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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

ギリギリボーイズ

2006年08月31日 23時57分17秒 | ぶちでたん


お気づきの方もおられるかと思いますが、既に半月ほど前からサイドメニューのリンク集にひとつのメニューが加わっております。その名も「DJじんののギリギリ日記」。そう、RainbowtonwFM79.2DJにして我々でたんにドリーマーナンバー024を与えし男、当ブログでもコードネーム「J」でお馴染みの、あの彼のブログでございます。

ギリギリでいつも生きていたいJ氏の、OAには乗らないプライベートトークが読めるのは、このブログだけ!

もちろん、OAトークはRainbowtonwFM79.2からネット経由で聞くことができます。江東区をこよなく愛すJ氏のブログ、是非是非立ち寄ってみてにゃんまげ。

たまにでたんも登場するかも??

素麺2

2006年08月30日 23時59分53秒 | 関心事
・・・・・・てなわけで、早速Kanother家でも梅とろろそうめんを試してみました。

そうめんはやっぱし、揖保の糸。こいつをアルデンテに茹であげておきます。んで、若福さんは刻み山芋&パリパリ梅で歯触りを出してましたが、Kanother家にはパリパリ梅はなかったんでフツーの梅干を種を取って解して用いやした。山芋も刻み用とおろし用とか分けるんも何なんで、思い切って全部ササッとすりおろしてしまいやした。

で、歯触り役として抜擢したのは、若福では細切りだったのを少しばかし太めにザックリと切って歯応えを増しといたキュウリ。そして、これはツレアイアイデアなんすけど、これに刻みミョウガを加えて山芋、梅と混ぜ合わせ、アルデンテ揖保の糸にかけたんでありました。

どんなもんかな~と思いつつこいつを口に運んでみれば、このミョウガが大成功!はっきし言うて、若福より旨かったかもしれん。喰いながら、若福に駆け込んで「ユー、梅とろろそうめんにミョウガ入れちゃいなよ?」と伝えたくなるほどでした。

ミョウガの効果的には、歯触りを補完するとともに、やはりその香り。そうめんといえば、ミョウガ。定番っしょ?これが。梅ともとろろとも喧嘩せず、てかむしろ完璧にタッグを組んでそうめんを盛り上げてるんである。これなら、むしろとろろや梅がむやみにパリパリシャキシャキしたほうが却って邪魔かも。それくらい、ミョウガの加入によって全体がバランスし、そして活性化されてるんである。

てなわけで、皆さんもご家庭で、是非お試し下さい。材料は山芋、梅干、ミョウガ、キュウリ、そうめん、以上。夏の夜の食事にジャスト・ピッタシ!


※あまりの旨さにがっつき過ぎて写真撮り忘れました。で、この写真は東京・渋谷は釜揚げうどんの旨い店、澤乃井の提灯。麺つながりってことで夜露詩句。19日のでたんライヴ打ち上げでも2軒目に寄らして頂きやした。

饂飩

2006年08月28日 22時34分21秒 | 関心事
さて、続きましては麺類二題の二題目。皆さんは「一本うどん」なるうどんをご存知だろうか?

蕎麦よりはむしろ饂飩文化圏であるところの西日本・広島からやってきたKanother的にも、そのような名前・形態のうどんは聞いたことがない。そして、それを始めて目にしたのが、池波正太郎作「鬼平犯科帳」のなかでなんである。

件の一本うどん、作中では指ほどの太さでとぐろを巻いて盛られたやつを、柚子や擂胡麻、葱などの薬味をあしらった濃目の汁で食べるってな解説になってるんであるが、こんなもん読んだって皆目見当がつかん。

だもんで、ちとばかし調べてみると、何と東京・文京区は本郷のうどん屋さんで、鬼平の味を再現したという、一本うどんを出すお店があるというではありませんか!

んなわけで、早速ツレアイが諸先輩方と喰いに行ってきた(Kanother自身は当日所用により行けず)んであるが、出てきた一本うどんに一同驚愕!四人で四人前頼んだんであるが、四人前の一本うどんは女四人では全く喰いきれんヴォリュームで、結局喰えずに残ったそれは自宅で待つKanotherへのお土産となったんであった。店の主人によると、女四人では絶対に喰えんだろうと踏んどったそうです。実際、喰いきれずお土産にするお客も多いそうで。

さてこの一本うどん、そんなこんなのお話しは聞いてたんであるが、ツレアイが持ち帰ってきた実物を見て、やはりツレアイ一味同様にまんまと驚愕してしまったんであった。



「指ほどの太さ」てな話しであったんであるが、まあ指なんてもんじゃない。敢えてこれを指というならば、アンドレ・ザ・ジャイアントか曙の親指である。そんくらいにブッとい。そして、そのブッとい麺が名の通り一本、とぐろを巻いており、端から箸で切りながら、お出汁に潜らせて喰うんである。

そして、そんなブッというどんは比較的麺自体に塩味が効いており、潜らせるお出汁はどちらかというと関西風のあっさり目。これに摺胡麻、小葱、山葵などの薬味を混ぜて喰うんであるが、その喰い応えってばこれがまたアンドレ級。歯応えもさることながら、喰い進めるにしたがってボディに確実にダメージが蓄積されていくのが実感できるんである。見た目以上に重いパンチなんである。明らかに箸を進める手が鈍ってくるのがわかるんである。恐るべし、一本うどん。

何とかフルラウンドを戦い抜いたKanotherだったんであるが、蓄積されたダメージは翌日まで抜け切らず、昼食ではOLさんが喰うようなちっちゃなコンビニ弁当1ヶすら持て余し気味だった、Kanotherなのでした。

素麺

2006年08月27日 22時01分10秒 | 関心事
この週末は亀戸天神のお祭り。そんなわけで、Kanotherはツレアイとともに散歩がてら亀戸天神さんに赴いたんであった。

ここ江東に越してきて既に2年余、実は亀戸天神に行くのはKanother的には初めてだったんであるが、そのせいか見るもん見るもん物珍しくってしょうがない。

天神さんの境内には大きな池があるんであるが、そこには朱塗りの小さな太鼓橋が2本架かっており、そこから池を眺めると、亀戸だからだか何なんだか、池には無数の亀が泳いでたり、文字通り甲羅干ししてたりしてるんである。これがまた眺めてて非常にナゴムんである。

それほど広くはない境内に、それなりのサイズの池があるもんで、それ以外の通路部分というのは比較的狭目で、その狭目の通路に所狭しと露店と露店併設の飲食スペースが設けられとるもんだから、歩いてても狭くってしょうがないんであるが、お祭りの風情の中にあってはそれもまた一興。

そしてこの亀戸天神さん、何よりも珍しいのは、そんな日本庭園のような境内のなかに、日本で唯一件、お店が立地してるんである。これが江戸懐石のお店「若福」。

懐石ってぇくらいで、普段ならちっとばかし敷居の高い価格設定のお品書きのお店ではありつつ、お祭りの今日は入り口脇にテーブルを出して、他の露店よろしく、祭り客にビールと喰いもんを路上販売してるんである。

しかし、そこは流石の江戸懐石、出す喰いもんが違いやす。通常の露店ではやきそばだのあんず飴だのといった通常露店的なメニューを出している中、若福で出している露店メニューは「梅とろろそうめん」。夏らしい!

この梅とろろそうめん、スパゲティで言えばアルデンテとも言える若干固めの茹で具合のそうめんにさっぱりめのお出汁をかけ、その上からシャリ感が楽しめるよう、すり下ろしたものに細切れにしたものを混ぜ合わせたとろろ芋に、同じく歯ざわりを楽しめるよう気配られたパリパリ梅の細切れが散りばめられたトッピングがお椀一杯にかけられているんである。そしてさらに細切りキュウリがパラパラと載っけられてるんである。こいつがよく冷えてて旨い!

この一杯に魅了され、来年も絶対に亀戸天神さんの祭りに来るで!と決意した、Kanotherなのでした。



ひげやま

2006年08月26日 01時03分44秒 | 酒場は浮世のパラダイス
そして、学会懇親会から一路向かったのが、江東支部に程近い「ひげの平山」、Kanother家的には「ひげ山」と通称されている、下町の名酒場である。

なぜ一路ひげ山に向かったかといえば、こちらでDJ・J氏も来る地元呑みがあったからなんである。これはやっぱしマスト・参加なんである。そんなこって、既に横浜でしこたまオールドパーを呑んでいたにもかかわらず、ホッピー呑みにひげ山に駆けつけたってぇわけである。

このひげ山、素晴らしいのはホッピーだけではなく、酎ハイ全般に非常にいいんである。Kanotherのお気に入りはパイナップルハイとトマトハイ。こいつらには既に何度もしてやられておりやす。マジで、こいつらのおかげで何度気持ちの悪い朝を迎えさせられたことか。でも呑んでまうんやな、これが。旨いんすわ。

その他、喰いもんも結構いけるんである。メニュー的には、いわゆる酒場って感じではなく、炒め物揚げ物なんでもござれ的な、普通の居酒屋的な感じなんであるが、侮れない旨さ。ここのクリームコロッケなんて結構お気に入りの一品なんであるが、さらに旨いのがハマグリ入りコロッケ。そのまま焼いて醤油を垂らしても旨かろうなってくらいの大粒プリプリのハマグリが、一個丸々クリームコロッケ内に入れられてるんであるが、これがクラムチャウダー的な食感で最高なんである。クラムチャウダー的とかいいつつも、ウスターをドボリと無造作にかけて喰う下世話感。B級感と言うても良いんですが、この辺りがやはり、下町の名酒場たる所以である。

呑んで喋っているうちに、コロッケの衣にはソースがじんわりと染みて、程よくショッパくなったそれを頬張りつつ、パイナップルハイをガブリと呑む。あぁ、書いてるとひげ山に行きたくなってくる・・・・・・

またここが凄いのは、盆暮れ以外はほぼ年中無休で、夕方から午前3時頃まで、毎日やってるんである。以前にも触れたサンドイッチ屋同様、驚異的な働きっぷり。恐るべし、江東。