アクセント!

この「揚げ玉乗せる」って言う発想、Kanother的に感動しているワケです。何故って、お揚げさんはまだ稲荷寿司とかで使いますが、揚げ玉ってお寿司屋さんの食材としてはあんまりないワケではないですか?てことは、日常的には食材としての揚げ玉を全く念頭に置いていないハズなんですよ。そいつをフッと思いつくって、つくづく凄ぇなあと思うんですわ。

てか、あさり丼としては揚げ玉なくても成立してるんですよ?揚げ玉なくても多分全然旨いワケですよ。でもそこに一捻りと一手間を加える。「プロの仕事」ってなぁ、こういうことを言うんでしょうね。

「鮨 三ツ木」さんの『お寿司屋さんのあさり丼』、いやはや絶品でした。絶対にまた喰うッ!

菊次

2012年12月23日 23時23分00秒 | Kanother下町日記
でたん本所支部周辺は所謂下町エリアで、なかなかに庶民的な呑み屋がそこここに軒を連ねてたりするワケですが、そんななか、最近出来た魚系の居酒屋さんがあるんですわ。

Kanother的によく通るとこにあるんで、前を通るたびに店内をチラッと眺めたりしてたんですが、出来た当初は、まあこれがお客さんが入ってなくて、いつ見てもガラガラって感じだったんですね。

それがここ最近は結構そこそこお客さんが入ってる感じになってたんで、あのガラガラ時代からここまで入るようになったってぇことは悪くないんだな、こらボチボチ入らないかんかな、と思っていた矢先。な、何と越後のYMO中氏が上京の折にこの店に立ち寄ったんだと。そして大層良かったんだと聞かされたワケです。しまった!先を越されたッ!てんで早速訪れたのが「魚がし酒場 菊次」さん。

間口が狭くて奥に広い、所謂「ウナギの寝床」的な作りで、店内はカウンター席に机が少々。ただ、配置が良いのか、必ずしも狭さは感じません。そしてまだ出来て新しいので、店内も綺麗で明るい。

そして「魚がし酒場」を名乗り、「毎朝、築地に仕入れに出てます」を謳い文句にしてるだけあって、魚メニューのクオリティは流石って感じなんですが、何より特筆すべきは、そのお値段。刺身メニューは400円、300円、200円の3プライス。どうですか、このCPの高さは?



こちらは自家製〆鯖、300円也。300円っつっても、鮮度の低さを酢でガンガンに〆めて誤魔化してるようなシロモノじゃないのは、写真の色つやで分かりますよね?刺身を酢にチョイと浸した程度の、緩~い〆め具合。これはKanother的好みにドンズバですわ。



そしてこちらは菊次さんの名物「漬け茶漬け」。特製のタレに漬けこんだ漬けマグロを乗せて、上から焙じ茶をかけた一品なんですが、シンプルなようでいてこれが実に旨い。いや、シンプルが故に旨い、と言うべきか。

刺身系の茶漬けと言えば、お茶でなく出汁をかける的な色気を出したくなりがちですが、あくまでもシンプルに焙じ茶。これがなかなかに潔くて、逆にサッパリしてて良いんですよね。

いやはや、菊次さん、今まで横目で眺めながら入店せずにやり過ごし続け、大変申し訳ございませんでした!以後、チョイチョイ寄らせて頂くことと致しますッ!

深川かかしコンクール&深川美楽市

2012年09月17日 23時59分00秒 | Kanother下町日記
本所支部近にある、深川資料館通り商店街。Kanotherツレアイが世話んなってる「深川いっぷく」があるこちらの商店街では、毎年9月に「深川かかしコンクール」なるものを実施しておりやす。



今年で15回目となるこの「深川かかしコンクール」。この時期、深川資料館通り商店街はかかしで一杯になるワケなんですよ。そんな「深川かかしコンクール」、本日は東京都現代美術館にて表彰式だったんでした。賞は区長賞をはじめ金賞、銀賞、銅賞や各種協賛賞もあったりして、表彰式はたっぷり2時間行われてたりすんですが、中にはFC東京賞なんてぇのもあったりするんで、サッカー系のネタでキッチリとかかしを仕上げたら、あなたも受賞出来ちゃうかも?ご関心のある向きは是非、来年のコンクールにご参加下さいやし。参加して良し、眺めて良し。結構、おもろいですよ!マジでマジでッ!



そして来週23日(日)には、こちら深川資料館通り商店街にて足もみテントをはじめ、各種物販、焼き鳥、利き酒&和菓子、フランス菓子、大道芸等々が商店街を賑やかにひしめく路上イベント「深川美楽市」ってのも開催してるんで、皆さまこちらも是非ともお越し下さいやしッ!Kanother的にも何気に酔っ払って歩いてる予定?

「深川美楽市」
2012年9月23日(日)12時~17時
白河・三好三丁目歩行者天国(深川資料館通り)

食酒所 豆

2011年09月23日 23時59分00秒 | Kanother下町日記
今日は地元で、地元のあんなヒトやら、地元所縁のあんなヒトやらが、何しろ色々集まっての地元お祝い呑み会です。

そんな地元呑み会の場所は、地元のあんなヒトからご紹介の錦糸町のお店「食酒所 豆」。Kanother的に入院経験アリの都立墨東病院にほど近い、隠れ家的な呑み屋さんです。

こちらのお店、なんで豆って名前なのかと言うと、『仕入れた新鮮素材は、その日のうちに「まめに手造り」』てのがモットー、てことからのようです。

そういった『適材仕入れ』のスタイルを守り続けて、東京東部の呑み屋激戦区・錦糸町にて既に開店から16年とのこと。てこたぁ、Kanother入院時にはここにあったワケですね。知らんかったす。シツレーしやした。

店内はってぇと、ホワッとして落ち着いた感じの照明と、暖かい感じな木造りで統一感のある内装がリラックスさしてくれる、何ともマッタリとした空間。

料理の方は結構創作料理系で、且つこのテの店にありがちな「皿ばっかデカくて料理はちょっこし」的なこともあんましなくて、男的にも喰い応え充分。満足度高いッすよ。酒のラインナップとして梅酒がかなり充実しとるんで、女的な満足度も高いんではないでしょうか?

とは言え内装やらムードやらが、店内に流れるズージャとも相まって小洒落ちゃったりしてるもんだから、でたん稽古後打合せ場としては幾分使いづらいのですが、旨いことは間違いないので機会をみてまた寄らして頂きたいとおもいやす。



かかし表彰式@現代美術館

2011年09月19日 16時30分00秒 | Kanother下町日記
今日の午後は、前にもこちらでご紹介した、深川資料館通り商店街、かかしコンクールの表彰式。

これまた既にお話し致しましたように、ツレアイが出展してたってぇこともあり、表彰式観戦のために東京都現代美術館まで足を運んだんですが、なんと思いもよらずツレアイかかしが銅賞を頂きました。ビックリ。ま、かかしが着てるTシャツが良かったからねぇ。



今回で14回目を数えるかかしコンクール、今年は過去最高の160余りの出展があったそうです。そんなワケで各種協賛賞もあったことで、表彰式はたっぷり2時間行われておりました。マルエツ賞など、カップラーメン1箱が副賞につくんですよ。持って帰るの大変そうですが。他にも地元FM局である「レインボータウンFM賞」には、ラジオ番組出演の副賞がつくとあって、司会をしていた若手落語家の方がマジで羨ましがってました。

何はともあれそんな深川かかしコンクール、ご関心のある向きは是非、来年のコンクールにご参加下さいやし。結構、おもろいですよ!マジでマジで!