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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

六文つけ麺

2013年03月04日 03時04分00秒 | 六文そば
先日、久し振りに雑居ビル界隈を彷徨いたKanother。Kanotherと雑居ビル界隈と言えば、やはり六文そばを抜きには語れません。

てなワケで2年3ヶ月振りくらいに訪れた、懐かしの六文そば。ああ、相変わらず天ぷらメニューが豊富だな~と思いつつ店内に所狭しと貼られたメニューをグルリ眺めていると、1枚の紙に目が止まりました。そこに書かれた文字は「つけ麺」。な、何と!あれほどのアイテム数を誇る六文そばに、またまた新メニューが増えているんですよ、この2年3ヶ月ほどの間に!何たる開拓者精神でしょうか?

てワケで早速オーダーしたつけ麺。出てきたそれは、ルックス的には所謂人気つけ麺店のそれを彷彿とさせるような太麺と魚粉臭。何故か別皿で添えられたベーコンが微妙な違和感を醸し出していますが、とは言えまずまずな出来映えではないでしょうか?

さっそく麺を箸で摘み上げて魚粉臭たっぷりのつけ汁に浸し、ズズッと啜ると・・・・・・あれ?味が薄い。ちょっとずつ汁も併せて啜りつつ喰うくらいがちょうど良いくらいな味わい。

ああ、そうか。ここは立ち喰い。最後にスープ割り夜露詩句ってなサービスはないわけなので、麺の喰い終わりと同時に汁も飲み干せる程度の味がちょうど良いワケですな。なるほど。そう考えれば、この程度の塩分濃度も納得。何故に今さら魚粉系つけ麺?と言った違和感を除けば、全然問題のないクオリティです。

しかし。ここで1つKanother的に感じ入ったのは、この飽くなきメニュー開拓者精神。そこなんですよ。何がって、確かに六文そばにはラインナップにはラーメンとか冷やし中華だのと言った中華メニューはありましたが、麺は通常の中華麺。つまりはこのつけ麺だけのために、太麺を在庫させているワケです。

このことは他の具材も同様。つけ汁は勿論つけ麺専用だし、チャーシューもラーメンに用いられているものとは異なっています。ベーコンだって、他に使用するメニューはありません。シナチク以外には他のメニューと共有可能な材料は1つもない。まさにこのつけ麺だけのために、在庫を置いているワケです。

そうまでして、今さらながら魚粉系つけ麺をラインナップに加える必要があったのか?何てぇ野暮は言いません。そこにあるのは飽くなきメニュー開拓者精神。そうですよね、六文さん?

それにしても、まさかまたまた新メニューが増えているとは思いませんでした。六文そばは、やはり宇宙だ・・・・・・



六文肉そば

2010年11月01日 11時01分00秒 | 六文そば
実は先日辺りから、またまた雑居ビル界隈で彷徨いているKanother。Kanotherと雑居ビル界隈と言えば、やはり六文そばを抜きには語れません。

てなワケで1年半振りくらいに訪れた、懐かしの六文そば。ああ、相変わらず天ぷらメニューが豊富だな~と思いつつ店内に所狭しと貼られたメニューをグルリ眺めていると、1枚の短冊に目が止まりました。そこに書かれた文字は「肉そば」。な、何と!あれほどの数のトッピングバラエティを誇る六文そばに、新メニューが増えているんですよ、この1年半ほどの間に!何たる開拓者精神でしょうか?

しかも、あの1年半前の六文そばには、獣系トッピングはメンチカツしかなかったんですよ。そんな六文そばが満を持して投入する、肉そば。こらぁ否が応にも期待が高まるではないですか、ねぇ?

てワケで早速オーダーした肉そば。出てきてみてまず意外だったのは、肉が豚肉だったことでした。何故って、西日本で肉うどんやら肉そばやらと言えば、そこに乗る肉は牛肉であるのがフツーだからです。関東では「肉」といえば豚肉ってのは、何かで聞いたことがありますな。だから関東では「肉まん」というところ、肉と言えば牛肉を指す関西では「豚まん」と呼ぶみたいな、そんな話し。

それは広島でも同じで、こちらでも何度かご紹介した、広島市民球場(&ズムスタ)の「カープうどん」。天ぷらうどん、きつねうどん、肉うどんの3種のあるカープうどんも、肉うどんに乗る肉は、やはり甘辛く煮付けられた牛肉です。

しかし六文そばのそれは、豚肉。しかも、このまま皿に盛ってメシを添えれば「しょうが焼き定食」として出せるような味付けの豚肉なんですよ。てか、豚しょうが焼きそのものが乗っていると言うても過言ではない感じです・・・・・・と聞くと「むむむ~」って感じですが、これが意外とイケるんですよ。

何よりも驚きだったんが、しょうが焼きのタレの溶け込んだそばツユってのが、「何でぇっ?」てなくらいにマッチしてて飲めちゃうんですよ。たぶん、そばツユに溶け込むことを想定した味付けがしてあるに違いないんですよ。そうとしか思えない、フィット感。六文そば、やっぱり侮れないっす。

そして、そんなスペシャルさは器にも感じられます。六文そばのそば丼は数多の立ち喰い同様にメラミン的な合成樹脂製なんですが、この肉そばの丼の材質は陶器。何故か他のそばとは別の、肉そば専用丼で供されるんですよ。ね?やっぱリキ入れてタレを味付けてるって感じが伝わってくるでしょ?

それにしても、まさか新メニューが増えているとは思いませんでした。六文そばは、やはり宇宙だ・・・・・・



酒処、六文?

2009年10月30日 20時10分00秒 | 六文そば
雑居ビル界隈をウロウロしている頃。ふと気付くと、あれはもう5ヵ月も前の話しになってんでした。ホント、光陰矢の如し。

あの雑居ビル界隈の日々は、同時に六文そばの日々でもあったワケですが、あれほどまでに通った六文そばも雑居ビル界隈を離れてしまえば、すっかりご無沙汰。ふと思い出すことはあっても足を運ぶまでには至らずにいます。

そんなある日のこと、日本橋界隈を歩いているときに、な、な、何と六文そばを発見!雑居ビル界隈&アキバ界隈以外では初です。

おぉ~こんなとこにも六文が、と感慨深く繁々と眺めながら、つ~っと視線を上の方に写すと、な、な、何とそこに「酒処 六文」の看板が!何ですってぇっ?

我が眼を疑いながら視線を上へ下へとさせたKanotherでしたが、何度見ても間違いはなし。同じビルの1階に六文そばが、2階に酒処六文が入ってんです。いや~、ビックリした!

残念ながらその時は昼間で、六文そばはやってんですが酒処六文の方は営業してる様子がなく、後ろ髪引かれながらその場を立ち去ったんでした。

そしてその後も再訪の機会を得られずにいるKanother。でもこれは絶対に行かなければならんですよね。そう遠くないうちに絶対に訪問したいと思うておりやす。そん時はまた、ここでお知らせしたいと思いますです。



かけそば

2009年03月24日 13時10分00秒 | 六文そば
かねてよりご紹介を続けている六文そばシリーズ。天ぷらメニューやら丼メニューやらデフォルトうどんメニューやらサイドメニューやらを着々と消化し、本日、ついに大団円を迎えました!最後の最後を飾るのはヤッパシ基本中の基本、かけそばでございます。

シリーズ第1弾のかきあげ天そば以来、六文そばでは色んな具を乗せては喰い、うどんデフォルトメニューやらサイドメニューやらカレーやらラーメンやらと喰うて参りました。かきあげ天そばのエントリが昨年9月25日であったことを思えば、ここまで何と長い道のりだったことでしょう!

この間に岩手福島長野清水岐阜滋賀京都大阪への国内出張りだけでなく、遥かアラブエーゲ海までの海外出張りなどもありましたし、広島市民球場は最後のオープン戦開催までも終えましたし、安馬は大関になりましたし、年末年始は挟みましたし、YMO中は越後へ転居しましたし、でたんは3回も演りました。そう考えればホント、長かったねぇ。恐るべきアイテム数だよねぇ、六文そば。そんな色々を思い起こしながら眺める、かけそば。感慨深いよねぇ。



・・・・・・って、よくよく写真見ると、いつもと器が違くない?と気付いたあなた。ヒジョーにスルドイ!

そうなんです。いつもの六文樹脂丼ではなく、今日の器は陶器丼。六文そばでは大盛りを頼むと、この陶器丼で配膳されるんです。最後の最後にただフツーに大団円を迎えてもつまらんと思いましてね。大盛りで最後を締めてみました。

ちなみに六文そばの大盛りは、1.5玉。大盛りの発注を受けた時点で、おやっさんがそばの玉をタオルでも絞るような格好でエイッとだいたい半分にネジ切り、その半玉+別の1玉をサッサッといつものように手早く湯がき、湯切り後に陶器丼にあけて上からダシをかけネギを乗せて出来上がり。その手際は流石に鮮やか。

大団円とは言いながらも、好みの天ぷら2種載せが可能な「お好み天丼」、こいつはまだ数度しか喰うておりやせん。これからの残り少ない雑居ビル界隈立ち回り期間中、色んな組み合わせのお好み天丼で、まだまだ六文ワールドを楽しみたいと思っている、Kanotherなんでした。


六文式

2009年03月17日 23時53分00秒 | 六文そば
かねてより繰り返しご紹介の六文そば。

しかし、この六文は何故飽きないのだろうか。食べても食べても素朴で後にくど味が残らないからではないか。

その秘密はきっとこの六文のダシにあるのでしょう。その確かな証拠は、・・・・・・店内の掲示を見たまえ。六文のダシは昔風の工法で造っているではないか。

たしかにこのダシの工法は新機軸です。このアイデアはぼくの母も昔考えていたものです。

もしかしたら六文そばはぼくのおッ母さんではないですか。ぼくが生まれる以前のおッ母さんなのでしょう!随所に感じられる関西DNAも、実はそう言うことなのでしょう!そうなのでしょう!

・・・・・・ はぁはぁ ・・・・・・ ぜぇぜぇ ・・・・・・

いかん。ぼくは淡々と六文を喰わなければいけないのだ。故にこれ以上、詳しいことは聞きますまい。

何しろそんなワケで、1週間も六文を喰わなければ、Kanotherの左腕はしびれるようになったのです。